北欧 ロシア 東欧


写真左は、イランで量産される自爆型無人機「シャヘド」。写真右下は、2025年6月4日、ウクライナ領内に


また、北朝鮮では、長距離空対空ミサイルの近代化が行われていると指摘した。また、ロシアは北朝鮮に潜水艦および核弾頭を搭載できる弾道ミサイルに関する特殊技術も供与し、北朝鮮は核弾頭搭載ミサイルのキャリア(経験)およびその海上発射に大きな問題を抱えていたが、ロシアがこの点で北朝鮮を支援していると指摘した。参照記事




また、新任の李在明(イ・ジェミョンLee Jae-myung)大統領は、過去に北朝鮮を露骨に礼賛(らいさん)していた人物であり、韓国から兵器を購入する欧州各国も内心穏やかではないだろう。改良点などの機密情報がロシアへ筒抜けになる可能性がある。過去ブログ:2025年6月今年最もつまらんニュース 李在明が次期韓国大統領:2025/6/12映像戦況報告:トランプがプーチン制裁強化!NATOがロシアを完全孤立に!プーチンの最後通牒!露軍100万人死傷者突破!:

それに対し、ウクライナの側は、今すぐにでも戦闘をやめたいのが本音だろう。しかし、無条件降伏するわけにはいかず、ロシアの理不尽な要求をはねのけるためにも、戦い続けざるをえない。
それではなぜ、機が熟しているとは言いがたいのに、ロシアとウクライナは交渉のテーブルに着いているのか。それは、早期停戦を求める米トランプ政権を敵に回したくないからであろう。ロシアは、トランプ政権の立ち回りにより、主要7カ国(G7)の対ロシア包囲網が乱れることを期待している。ロシア・ウクライナともに、「我が国はトランプ大統領が主張する早期停戦に前向きだ」というアピール合戦をやっているわけである。、、」 参照記事2025/6/6:、、それでもプーチンがウクライナへの攻撃をやめない理由:
、、、、上記の様な分析がある中、トランプ氏は、双方攻撃を止めろと言ったり、ロシアに寄りの発言をしたかと思うと、プーチンは狂っていると言い、今は、この戦争自体を突き放したような事を言いながら、米国はウクライナ支援を増強し、米国の要請だと思うが、イスラエルは、湾岸戦争で残ったミサイルを急きょウクライナヘ供与し始めた。この米国の一環しない態度を、トランプ氏の気まぐれだけでは説明が付かない。想像できるのは、米軍上層部の意向で、彼らが一貫してウクライナの軍事的勝利を求めているからではないだろうか?右図は、ロシアの最近の攻撃地域で、ロシアは攻撃範囲を拡大している。日本語映像記事
トランプ政権などいつまで続くか確証は無いが、米国の軍産体制の中で、軍が消滅することは絶対にない。多少はトランプ氏に手柄を立てさせても、ロシアが優位になるような状況変化には絶対理解を示さないだろう。結果的に、軍上層部の意向を無視できないトランプ氏の発言が、曖昧で不安定に見える事態を招いている、、と思う。だがこの状況にトランプ氏は決して甘んじてはいない。其の事は、トランプ政権が米軍上層部の解任を繰り返している事に現れている。参照記事:2025年2月トランプ氏、制服組トップのブラウン統合参謀本部議長を解任:過去ブログ:2025年3月トランプ氏の軍人解雇は国力低下だと国防省内部から非難浮上と会談決裂:
左は、2月に解任された米軍制服組トップのCQ・ブラウン統合参謀本部議長 現在は、トランプ米大統領が指名したダン・ケイン退役中将が統合参謀本部議長:右。統合参謀本部議長のポストに就くには法律上、原則大将クラスの経歴が必要で、中将クラスであるケイン氏が選ばれるのは異例とされる。 参照記事 過去ブログ:2025年6月世界中から傭兵をかき集めるロシア、軍事的勝利を諦めず。しかし、、:
2025年6月11日:ウクライナ軍はロシア軍が6月9日未明、首都キーウKiyvに対し空爆を実施したと発表しました。ウクライナ軍はSNSでロシア軍がキーウへの空爆を開始し、ウクライナの防空部隊が迎撃を試みていると明らかにしました。ボグダン映像記事では、6月10日夜からとなっている。
ウクライナ東部ハルキウKharkiv市当局者らは6月11日、ロシアによる夜間の9分間の無人機攻撃で少なくとも2人が死亡し、子どもを含む54人が負傷したと発表した。テレホフ市長はメッセージアプリ「テレグラム」で、無人機17機が5階建てアパート15棟を集中的に攻撃したほか、市の他の場所にも被害をもたらしたと説明。「数階建てのビル、民間住宅、遊び場、企業、公共交通が直接攻撃された」と述べた。参照記事 2025/6/12映像戦況報告:米上院がプーチン制裁可決!EUの第18次制裁でプーチン脳内パニック!:トランプがプーチン制裁強化!NATOがロシアを完全孤立に!プーチンの最後通牒!露軍100万人死傷者突破!:


