軍事 戦争 紛争






また、この結果、13日からはロシアの13の都市でインターネット、通信が停止し、銀行業務、キャッシング、モバイル決済での買い物も出来なくなり、キャッシュレスが普及したロシアでは、市民生活が大混乱を起こしていると言う。日本も、もし徹底的なサイバー攻撃を受ければ同じような状態になる可能性が在り、能動的な対策などと言っていないで、実戦経験のあるウクライナと技術的、人的交流をすべきだ。其の前に、すでに入り込んでいる、または反日に手を貸す日本人を排除し、2重スパイをあぶりだす為に、日本にはスパイ防止法や特殊捜査が可能になる法律が在るべきと思うが、、。過去ブログ:2025年5月「能動的サイバー防御」を導入するための法律が成立::2021年3月中国に利用されまくる日本の大学、研究機関と日本政府の腑抜け:1月44人の日本人研究者が中国の「千人計画」に関与:
イスラエルは2025年6月13日未明(日本時間同午前)、イランの核関連施設などを攻撃したと発表した。イランの首都テヘランでは、爆発音が響いた。イラン国営メディアは、市民や軍関係者らに死者が出たと伝えている。
イランは弾道ミサイル ballistic missilesで 報復する考えを示しており、イスラエルは全土に非常事態を宣言した。イランは同日、少なくとも6人の核科学者が殺害されたと認めた。イスラエル・メディアは同日午後、イランが発射したドローン(無人機)はすべて迎撃したと伝えた。イラン南西部のブシェール原子力発電所は攻撃の標的にはなっていない。また、テヘラン南郊ナタンズNatanzの原子力開発施設での放射線量の上昇は確認されていないという。ナタンズの施設はテヘランの南約225キロに位置する。
テヘランでは現地時間午前4時過ぎに爆発音がした。その直後、イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は、同国軍がイランを攻撃したと発表。「非常に近い将来」に反撃が予想されるとし、全土に非常事態を宣言した。国営メディアはまた、イラン軍の一部で有力組織の革命防衛隊(IRGC)のテヘランにある本部が攻撃され、ホセイン・サラミ総司令官Major General Hossein Salamiや、他の高官幹部らも殺害されたと報じた。参照記事 英文記事
イラン国営テレビIRINNは13日、「アリ・シャムハニ氏の暗殺も確認された」と報じた。シャムハニ氏Secretary of Iran's Supreme National Security Council Ali Shamkhaniはイランの最高指導者ハメネイ師の主要顧問で、最高安全保障委員会の事務局長を10年近く務め、西側には有名な人物だったが、2023年半ばに突然解任された。政権内の内紛の結果と言われている。 参照記事
写真左は、現地2025年6月13日夜、イランからの数百のミサイルによる報復攻撃を受けるイスラエルの首都テルアビブTel Aviv, Israel 英文記事
イスラエル空軍は、今回の「大規模な空爆」によって、イラン西部の防空システムの一部だった「何十」ものレーダーや地対空ミサイル発射機を破壊したと明らかにし、攻撃について、「イランの核濃縮プログラムの核心に打撃を与えた」とし、攻撃は「必要な限り何日でも続く」と述べ、「ここ数カ月、イランは濃縮ウランを兵器化するため、これまでにない措置をとった」、「阻止しなければ、イランは非常に短期間で核兵器を製造できる。1年かもしれないし、数カ月以内かもしれない。これは、イスラエルの存続にかかわる、明白で今そこにある危険だ」と主張した。ネタニヤフ氏演説映像
ネタニヤフ首相はまた、アメリカのドナルド・トランプ大統領に謝意を表明。「(トランプ氏は)