ウクライナ側は圧倒的な防空体制出。多くの無人機やミサイル迎撃に成功したが、一部がキーウなどで火災を発生させた。詳細は映像記事で。また、この映像記事では、米国発の強力な経済制裁で、中国、インド、トルコなどの大手銀行が、ロシアとの取引を停止し、ロシア国内では、軍部からもウクライナから撤退すべきと声が上がり、インフレ上昇は止まらず、住宅価格は暴落していると言う。兵員も集まらず、兵士の脱走、技術者の海外流出は止まらず、プーチンの戦時体制維持は限界に達していると言う。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はキーウ攻撃に先立ち、ウクライナが6月1日、ロシアの空軍基地を攻撃したことに対し、報復retaliation,revengeを誓っていた。ロシアは首都だけでなく、ウクライナ全土にわたってドローンとミサイルの集中攻撃を行い、欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドと国境を接する西部のリビウやボリンLivv,Volyn:地図の赤丸 も標的にした。これに先立ちウクライナは1日に、ドローン117機をひそかにロシア国内に運び入れ、ロシア軍の基地4~5カ所で長距離爆撃機など数十機を攻撃したと発表していた。 参照記事 英文記事 ボグダン映像記事 参照記事 過去ブログ:2025年6月何の大義も無く、報復殺戮が目的となったプーチン
:6月ウクライナが前代未聞の無人機攻撃「クモの巣作戦」を開始 現代の真珠湾攻撃:トランプ氏は電話で報復を止めるように警告したが、プーチンは、対抗措置を取ると返答し、ウクライナとロシアが報復を繰り返す様子をトランプ氏は子供の喧嘩に例え「やりたいだけやれば、いづれ終わる」と述べたと報道されている。サジを投げたGive up?マスク氏との喧嘩の方が、よほど子供っぽく見えるのだが、、。
米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は6月3日、ロシア軍の死傷者が今夏までに累計100万人に達する可能性が高いとの推計を発表し、「ロシアのプーチン大統領が露骨に兵士を軽んじていることの表れ」だと指摘している。全面侵攻が始まった2022年2月からこれまでの間に、ロシア軍側では推計95万人が死傷し、うち最大25万人が死亡した。旧ソ連時代も含めて、第2次世界大戦以降ロシアが経験した戦争でこれほど死亡率が高い例はないという。
CSISは「プーチン大統領はこうした兵士らは消耗品で、国内の支持基盤を揺るがす可能性は低いと考えているようだ」と指摘している。
一方、ウクライナ軍では40万人近くが死傷し、うち死者数は6万〜10万人とみている。自軍の損失については、ウクライナは詳細を明らかにしておらず、ロシアは死傷者数を大幅に少なく見積もっていると考えられているが、CSISが発表した数字は英米の情報機関の分析と一致している。参照記事 、、、、この状況、決して子供の喧嘩と言ってはならない。例え米国大統領でも、、。すでに20年以上も核保有する国の独裁者であるプーチンは、非常に性質(たち)の悪い大人で、その妄想から、この御山の大将は周りを子供としか見ていない。世界は最初から彼を「大人げない」と言って止めるべきだったのだ。参考記事:2022年10月頃、ウクライナを破滅させる意図はなく、、と述べていた:


ウクライナが6月1日、ロシアの空軍基地を無人機で攻撃し、核兵器を搭載可能な戦略爆撃機複数機を破壊したことは、トランプ氏の政権復帰後3度目となる米ロ首脳会談の焦点となった。左図の距離は、「トロイの木馬作戦:過去ブログ参照」から、無人機が実際に飛行した距離では無い。過去ブログ:2025年6月ウクライナが前代未聞の無人機攻撃「クモの巣作戦」を開始 現代の真珠湾攻撃:
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、プーチン氏の報復の脅しに対して「弱み」を見せないよう同盟国に強く求め、オンラインへの投稿で、「彼(プーチン)は(相手に)強さも圧力も感じず、弱さを見て取った時に、さらなる罪を犯す」と述べた。参照記事
一方、ウクライナ国境から約700 kmに位置するイワノボ空軍基地(Ivanovo in central Ivanovo oblast)は、ロシアの航空作戦に不可欠なロシアのA-50 AWACS(空中警告および制御システム)航空機の基地で、この航空機は空の指令室と呼ばれ、防空システムの検出、空中の脅威の追跡、戦闘機のアクティビティの調整などの重要な機能を実行する。ロシアの A-50合計が10機未満(使用可能な残り4基の内2機損壊とも)であるため、1機の損失または損傷は、戦況認識と指揮統制機能を大幅に低下させるとされる。また同型機は、ロシアではすでに追加生産出来ない機種とされる。英文記事 英文記事 2025/6/6掲載英文記事:最近のウクライナの攻撃成功と苦境のロシア:
、、、どこまでもプーチンは「売られた喧嘩」だというが、そろそろ、売った相手を間違えたと気が付きそうなものだが、、。ウクライナは、6月1日の無人機での大型機破壊作戦は前哨戦であると述べている。欧米が攻撃先への制限を撤廃した事から、今後登場するのは欧米の最新のミサイルになるだろう。東部バフムトBakhmut,南部クリミアCrimeaでは、大量のロシア兵が孤立、包囲されて戦意を喪失し、クレムリンを無視した大量投降が交渉中だとも言われている。ボグダン映像では、ロシアがモルドバの親露派が占める沿ドニエストル地域へ介入するかもしれないと述べられている。詳細は下記のボグダン映像で。 映像:クリミア大橋攻撃や国内経済疲弊など:ボグダン映像 最近の戦況など:ボグダン映像 ロシアがまさかのモルドバ侵攻か!沿ドニエストルに1万人規模の部隊を配置:過去ブログ:2025年2月元ロシア首相が「トランプ政権は、すでに失敗」と将来予測:1月右派、親ロ政権のスロバキアで反政府デモ>野党内閣不信任決議案提出へ:2024年11月モルドバ大統領選で親欧州派現大統領再選確定だが先行き不安も:2月スウェーデンNATO加盟決定と周辺のカリーニングラードやモルドバ:
ウクライナ軍参謀本部は2025年6月6日未明に、1日の「蜘蛛(くも)の巣作戦」で被害を免れた爆撃機などを攻撃するため、ロシア南部サラトフ州や中部リャザン州の空軍基地などを攻撃したと明らかにした。攻撃手法などは明らかにしていないが、「少なくとも3つの燃料タンクに多数が命中し、大規模な火災が発生した」としている。参照記事




海運会社NCLの幹部は今回の一件を「重大な事故」と呼び、「座礁で負傷した人がいなかったことに感謝している」と表明した。この幹部は声明で「現時点で原因は分かっていない。関係当局による進行中の調査の結果を待っている」と説明。「現在は船の損傷状況を評価中だ」としている。
船を引き離すためにまず、タグボートが派遣されたが、これは失敗に終わった。ノルウェー沿岸管理当局の声明によると、22日夜には、サルベージ会社が満潮時に船を再び水に浮かべようと試みたものの、後に不可能と判断されたという。沿岸管理当局は、再トライの前に地質技術的な調査が必要になるとしている。、、、筆者は昔、こんな場所に住みたいと思ったが、住んでる人に聞けば、海水は浴びるし、家が長持ちしないと聞かされた。それを知ってから、仕事上で塗料での塩害対策や屋根材に気を遣う事になったが、まさか船が突っ込んでくるとは、想像外だ。毎日戦争の記事を読んでるせいか、平和な出来事に見える。 参照記事 ノルウェー文記事

![[Breaking_News]_A_Russian_version_of_P](https://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/c/a/cacf6b1d.png)


![[Breaking_News]_A_Rus](https://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/1/9/199707cb.png)