イランが核濃縮プログラムをもつことはできないと何度も明言してきた」とした。イスラエル軍が13日に公開した画像では、米国製戦闘機F35、F15、F16がイランへの空爆に関与していたことを示している:写真はF-16。一方プーチン氏はイランに哀悼の意を表明し、自分の違反はさて置いて、イスラエルの行動を「国連憲章に違反する"violating UN Charter"」と非難した。
今回イスラエルのイランの核開発能力と弾道ミサイル開発能力を標的にした軍事作戦=Rising
Lionでは、13日午前3時頃~夜明けまでに約100機の戦闘機=F-35I、F-15I、F-16Iを含む200機以上の航空機が投入され、イスラエル国防軍は「最初に防空システムや弾道ミサイルを破壊し、イランの重要人物を無力化する広範囲な攻撃が極めて精密なタイミングで行われ、イラン軍参謀本部や核科学者を同時に攻撃した」と述べた。
さらにイスラエルはイスラム革命防衛隊の航空宇宙軍上層部が地下司令センターに集まったところを夜通しバンカーバスターで攻撃し、カッツ国防相は「航空宇宙軍のアミール・アリ・ハジザデAmir Ali Hajizadeh司令官、無人機部隊の司令官、防空軍司令官を含む上級将校を排除した」と明かした。中でもイラン革命防衛隊(IRGC)空軍トップの司令官、アミール・アリ・ハジザデ准将:左は、ロシアがウクライナ攻撃でつかう「無人機シャヘド:Shahed-136」の供給を指揮していた人物だったとされる。左の右の写真は地下格納庫。 参照記事 英文記事 参照記事 参照記事
、、計画は相当前から綿密に練られたもので、当事者が驚く程の成功を収めたと言う。イスラエル国防軍IDFが使う雄(おす)ライオンは、聖書の num 23:24「見よ、この民は獅子(しし:ライオン)のように立ち上がり、/獅子のように身を起す。これはその獲物を食らい、/その殺した者の血を飲むまでは身を横たえない」に由来する様だが、原文訳にはLioness:雌(めす)獅子とある。この方面に詳しくないので不明。 英文記事 参照記事 参照記事 参照記事
2025年6月14日:イランがイスラエルに向けて発射した弾道ミサイルの数についてはイスラエル国防軍、イスラエルメディア、イランメディアで大きく異なり、最終的にイスラエル国防軍のデフリン准将は「2回に分けてイランが発射した弾道ミサイルの数は100発未満だ」「大半の弾道ミサイルはイスラエル国内へ到達する前に落下した」「国内に到達した弾道ミサイルのほとんどが防空システムで迎撃された」「建造物に着弾した数は限られている」「地表に着弾した一部は迎撃弾の破片だ」と発表。参照記事 映像:Israeli Sky Lights Up As Iran Launches Massive Rocket Attack:【応酬激化のおそれ】「イスラエルに死を!」イランが「報復攻撃」開始/米・国防総省関係:
、、、イスラエルは、米国のイランの核開発を止めたいと言う政治プロセスに介入し、今回の先制攻撃で自国の戦略的目標を達成したと言われ、その後のイランのイスラエルへの報復攻撃が貧弱だったことからも、イランは立ち直れないほどの大打撃を受けたと言われている。この作戦には、ウクライナの「クモの巣作戦」も利用されたと言われ、作戦は、トランプ、ネタニヤフ、ゼレンスキー氏らによって練られた物だったとの説もある。イランが、軍事面だけで無く、国内の石油、ガス施設も大打撃を負い、経済的にも苦境に落ち入った事は、ロシアにも多大な影響が在り、Rising
Lion作戦は、ウクライナにとっても勝利だったようだ。映像記事:ロシア・イラン同盟が完全破綻!プーチンの戦略構想が崩壊!:


写真左は、イランで量産される自爆型無人機「シャヘド」。写真右下は、2025年6月4日、ウクライナ領内に


また、北朝鮮では、長距離空対空ミサイルの近代化が行われていると指摘した。また、ロシアは北朝鮮に潜水艦および核弾頭を搭載できる弾道ミサイルに関する特殊技術も供与し、北朝鮮は核弾頭搭載ミサイルのキャリア(経験)およびその海上発射に大きな問題を抱えていたが、ロシアがこの点で北朝鮮を支援していると指摘した。参照記事




また、新任の李在明(イ・ジェミョンLee Jae-myung)大統領は、過去に北朝鮮を露骨に礼賛(らいさん)していた人物であり、韓国から兵器を購入する欧州各国も内心穏やかではないだろう。改良点などの機密情報がロシアへ筒抜けになる可能性がある。過去ブログ:2025年6月今年最もつまらんニュース 李在明が次期韓国大統領:2025/6/12映像戦況報告:トランプがプーチン制裁強化!NATOがロシアを完全孤立に!プーチンの最後通牒!露軍100万人死傷者突破!:

それに対し、ウクライナの側は、今すぐにでも戦闘をやめたいのが本音だろう。しかし、無条件降伏するわけにはいかず、ロシアの理不尽な要求をはねのけるためにも、戦い続けざるをえない。
それではなぜ、機が熟しているとは言いがたいのに、ロシアとウクライナは交渉のテーブルに着いているのか。それは、早期停戦を求める米トランプ政権を敵に回したくないからであろう。ロシアは、トランプ政権の立ち回りにより、主要7カ国(G7)の対ロシア包囲網が乱れることを期待している。ロシア・ウクライナともに、「我が国はトランプ大統領が主張する早期停戦に前向きだ」というアピール合戦をやっているわけである。、、」 参照記事2025/6/6:、、それでもプーチンがウクライナへの攻撃をやめない理由:
、、、、上記の様な分析がある中、トランプ氏は、双方攻撃を止めろと言ったり、ロシアに寄りの発言をしたかと思うと、プーチンは狂っていると言い、今は、この戦争自体を突き放したような事を言いながら、米国はウクライナ支援を増強し、米国の要請だと思うが、イスラエルは、湾岸戦争で残ったミサイルを急きょウクライナヘ供与し始めた。この米国の一環しない態度を、トランプ氏の気まぐれだけでは説明が付かない。想像できるのは、米軍上層部の意向で、彼らが一貫してウクライナの軍事的勝利を求めているからではないだろうか?右図は、ロシアの最近の攻撃地域で、ロシアは攻撃範囲を拡大している。日本語映像記事
トランプ政権などいつまで続くか確証は無いが、米国の軍産体制の中で、軍が消滅することは絶対にない。多少はトランプ氏に手柄を立てさせても、ロシアが優位になるような状況変化には絶対理解を示さないだろう。結果的に、軍上層部の意向を無視できないトランプ氏の発言が、曖昧で不安定に見える事態を招いている、、と思う。だがこの状況にトランプ氏は決して甘んじてはいない。其の事は、トランプ政権が米軍上層部の解任を繰り返している事に現れている。参照記事:2025年2月トランプ氏、制服組トップのブラウン統合参謀本部議長を解任:過去ブログ:2025年3月トランプ氏の軍人解雇は国力低下だと国防省内部から非難浮上と会談決裂:
左は、2月に解任された米軍制服組トップのCQ・ブラウン統合参謀本部議長 現在は、トランプ米大統領が指名したダン・ケイン退役中将が統合参謀本部議長:右。統合参謀本部議長のポストに就くには法律上、原則大将クラスの経歴が必要で、中将クラスであるケイン氏が選ばれるのは異例とされる。 参照記事 過去ブログ:2025年6月世界中から傭兵をかき集めるロシア、軍事的勝利を諦めず。しかし、、:
2025年6月11日:ウクライナ軍はロシア軍が6月9日未明、首都キーウKiyvに対し空爆を実施したと発表しました。ウクライナ軍はSNSでロシア軍がキーウへの空爆を開始し、ウクライナの防空部隊が迎撃を試みていると明らかにしました。ボグダン映像記事では、6月10日夜からとなっている。
ウクライナ東部ハルキウKharkiv市当局者らは6月11日、ロシアによる夜間の9分間の無人機攻撃で少なくとも2人が死亡し、子どもを含む54人が負傷したと発表した。テレホフ市長はメッセージアプリ「テレグラム」で、無人機17機が5階建てアパート15棟を集中的に攻撃したほか、市の他の場所にも被害をもたらしたと説明。「数階建てのビル、民間住宅、遊び場、企業、公共交通が直接攻撃された」と述べた。参照記事 2025/6/12映像戦況報告:米上院がプーチン制裁可決!EUの第18次制裁でプーチン脳内パニック!:トランプがプーチン制裁強化!NATOがロシアを完全孤立に!プーチンの最後通牒!露軍100万人死傷者突破!:


ロシアはフィンランド、ノルウェー、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランドと接するモスクワ軍管区、レニングラード軍管区、カリーニングラード特別地区から戦力の大部分をウクライナに転用して消耗したため「NATOと戦う余裕はない」と見る向きもあるが、NATOの主要国=米国、英国、ドイツ、フランス、イタリアと、ロシアと国境を接する加盟国、距離的にロシアと近い加盟国は「ウクライナ戦争が終結後、数年以内にNATO加盟国とロシアの間で戦争が勃発するかもしれない」と本気で心配している。特に軍事面が弱小で、過去にソ連の侵攻を経験しているバルト3国は警戒を強めている。



ルーマニアのダン大統領は「理想的な世界であれば軍隊に一切支出すべきではないが、我々は理想的な世界に住んでいない」と述べ、ドイツのメルツ首相も「ドイツ軍を欧州最強にするため必要な資金を全て出す」とまで述べている。過去ブログ:2025年6月最新の戦況映像と、なぜカザフスタンは戦闘準備態勢強化に?:5月NATOがバルト海諸国に対ロ防衛戦略強化、増強独軍リトアニアに駐留:
旧ソ連諸国の国々が安全保障の負担増に積極的なのは「二度とロシア人の支配下に戻りたくない」という強い意志に起因しており、カザフスタン人でロシア文学が専門のアイナシュ・ムスタポワ准教授は「多くの国々をソ連の一部として同化した人々の意識改革=メンタリ