、、、最近の無人機攻撃では、極東のウラジオストックの施設が攻撃を受け炎上したとの事実が在り、6000キロ以上遠くの攻撃に筆者は???だったが、同じように秘密裏に無人機を送り込んでいたのかもしれない。米国の各ニュース記事も驚きを隠さず報じているが、この作戦が、小国ウクライナが単独で行った奇襲作戦である事は注目すべきで、まさに21世紀の真珠湾攻撃と言うにふさわしい。ロシア側の映像を含むこの映像には、ロシア内の橋が爆破?され列車が脱線した惨状も写っているが、この列車事故は、ロシア西部ブリャンスク州で5月31日夜から6月1日未明にかけ、モスクワに向かっていた列車が脱線した物で、同州知事は7人が死亡、35人が負傷したと述べた。ウクライアの破壊工作サボタージュにも見える。原因は調査中。参照記事


今回の特殊作戦の名前は「パヴティーナ(蜘蛛の巣)」。同作戦によりロシアの41機の戦術航空機に被害を加えたという。SBUは、まずFPV無人機をロシア領内に送り込み、その後モバイル型の木造ハウスもロシアに送り込んだという。その後、ロシア領内で無人機はこれらの小型の建物の屋根の下に隠され、そのままトラックに積まれて運ばれたという。そして、適切なタイミングでその屋根が遠隔で開封され、そこから無人機が飛び立ち、ロシアの爆撃機を攻撃したのだという。






ロシア軍は、5月27日夜から28日朝にかけて、ミサイル6弾(弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」5弾、航空誘導ミサイル「Kh59/69」1弾)と自爆型などの無人機88機をロシア領クルスクや南部クリミア地域から発射しウクライナを攻撃した。ウクライナ側は、この内無人機34機を撃墜。また、37機は消失ないし飛行を停止したと報じている。
左図は、5月20日から26日にかけてのロシア軍の空爆地点。5月に入り、ロシア軍は連日のように空爆を行っている。これに対しウクライナも、モスクワ周辺を含むロシア領内各地の施設を無人機攻撃している。ボグダン映像記事;プーチン、脳内パニック!ウクライナの精密ドローン作戦が“国家中枢”を直撃プーチン、脳内パニック!ウクライナの精密ドローン作戦が“国家中枢”を直撃;映像:モスクワ周辺への無人機攻撃 Local footage (airstrikes on Russia):、、、すでにトランプ氏の停戦案を蹴ったプーチンは、ウクライナ全域、旧ソ連圏の復活を目指していると言われ、この事にはプーチンの取り巻きからも不満が出ているとも言われるが、独裁体制でそれを言えば間違いなく、今のロシアでは良くて刑務所送り、最悪暗殺される。そんな空(むな)しい憶測ばかりが流れている。


同氏は、「残念ながら、本日未明の敵

その後負傷者数は増加し、現在29人に上昇した。 敵は、戦闘ドローン、弾道、クルーズミサイルで地域を攻撃し、空襲警報は9時間近く続いた。 Kyiv地域の5つの地区では火災が発生し、住宅の建物、インフラ施設、車両に多くの損害が記録された。英文記事

主な地域は、 Kyiv, Zhytomyr, Khmelnytskyi, Ternopil, Dnipropetrovsk, Mykolaiv, Odesa, Kharkiv, Chernihiv, Cherkasy, Sumy, and Poltava regions.トランプ氏はこの状況を見て25日、プーチン氏への嫌悪感を明らかにし、プーチン氏を強く非難し「一体全体、彼に何があったんだ? 彼はたくさんの人を殺している」と発言したほか、その後はソーシャルメディアでプーチン氏は「全く狂ってしまった」と書き、更なる制裁強化を行うと発言している。参照記事、、、それに気づくのが遅かったのは否(いな)めないが、、。 参照記事