しかし、そうなる以前に、個人的には、トルコを含む中央アジア、シベリアの共和国、が反ロシアで結束するのではと見ている。そうなれば第3次世界大戦の規模になるが、ロシアには大きな圧力となる。また現状でも、ウクライナの攻撃能力は格段に向上しており、古いソ連時代の攻撃機を改良し、フランス製の誘導型爆弾でウクライナにある弾薬庫、司令所などを破壊している。記録映像 過去ブログ:2025年6月最新の戦況映像と、なぜカザフスタンは戦闘準備態勢強化に?:プーチンの報復 ウクライナ首都、各地へ無人機、ミサイル攻撃:

紹介する2025年6月8日投稿の戦況報告の映像記事 は、日本語翻訳で理解するしかないが、訳も正確で、内容的には貴重なものが多く、分析も的を得ていると思う。



ウクライナはすでに、以前カザフが使っていたロシアのCTCパイプライン上のポンプステーションを破壊しているが、時期的な附合から、ウクライナは事前にカザフスタンに了解を取り付けていたと筆者は見ている。そういう関係が在ったとすれば、上記の作戦で、ウクライナスタッフの脱出はカザフスタン経由だったのでは、、。
現実にロシアは黒海での制海権をすでに失っているので、海に面していないカザフスタンにロシアは、役立たずな大国でしかない。いろんな事を考察すれば、今回のウクライナのロシア奇襲では、ウクライナ人スタッフ(恐らくウクライナ情報部員)がカザフスタン人に成りすまして長期にわたり暗躍したのではと推理した。そうであっても、公表されることは無いだろうが、、、。


同氏は国防副大臣を国防相の後任に任命。8日に会談し、軍の戦闘準備態勢の強化、特殊部隊の能力拡大、軍事インフラの近代化など、複数の指示を出したという。参照記事
2023年5月24~25日に「ユーラシア経済同盟:Eurasian Economic Forum (EAEU)」会合がモスクワで開催された際、加盟国である中央アジアのカザフスタン、キルギス、アルメニアやベラルーシなどの首脳が集った。しかし、対中接近を強めながらロシアとの関係に明確な距離を取りはじめているカザフスタンのトカエフ大統領は、ロシアとベラルーシの核共有(すなわち、その先にある「連合国家」化による再統合:参照記事)を非難した。



ウクライナ側は圧倒的な防空体制出。多くの無人機やミサイル迎撃に成功したが、一部がキーウなどで火災を発生させた。詳細は映像記事で。また、この映像記事では、米国発の強力な経済制裁で、中国、インド、トルコなどの大手銀行が、ロシアとの取引を停止し、ロシア国内では、軍部からもウクライナから撤退すべきと声が上がり、インフレ上昇は止まらず、住宅価格は暴落していると言う。兵員も集まらず、兵士の脱走、技術者の海外流出は止まらず、プーチンの戦時体制維持は限界に達していると言う。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はキーウ攻撃に先立ち、ウクライナが6月1日、ロシアの空軍基地を攻撃したことに対し、報復retaliation,revengeを誓っていた。ロシアは首都だけでなく、ウクライナ全土にわたってドローンとミサイルの集中攻撃を行い、欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドと国境を接する西部のリビウやボリンLivv,Volyn:地図の赤丸 も標的にした。これに先立ちウクライナは1日に、ドローン117機をひそかにロシア国内に運び入れ、ロシア軍の基地4~5カ所で長距離爆撃機など数十機を攻撃したと発表していた。 参照記事 英文記事 ボグダン映像記事 参照記事 過去ブログ:2025年6月何の大義も無く、報復殺戮が目的となったプーチン
:6月ウクライナが前代未聞の無人機攻撃「クモの巣作戦」を開始 現代の真珠湾攻撃:トランプ氏は電話で報復を止めるように警告したが、プーチンは、対抗措置を取ると返答し、ウクライナとロシアが報復を繰り返す様子をトランプ氏は子供の喧嘩に例え「やりたいだけやれば、いづれ終わる」と述べたと報道されている。サジを投げたGive up?マスク氏との喧嘩の方が、よほど子供っぽく見えるのだが、、。
米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は6月3日、ロシア軍の死傷者が今夏までに累計100万人に達する可能性が高いとの推計を発表し、「ロシアのプーチン大統領が露骨に兵士を軽んじていることの表れ」だと指摘している。全面侵攻が始まった2022年2月からこれまでの間に、ロシア軍側では推計95万人が死傷し、うち最大25万人が死亡した。旧ソ連時代も含めて、第2次世界大戦以降ロシアが経験した戦争でこれほど死亡率が高い例はないという。
CSISは「プーチン大統領はこうした兵士らは消耗品で、国内の支持基盤を揺るがす可能性は低いと考えているようだ」と指摘している。
一方、ウクライナ軍では40万人近くが死傷し、うち死者数は6万〜10万人とみている。自軍の損失については、ウクライナは詳細を明らかにしておらず、ロシアは死傷者数を大幅に少なく見積もっていると考えられているが、CSISが発表した数字は英米の情報機関の分析と一致している。参照記事 、、、、この状況、決して子供の喧嘩と言ってはならない。例え米国大統領でも、、。すでに20年以上も核保有する国の独裁者であるプーチンは、非常に性質(たち)の悪い大人で、その妄想から、この御山の大将は周りを子供としか見ていない。世界は最初から彼を「大人げない」と言って止めるべきだったのだ。参考記事:2022年10月頃、ウクライナを破滅させる意図はなく、、と述べていた:


ウクライナが6月1日、ロシアの空軍基地を無人機で攻撃し、核兵器を搭載可能な戦略爆撃機複数機を破壊したことは、トランプ氏の政権復帰後3度目となる米ロ首脳会談の焦点となった。左図の距離は、「トロイの木馬作戦:過去ブログ参照」から、無人機が実際に飛行した距離では無い。過去ブログ:2025年6月ウクライナが前代未聞の無人機攻撃「クモの巣作戦」を開始 現代の真珠湾攻撃:
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、プーチン氏の報復の脅しに対して「弱み」を見せないよう同盟国に強く求め、オンラインへの投稿で、「彼(プーチン)は(相手に)強さも圧力も感じず、弱さを見て取った時に、さらなる罪を犯す」と述べた。参照記事
一方、ウクライナ国境から約700 kmに位置するイワノボ空軍基地(Ivanovo in central Ivanovo oblast)は、ロシアの航空作戦に不可欠なロシアのA-50 AWACS(空中警告および制御システム)航空機の基地で、この航空機は空の指令室と呼ばれ、防空システムの検出、空中の脅威の追跡、戦闘機のアクティビティの調整などの重要な機能を実行する。ロシアの A-50合計が10機未満(使用可能な残り4基の内2機損壊とも)であるため、1機の損失または損傷は、戦況認識と指揮統制機能を大幅に低下させるとされる。また同型機は、ロシアではすでに追加生産出来ない機種とされる。英文記事 英文記事 2025/6/6掲載英文記事:最近のウクライナの攻撃成功と苦境のロシア:
、、、どこまでもプーチンは「売られた喧嘩」だというが、そろそろ、売った相手を間違えたと気が付きそうなものだが、、。ウクライナは、6月1日の無人機での大型機破壊作戦は前哨戦であると述べている。欧米が攻撃先への制限を撤廃した事から、今後登場するのは欧米の最新のミサイルになるだろう。東部バフムトBakhmut,南部クリミアCrimeaでは、大量のロシア兵が孤立、包囲されて戦意を喪失し、クレムリンを無視した大量投降が交渉中だとも言われている。ボグダン映像では、ロシアがモルドバの親露派が占める沿ドニエストル地域へ介入するかもしれないと述べられている。詳細は下記のボグダン映像で。 映像:クリミア大橋攻撃や国内経済疲弊など:ボグダン映像 最近の戦況など:ボグダン映像 ロシアがまさかのモルドバ侵攻か!沿ドニエストルに1万人規模の部隊を配置:過去ブログ:2025年2月元ロシア首相が「トランプ政権は、すでに失敗」と将来予測:1月右派、親ロ政権のスロバキアで反政府デモ>野党内閣不信任決議案提出へ:2024年11月モルドバ大統領選で親欧州派現大統領再選確定だが先行き不安も:2月スウェーデンNATO加盟決定と周辺のカリーニングラードやモルドバ:
ウクライナ軍参謀本部は2025年6月6日未明に、1日の「蜘蛛(くも)の巣作戦」で被害を免れた爆撃機などを攻撃するため、ロシア南部サラトフ州や中部リャザン州の空軍基地などを攻撃したと明らかにした。攻撃手法などは明らかにしていないが、「少なくとも3つの燃料タンクに多数が命中し、大規模な火災が発生した」としている。参照記事

ロシアの国営タス通信が、同日、提出された和平条件などを記した覚書案の内容で、ロシアは事実上の降伏を求めており、ウクライナが求める停戦にロシアは応じず、ウクライナにとって受け入れられない状況になっている。
ロシアは覚書案で、最終解決の条件として、一方的に併合を宣言したウクライナの東部・南部4州から同国軍が完全に撤退するよう要求。この4州や、ロシアが占領するクリミア半島がロシアに帰属することの国際的な承認も求めた。



但し、国防費をGDP比3%に引き上げ時期について曖昧な態度との見方が在り、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は、加盟国はGDP比3.5%を国防に費やすべきだと提案し、トランプ氏は5%の支出を要求している。これに対しスターマー氏は3%の達成時期について、支出の財源が確定するまでは正確な日程を約束することはできないとし、「見せかけの、空想的な政治は信頼できない。防衛と安全保障に関してはなおさらだ」と述べた。参照記事 映像記事 英文記事 過去ブログ:2025年3月スターマー英首相、「有志連合」でウクライナ和平を保証と表明:2023年7月TPPが英加盟で12カ国に、ウクライナも加盟希望表明:
、、、常々慎重な物言いをするスターマー首相の、英国は抑止力として核利用へ向かうと言う発言には多少なりとも驚いたが、対ロシアでフランスと組んでいる英国としては、フランス並みになりたいと言う事か?相手が好戦的で、トランプ氏いわく「狂っている」状況では、「紛争を阻止したいなら、その最善の方法は紛争に備えることだ。世界は変化した。、、」の発言も当然だろう。欧州のこの動き、日本は無視できないし、影響をうけるだろう。
すでに現状は緊迫しており、残念な状況であるが、すでに空想的な防衛論議をしている場合では無い様に想う。
合法であれば、打てる楔(くさび)から打って置くのが、防衛努力と言うものでは無いのか?それをして、賛辞こそ受けても誰も非難はしない。結果的に国際信用が増し、同盟関係が強化され防衛の連携が強固になっていく。けっして派手ではないが、北欧諸国の連携がそのようなものだ。写真右は、フィンランドでフィンランド軍と合同演習するスウェーデン軍(2024年3月5日)参照記事
プーチンは2014年のクリミア併合で世界を騙した。そして2022年2月24日、今度は軍事演習だと言って侵略を開始して、また世界を騙そうとした。もう世界は騙されない。日本には、1945年(昭和20年)8月9日、ソ連が突然日ソ中立条約を破り満州、樺太、千島列島に侵攻した。もう騙されない。過去ブログ:2025年3月日ソ戦に隠れた満州の特攻、妻と共にソ連戦車群へ 今も続くカミカゼ:2022年2月世界の発展を鈍化させるロシアの居直りと次の狙い:参考映像:「ロシアを許せばウクライナの次は台湾」“台湾有事”に危機感を抱く台湾の人々の思いとは:
2025年6月4日:チェコのリパフスキー外相は3日、ロシアがウクライナに渡した、停戦に向けての「覚書」案にコメントした上で、ロシアは信頼できないと指摘した。同氏は、「私たちは、ロシアの『和平』計画シリーズの内のさらなる1つを目撃している。それは、これまでのものと同じである。騙されないようにしよう。ウクライナは降伏しなければならず、西側は譲歩しなければならないと言う内容は、ナチスが1938年に望み、クレムリンは2014年以降それを望んでいる」と指摘した。参照記事
、、、結局、プーチンが停戦を蹴った事で、米国を含め各国は、ウクライナを勝たせる思惑で結束し支援を増強した。同時に経済制裁強化で、大戦に打って出れないほどロシアの足腰を弱める算段だが、NATO加盟32カ国はすでにウクライナの加盟に裏で合意し、核使用にまで言及するプーチン・ロシアに対抗する準備に入ったとも聞こえて来る。理想的展開はロシア内の内部対立激化で、いつまでプーチンは逃げ回れるか、、。側近のゲラシモフ参謀総長は、自分の護衛を12人にしたと言われている。しかし、ロシアのお得意は毒殺なのだが、、。映像記事:ケルチ橋で1100kg大爆発!クリミアを完全孤立!32か国がプーチンに最後通牒!モスクワで衝撃的な火災:ボグダン映像解説・プーチンの消息が4日間不明、他:映像戦況解説 :

![[Breaking_News]_A_Russian_version_of_P](https://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/c/a/cacf6b1d.png)


![[Breaking_News]_A_Rus](https://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/1/9/199707cb.png)




、、、最近の無人機攻撃では、極東のウラジオストックの施設が攻撃を受け炎上したとの事実が在り、6000キロ以上遠くの攻撃に筆者は???だったが、同じように秘密裏に無人機を送り込んでいたのかもしれない。米国の各ニュース記事も驚きを隠さず報じているが、この作戦が、小国ウクライナが単独で行った奇襲作戦である事は注目すべきで、まさに21世紀の真珠湾攻撃と言うにふさわしい。ロシア側の映像を含むこの映像には、ロシア内の橋が爆破?され列車が脱線した惨状も写っているが、この列車事故は、ロシア西部ブリャンスク州で5月31日夜から6月1日未明にかけ、モスクワに向かっていた列車が脱線した物で、同州知事は7人が死亡、35人が負傷したと述べた。ウクライアの破壊工作サボタージュにも見える。原因は調査中。参照記事


今回の特殊作戦の名前は「パヴティーナ(蜘蛛の巣)」。同作戦によりロシアの41機の戦術航空機に被害を加えたという。SBUは、まずFPV無人機をロシア領内に送り込み、その後モバイル型の木造ハウスもロシアに送り込んだという。その後、ロシア領内で無人機はこれらの小型の建物の屋根の下に隠され、そのままトラックに積まれて運ばれたという。そして、適切なタイミングでその屋根が遠隔で開封され、そこから無人機が飛び立ち、ロシアの爆撃機を攻撃したのだという。





同チャンネルは、ロシアの第102自動車ライフル連隊Russia's 102nd Motor Rifle Regimentへの最近の傭兵による増兵についてビデオ投稿し、「中国、ケニア、コロンビア、バングラデシュ、イラン。また、白人や少数の『正統派』もいる"China, Kenya, Colombia, Bangladesh, Iran. Also Caucasians and a few 'Orthodox,'"」とキャプションには書かれている。


本格的なウクライナ侵攻の開始時、マリウポリMariupolの戦闘で大損害を被った。その後、ウクライナ東部、ポパスナ、バフムート、マリンカ Popasna, Bakhmut, and Marinka.の占領に参加した。昨2024年春からは、チャシヴ・ヤール Chasiv Yar.で戦っている。2025年4月16日、ロシアのプーチン大統領は、この部隊に 「衛兵 "Guards."」の称号を与えた。英文記事
、、、、筆者:恐らく第102自動車ライフル連隊は、最も戦死率の高い部隊で、プーチンは称賛の意味で格上の近衛兵、親衛隊の階級を与えたのでは?
ロシアメディアの報道によると、モスクワは2024年に40万人以上を契約採用した。事実上、毎日約1000人が対ウクライナ戦争に派遣されている。英国情報機関の報告書によると、2023年4月から2024年5月にかけて、ロシアは1500人以上の外国人をリクルートした。注目すべきは、数十人の外国人傭兵がウクライナの捕虜になっていることだ。その中には中国や北朝鮮の国籍を持つ兵士も含まれている。2025年5月23日から25日にかけて1000対1000で行われたウクライナとロシアの最大の捕虜交換には、ウクライナの捕虜になっている北朝鮮兵士2名は交換捕虜のリストには居なかったと報じられているいる。また、ロシアが毎日1000人の増員とあるが、ウクライナの記事では、ロシアは、ほぼ毎日1000人以上の損失を出している。映像記事:トランプがロシア完全包囲!プーチン2週間最後通告!クレムリン崩壊秒読み:最新ウクライナ無人機攻撃:

2025年6月1日:
ハマス運営のガザ内務省の警官は2025年5月29日、カラシニコフ式ライフルと拳銃で武装し、ガザ市中心部のアル・サラヤ交差点Al Saraya junction、Gaza city近くにある、缶詰や野菜を売る小さな露店が多数並ぶ市場へ向かった。ソーシャルメディアで拡散されている複数動画は、あまりに生々しいため、ここで共有することはできない。動画には、地面に横たわる遺体や血痕などが映っている。ガザ内務省は、イスラエル軍の攻撃によるものだとしている。治安の為に出動した警官らが犠牲になった。映像記事
「イスラエル占領軍の航空機は(中略)本日(29日)未明、略奪集団と対峙して職務を遂行していた多数の警官を標的にした。またしても大虐殺が起き、数人の警官と市民の殉教を引き起こした」と、ガザ内務省は声明で述べた。イスラエルが昨年、ハマスの統治に関与しているとしてガザ内務省の警官を標的にし始めて以降、ガザでは無法状態が進んでいる。
ガザのほかの場所では29日、住民が食料やそのほかの物資を必死に探す中、秩序が崩壊しているとの報告があった。写真左は、避難民の移動の為の回廊(Corridor)、指定避難地域(青、緑)、イスラエル軍駐留地域(茶)を示している。2025年5月時点で、黒丸が支援物資配給場所とされている。参照記事
写真右では、ガザを南北に分ける軍事区域「ネツァリム回廊Netzarim Corridor」の近くにある、「ガザ人道財団」の配給センターから援助物資を受け取ろうと歩く集団。破壊された建物などの間を移動している。
29日朝に配給センターにいたというパレスチナ人男性(60)は、援助物資を確保するのは、高齢者や弱い立場の人には難しくなっている。「昨日も今日も、最初に援助物資を受け取ったのは若い男性たちだ。現場は混雑しているので、老人や女性は中に入ることができない」と、AFP通信に語った。
パレスチナ人女性ウンム・モハメド・アブ・ハジャル氏は、同地域で援助物資が配布されていると聞き、身分証を手に、何がもらえるのか見に行ったという。「誰もが飢えているのがわかった」、「だから、私は何も手に入れられなかった。こんな状態で、手ぶらで、施設を後にした」と、女性は話した。
ガザ人道財団GHFによると、3カ所の配給拠点で29日、99万7920食分の食料が入った約1万7280箱がガザ市民に配布された。「活動は拡大し続ける。今後数週間で、北部地域を含むガザ各地に新施設を建設する計画だ」と、GHFは付け加えた。約50万人が飢えに苦しんでいると言われている。 参照記事 英文記事
国連世界食糧計画(WFP)は5月31日、パレスチナ自治区ガザ地区の南部と中部を走行していた援助物資を運搬するトラック77台が、飢えに苦しむ住民らによって略奪されたと明らかにした。ガザでは飢餓が深刻化している。参照記事
、、、、この記録をまとめていて、日本の国会で国会議員が、備蓄米を「家畜のエサ」と言った事を思い出した。日本人は、国の情けで有難く家畜のエサを買わせてもらえるだけ幸せか、、、。家畜にも、農家にも失礼な話だ。政治は国や国民、文化を守るもので、それで何かを支配したり、欲を求める為に使ってはならない。だから筆者は、今の議会運営も政党政治も選挙も、官僚と政治家の答弁の在り方も、人の道から見て、あるべき姿ではないと思っている。議会がパフォーマンスの場と化し、実際の決定は政党間の人事や利権のやり取り、時には裏金が動いて裏で決められているからだ。それらの行き過ぎた、あるいは変質形が、今のトランプ政権であり、プーチン政権だ。 過去ブログ:2025年5月不道徳な政治戦争、イスラエル軍将校1200人が停戦を求める公開書簡に署名:5月備蓄米放出「JA外し」の荒療治 石破政権、参院選へ焦り:
2025年6月1日:パレスチナ自治区ガザの民間防衛隊によると、6月1日早朝、最南部ラファRafahで数千人の住民が米国支援の援助物資配給所に向かっていたところ、イスラエル軍の戦車から攻撃を受け、少なくとも22人が死亡、120人以上が負傷した。民間防衛隊の報道担当者、マフムード・バッサル氏によると、死傷者は南部ハンユニスKhan younisのナセル病院に搬送された。住民はイスラエル軍の車両から攻撃を受けたという。参照記事 ロイター紙は、死者を31人と報じた。



「敵と交戦する能力の80%を無人戦力が提供する」という、この大胆な改革はウクライナとロシアの戦いから得られた教訓に基づいており、国防省によればロシア軍はウクライナ軍がドローン攻撃で効率的に装備を破壊するため、戦場で重装備ではなくバイクを使用するようになったと言う。(





イスラエルとハマスは1月に成立した限定的停戦の後続措置=第2段階合意に至らず、3月にはガザ地区への攻撃を再開、5月18日には約6万人を動員してガザ北部と南部で大規模な地上攻撃を開始し、この作戦過程で多くの民間人が犠牲になり、EUのフォンデアライエン欧州委員長はヨルダン国王との会談中「イスラエルがガザ地区での軍事作戦を拡大し、逃げてきたパレスチナ人の避難施設となっていた学校など民間インフラを標的にし、子どもを含む民間人を殺害していることは忌まわしい」と批判。
これまでイスラエルを強力に擁護していたドイツでさえ立場を変更し、メルツ首相は26日のWDR Europaforumで「率直に言って、この国がどのような目的を追求しようとしているのか理解できない」「もうイスラエルによるガザ地区への大規模な軍事攻撃に何の理論性も見いだせない」と発言したため、イスラエルでは「欧州でさえ我々の側から立ち去ろうとしている」とショックを受けている。