現在ロシアが使用の長距離ドローン‣シャヘドー136 Russian long-range Shahed-136 dronesには、ロシア製とイラン製が在り、90キロの弾頭装着が可能だとされる。過去の表記で通常弾頭は36キロとなっている。 英文記事 ロシアの24~25日の攻撃への報復なのか、ロシア西部クルスク州では、ウクライナ軍の25~26日の攻撃で、ロシア軍は1020名が死亡する過去にない程の大敗北を喫したと映像記事は述べているが、真偽、詳細は不明。映像記事
デンマークは2006年から、公式な定年年齢を平均余命に連動させて、5年ごとに見直しているが、メッテ・フレデリクセン首相Prime Minister
Mette Frederiksen(社会民主党Social Democrat)は昨2024年、こうしたスライド制の原則については「定年年齢が自動的に引き上げられるべきだとは、我々はもはや考えていない」と述べ、いずれ、あらためて話し合うことになるだろうとしていたが、、、、
デンマーク議会は2025年5月22日、これまで67歳だった定年退職年齢を2040年までに70歳に引き上げる法案を可決した。定年年齢を2040年までに70歳に段階的に引き上げる法案はこの日、賛成81票、反対21票で可決された。欧州で最も高齢の定年となる。現在67歳となっている定年年齢が、2030年には68歳、2035年には69歳と、段階的に引き上げられることとなった。70歳での定年退職は、1970年12月31日以降に生まれたすべての国民に適用される。北欧における定年制度は、国や業種によって異なるが、一般的に65歳が定年年齢とされている。
主な北欧諸国の定年制度:
スウェーデン:定年制は存在せず、年金受給開始年齢と連動し、スウェーデンの年金受給開始は、最も早くて63歳。
フィンランド:通常65歳.
ノルウェー:通常65歳.
ドイツ:2031年初めまでに標準定年年齢は67歳に引き上げられる予定.
定年制度の背景:北欧諸国では、平均寿命が延びていること、また、年金制度の維持のために、定年年齢が引き上げられる傾向がある。
デンマーク国民の反応:47歳の屋根職人トマス・イェンセン氏はデンマーク・メディアに対し、今回の変更を「理不尽"unreasonable".」だと語った。「みんな働いて、働いて、働き続けているけど、このまま続けることはできない」。同氏は、デスクワークの人たちは状況が違うかもしれないが、肉体的にきつい仕事に就いているブルーカラーの労働者は、こうした変更を困難に感じると思うと付け加えた。「私は生涯を通じてずっと、税金を払ってきた。子供や孫と過ごす時間も与えられるべきだ」と、イェンセン氏は述べた。
首都コペンハーゲンではこの数週間、定年引き上げに反対する労働組合が支援する抗議行動が続き、22日の採決に先立ち、デンマーク労働組合総連合のイェスパー・エトロプ・ラスムセン議長は、定年引き上げ法案は「まったく不公平」なものだとして「定年年齢の引き上げは、尊厳あるシニアの生活を送る権利を(国民が)失うことを意味する」述べていた。
イタリアで年金受給を開始する標準年齢は67歳だが、デンマークと同様に平均余命の推計に基づいて調整されるため、2026年に引き上げられる可能性がある。
イギリスでは、1954年10月6日から1960年4月5日までに生まれた人は66歳から年金を受給する。しかし、それ以降に生まれた人の公的年金受給年齢は段階的に引き上げられている。
フランスでは2023年、定年を62歳から64歳に引き上げる年金改革法案をめぐり、抗議や暴動が相次いだ。そのため、エマニュエル・マクロン政権は、同法案を議会での投票を経ずに強硬採択し、成立させた。(英語記事 Denmark to raise retirement age to highest in Europe)、、、、個人的には、平均寿命だけで定年や年金時期を決定には異論がある。判断が難しいが、職種も考慮されるべきだ。特に税金が高額な北欧で異論が出て当然だろう。




小国リトアニアLithuaniaはすでに数日前、対人地雷の使用、貯蔵、移転を禁止するオタワ条約からの離脱を正式決定し、国境を接するベラルーシと、背後に居るロシアからの軍事的脅威に対抗する意向を明確にした。リトアニアは今後10年間で11億ユーロ(約1800億円)と言う巨額な投資を行い、国境沿いに巨大な要塞や地雷原、対戦車バリアを構築する。エストニア、ラトビア、ポーランド、フィンランドも同様の意向を表明している。つまり、バルト海沿岸が、巨大な軍事要塞化される異常事態が進んでいるのだ。
注目すべきは、ベラルーシからロシアの飛び地カリーニングラードKaliningradに通じる約100キロのスワウキ回廊としても知られるスワウキ ギャップ(Suwałki Gap:スヴァウキ・ギャップ)で、もしロシアがこの回廊を封鎖すれば、バルト3国はポーランド等NATO加盟国から分断されて孤立し、ロシアに簡単に制圧されてしまう可能性がある。そうなればNATO軍は陸路での増援が不可能になるため、この回廊は「NATOのアキレス腱」と呼ばれている。以下に、この回廊についての過去の記事を添付する。過去ブログ:2024年3月孤立する独裁国家ベラルーシ リトアニアは検問所閉鎖:


、、、、欧州はすでに、少なくてもバルト海沿岸諸国は、ロシアが新たな紛争を引き起こす可能性に向けて始動し始めているのだ。参照映像記事 過去ブログ:2025年5月台湾・頼清徳総統「戦争に備えることで戦争を回避する」、、現代に於ける反戦:





5月10日、ウクライナ特殊部隊がベルゴロド州 Belgorod regionsの防衛線を突破して深部まで侵入し、ロシアの地上部隊を攻撃した。別な部隊がロシア兵を捕虜にするなどが、ロシア兵の士気に大きく影響していると言われる。

ベルゴロド州ヴァルイキvaluiki駅では、武器庫が爆破され、鉄道ハブが破壊されたが、空爆の痕跡が無く、パルチザンによる破壊工作、または事故とも言われ詳細は不明だが、ロシア軍の兵站に大きな影響の出ているのは間違いない。
また同記事は、デンマークが8億3千万ユーロ(


![[No ceasefire] Russian officers r](https://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/f/d/fd15875b.png)





元々ウクライナは欧州最大の資源保有国の一つで、西側の試算では、その価値は2兆5000億ドル以上になると言う。特にチタンは世界最高品質で世界の埋蔵量の12%を保有し、ウクライナの調べでは、2020年の侵攻以来、ロシアは毎月1800トンのチタン鉱石をザポリージャZaporizha地域からロシアへ搬出し、ロシアの軍事産業のミサイルや航空機製造に利用されると同時に、ロシア産の偽造書類をつけて海外へも輸出していたとされ、戦費補てんに利用されていたと指摘されている。ザポリージャ地域ではマンガンManganese、リチウムLitium、グラファイトGraphite、ウランUraniumも産するが、同地域のヴィリニャンスキー‣チタン鉱山(ザポリージャ市の東)は、純度93%の最高品質なチタンを年間11万トン生産できるとされ、ロシアの年間必要量の40%に及び、その戦略的価値は測り知れない。硬度が在り軽量なチタン製品は、ミサイル、戦闘機製造には欠かせない軍需物資だ。

ウクライナは入念にこの地域を調査し、4月17日に奪還作戦を開始し、要塞化された鉱山の守備隊を47分間の攻撃で殲滅したと言う。その急襲に、ロシア軍は鉱山を破壊する暇も無かった。ロシア国防相によれば、一夜にしてロシアのチタン供給能力が38%減少し、今後のミサイルなど先端技術兵器の製造に混乱が生じていると言う。




![[Russian Army Laughs Out Loud] Cardbo](https://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/f/f/ff15f47a.png)
ウクライナは、ロシアが更に中距離弾道ミサイルOreshnikを使用すれば、報復としてロシア領内の液体燃料施設を攻撃すると述べている。有毒な燃料が在る為、周辺住民にも影響が出ると警告している。またウクライナは、軍事パレードに先立ち、ロシアは極東のミサイルシステムS-300 、S-400などをモスクワへ移送したため、現在極東に置いてあるミサイルシステムはダミーの偽物だと指摘している。過去ブログ:2024年11月古い弾道ミサイルを引っ張り出し、最新、高性能ミサイルと言い張るプーチン?:、、、以上、英文映像記事などから抜粋した情報。
プーチン大統領はウクライナ側が中止した交渉を前提条件抜きで5月15日にイスタンブールで再開することを提案したとロシアメディアが報じているが、そんな交渉にウクライナが応じるはずも無く、単なるポーズ、時間稼ぎ、或はウクライナへの攻撃の口実造りだろう。この演出?の為、プーチン大統領は5月12日月曜日にエルドアン大統領と協議する予定だ。
米国は近々、ロシアの大規模攻撃が在るかもしれないと警告している。今もプーチンは「今は戦争が起きている。我々は交渉する。それの何が問題なのか。」と繰り返しているが、侵略行為の実行国との交渉に、侵略を受けている相手のどこに応じる責任があると言うのか、論理が噛み合わない。米国は「それが交渉だ」と言うが、、、。ウクライナ侵攻の結果、フィンランド、スウェーデンが中立を翻してNATO加盟国になり、誰が見てもロシアは、プーチンは大失敗を犯した。自作自演が誤算に終わっても自画自賛する姿は見苦しい。参照記事:ロシアの提案はテーブルの上にある、交渉に応じるかはウクライナ次第:


ロシアは現地5月9日午前10時、日本時間9日午後4時から「大祖国戦争勝利80周年(第2次大戦終結80周年80th anniversary of the end of WW2)」を祝い、習近平国家主席を含む25か国以上の首脳が出席すると発表している。ロシアの発表では、現地8日午前0時から11日午前0時まで、日本時間の8日午前6時から11日午前6時までの72時間、すべての戦闘行為を停止するとしている。過去ブログ:2025年5月イエメンのフーシ派、米、イスラエルの空爆で降伏:5月大祖国戦争勝利80周年を前にモスクワの空港一時閉鎖とウクライナの攻勢:





ウクライナのシビハ外相はSNSの投稿で、8日正午までにロシア側の停戦違反が734件あったと軍から報告を受けたことを明らかにし、「予想どおりロシアの停戦は茶番だということが明らかになった」と非難した。参照記事 、、、〇印は現在ロシア軍が越境攻撃をしている場所で、その先がスーミ(スムイ)州。


モスクワ市長は、少なくとも19機のウクライナのドローンが「さまざまな方向から」市内に到達する前に破壊されたと、ソーシャルメディアに投稿した。破片の一部はモスクワ市内に続く主要幹線道路の一つに落下したが、死傷者はいなかったとした。習近平国家主席も参加の予定だ。写真は、準備の進む赤の広場。
ウクライナをめぐっては5日、ロシア西部クルスク州に新たな越境攻撃を仕掛けたとの報告が複数上がっているが、ウクライナはこれについてコメントしていない。しかし、ウクライナ軍の参謀本部は先に、クルスク州チョトキノ村Tyotokino(Tetkino) Kursk region(Oblasts)近郊で4日から5日にかけ、ロシアのドローン部隊を攻撃したと発表し、ロシア当局も、ウクライナの攻撃で、ウクライナ国境から25kmの同州リルスク町Rylsk, about 25km from the Ukrainian border.の変電所が損傷
し、電力を喪失したと報告している。
チョトキノ村Tyotokino(Tetkino)への攻撃を、Newsweek紙も驚きだと、左図を添えて大きく報じているが、そこに在ったドローンでの攻撃、偵察司令部も破壊したとの報道もあるので、極秘作戦だったのだろう。英文記事 記録映像 映像記事 記録映像 4月中旬にも同じ地域を空爆しているが、その時は、ロシア軍が占拠し、武器弾薬を保管しているとされる民間の製糖工場を破壊している。記録映像 上の図右の赤い線はセイム川Seim riverで、橋を空爆している事から、ウ軍は川の南側全域を制圧する作戦か?
ウクライナ軍は5月5日に国境を越えてロシアにミサイルを撃ち込み、特殊車両で地雷原を越えたと、ロシアの複数のブロガーが述べ、またウクライナ軍事筋は、5日には約200回の軍事衝突がロシア軍との間で起きたと述べた。ロイター通信によると、ロシアのブロガー「RVvoenkor」は、「敵軍は夜間にロケット弾で橋を爆破し、朝になると装甲部隊が攻撃を開始した」「地雷除去車両が地雷原に通行路をつくり始め、(ウクライナ)兵士らを乗せた複数の装甲車がそれに続いた。国境沿いでは激しい戦闘が続いている」と述べ、ウクライナの5日の声明の、「クルスク州での作戦開始から9カ月が経過した現在も、ウクライナの国防部隊はロシア・クルスク州でのプレゼンスを維持している」とする内容を裏付けている。
こうした中、チョトキノ村から国境を挟んで約12キロメートルに位置するウクライナ北東部スーミ州Sumyでは、地元当局が2集落の住民に避難するよう求めた。ウクライナは2024年8月、ロシア・クルスク州への越境攻撃を開始。緩衝地帯を作り、ウクライナ・スーミ州とその周辺地域を守ることや、将来の交渉の切り札として使うことを狙っていた。参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2025年5月プーチンがドキュメンタリー映画で、これまでと今後を語る 変化する軍事バランス:4月ロシア、ウクライナ、大きく違うクルスクの戦況報告と72時間停戦: