北欧 ロシア 東欧

screenshot-www.ukrinform.jp-2025-06-12-09-26-50ウクライナ国防省情報総局のブダーノウ局長 Lt. Gen. Kyrylo Budanovは、ロシアはイラン開発の自爆型無人機「シャヘShahed-productionド:Shahed-136」型の自爆型無人機を生産する能力を北朝鮮領内に作り出すことで合意したと発言した。英文記事 
写真左は、イランで量産される自爆型無人機「シャヘド」。写真右下は、2025年6月4日、ウクライナ領内にscreenshot-www.twz.com-2025-06-12-09-33-26落下したシャヘドタイプの無人機の残骸を調べるウクライナ兵士。
screenshot-www.okinawatimes.co.jp-2025-06-12-09-56-16同氏は、「北朝鮮領内で『ガルピヤ』『ゲラニ』型の無人機を生産施設の設置を始めることの合意がある。それは間違いなく、北朝鮮と韓国の間で地域の軍事バランスの変化を引き起こす」とし、現在ロシアと北朝鮮は北朝鮮領内でのこれら無人機の生産の組織を開始することについてのみ合意していると伝えた。また同氏は、これに加えてロシアは兵力と兵器の供給と引き換えに、北朝鮮に技術、特に無人機と弾道ミサイル「KN23」の生産技術を供与していると述べた。
また、北朝鮮では、長距離空対空ミサイルの近代化が行われていると指摘した。また、ロシアは北朝鮮に潜水艦および核弾頭を搭載できる弾道ミサイルに関する特殊技術も供与し、北朝鮮は核弾頭搭載ミサイルのキャリア(経験)およびその海上発射に大きな問題を抱えていたが、ロシアがこの点で北朝鮮を支援していると指摘した。参照記事 

20250610114103-1a6d02410一方、ウクライナ戦争で特需を受けているのが韓国防衛産業で、韓国産のK2戦車180両をポーランドに供給する2次輸出契約が2025年6月月下旬に締結される見込みだ。政府筋と防衛産業業界の関係者によると、今月下旬にポーランドでK2戦車の2次契約締結式が行われるという。契約規模は約60億ドル(約8700億円)、単一防衛産業輸出契約では過去最大規模となる。契約対象であるK2戦車180両のうち117両は現代ロテムが生産して直接供給し、残りの63両はポーランド国営防衛企業PGZが現地で生産する計画だ。ポーランドへの大規模な武器輸出は2022年7月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権当時に締結された基本契約で始まった。当時の契約にはK2戦車180両、K-9自走砲212門、FA-50軽攻撃機48機などが含まれていた。参照記事 

images hhhgf、、、、将来的に欧州の戦場で、韓国製戦車が北朝鮮の無人機で攻撃されることも予想される状況だが、韓国が他国へ兵器を売っている間に、北朝鮮の近代3ccbf968兵器製造技術が韓国をしのぐ可能性がある。特に北朝鮮の無人機、長距離ミサイルの性能向上は、北と停戦状態の韓国にとって、他人事ではないはずだ。
また、新任の李在明(イ・ジェミョンLee Jae-myung)大統領は、過去に北朝鮮を露骨に礼賛(らいさん)していた人物であり、韓国から兵器を購入する欧州各国も内心穏やかではないだろう。改良点などの機密情報がロシアへ筒抜けになる可能性がある。過去ブログ:2025年6月今年最もつまらんニュース 李在明が次期韓国大統領:2025/6/12映像戦況報告:トランプがプーチン制裁強化!NATOがロシアを完全孤立に!プーチンの最後通牒!露軍100万人死傷者突破!
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jjjhg「、、プーチン・ロシアの側には、今ここで攻撃の手を緩める理由がない。まだ戦争の目的は達していないし、継戦能力は一応持ち堪えているし、戦線でも自分たちが優勢であると認識している。わざと交渉を難航させて、その間にもウクライナ侵攻を続けるのが、ロシアの戦略だろう。

 それに対し、ウクライナの側は、今すぐにでも戦闘をやめたいのが本音だろう。しかし、無条件降伏するわけにはいかず、ロシアの理不尽な要求をはねのけるためにも、戦い続けざるをえない。

それではなぜ、機が熟しているとは言いがたいのに、ロシアとウクライナは交渉のテーブルに着いているのか。それは、早期停戦を求める米トランプ政権を敵に回したくないからであろう。ロシアは、トランプ政権の立ち回りにより、主要7カ国(G7)の対ロシア包囲網が乱れることを期待している。ロシア・ウクライナともに、「我が国はトランプ大統領が主張する早期停戦に前向きだ」というアピール合戦をやっているわけである。、、」 参照記事2025/6/6:、、それでもプーチンがウクライナへの攻撃をやめない理由

ロシ、、、、上記の様な分析がある中、トランプ氏は、双方攻撃を止めろと言ったり、ロシアに寄りの発言をしたかと思うと、プーチンは狂っていると言い、今は、この戦争自体を突き放したような事を言いながら、米国はウクライナ支援を増強し、米国の要請だと思うが、イスラエルは、湾岸戦争で残ったミサイルを急きょウクライナヘ供与し始めた。この米国の一環しない態度を、トランプ氏の気まぐれだけでは説明が付かない。想像できるのは、米軍上層部の意向で、彼らが一貫してウクライナの軍事的勝利を求めているからではないだろうか?右図は、ロシアの最近の攻撃地域で、ロシアは攻撃範囲を拡大している。日本語映像記事 

トランプ政権screenshot-www.bbc.com-2025-06-11-11-13-33などいつまで続くか確証は無いが、米国の軍産体制の中で、軍が消滅することは絶対にない。多少はトランプ氏に手柄を立てさせても、ロシアが優位になるような状況変化には絶対理解を示さないだろう。結果的に、軍上層部の意向を無視できないトランプ氏の発言が、曖昧で不安定に見える事態を招いている、、と思う。だがこの状況にトランプ氏は決して甘んじてはいない。其の事は、トランプ政権が米軍上層部の解任を繰り返している事に現れている。参照記事:2025年2月トランプ氏、制服組トップのブラウン統合参謀本部議長を解任:過去ブログ:2025年3月トランプ氏の軍人解雇は国力低下だと国防省内部から非難浮上と会談決裂: screenshot-www.google.com-2025-06-11-11-48-53左は、2月に解任された米軍制服組トップのCQ・ブラウン統合参謀本部議長 現在は、トランプ米大統領が指名したダン・ケイン退役中将が統合参謀本部議長:右。統合参謀本部議長のポストに就くには法律上、原則大将クラスの経歴が必要で、中将クラスであるケイン氏が選ばれるのは異例とされる。  参照記事 過去ブログ:2025年6月世界中から傭兵をかき集めるロシア、軍事的勝利を諦めず。しかし、、

Kyiv is destroyed! Russia launches i2025年6月11日:ウクライナ軍はロシア軍が6月9日未明、首都キーウKiyvに対し空爆を実施したと発表しました。ウクライナ軍はSNSでロシア軍がキーウへの空爆を開始し、ウクライナの防空部隊が迎撃を試みていると明らかにしました。ボグダン映像記事では、6月10日夜からとなっている。

ウクライナ東部ハルキウKharkiv市当局者らは6月11日、ロシアによる夜間の9分間の無人機攻撃で少なくとも2人が死亡し、子どもを含む54人が負傷したと発表した。テレホフ市長はメッセージアプリ「テレグラム」で、無人機17機が5階建てアパート15棟を集中的に攻撃したほか、市の他の場所にも被害をもたらしたと説明。「数階建てのビル、民間住宅、遊び場、企業、公共交通が直接攻撃された」と述べた。参照記事  2025/6/12映像戦況報告:米上院がプーチン制裁可決!EUの第18次制裁でプーチン脳内パニック!トランプがプーチン制裁強化!NATOがロシアを完全孤立に!プーチンの最後通牒!露軍100万人死傷者突破!



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screenshot-www.youtube.com-2025-06-07-08-44-51screenshot-www.bbc.com-2025-06-08-10-20-59ロシア軍が前夜(2025年6月5日夜)、ウクライナの首都キーウKyivに対し弾道ミサイルと攻撃ドローンを発射し、少なくとも4人が死亡、20人が負傷し、内16人が6日朝病院へ送致された。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、一晩で400機以上のドローンと40発のミサイルによる攻撃を受けたと発表した。キーウ市東部地域の住民約2000人は、6日早朝から水も電気も遮断されている。映像:Russia launches barrage on Kyiv after vowing revenge for Ukrainian attack on:AFPの記者は、キーウで夜通し爆発音と空襲警報が鳴り響くのを聞いた。別映像 別映像 
ウクライナ側は圧倒的な防空体制出。多くの無人機やミサイル迎撃に成功したが、一部がキーウなどで火災を発生させた。詳細は映像記事で。また、この映像記事では、米国発の強力な経済制裁で、中国、インド、トルコなどの大手銀行が、ロシアとの取引を停止し、ロシア国内では、軍部からもウクライナから撤退すべきと声が上がり、インフレ上昇は止まらず、住宅価格は暴落していると言う。兵員も集まらず、兵士の脱走、技術者の海外流出は止まらず、プーチンの戦時体制維持は限界に達していると言う。

screenshot-www.youtube.com-2025-06-07-17-40-19screenshot-{domain}-{date}-{time}ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はキーウ攻撃に先立ち、ウクライナが6月1日、ロシアの空軍基地を攻撃したことに対し、報復retaliation,revengeを誓っていた。ロシアは首都だけでなく、ウクライナ全土にわたってドローンとミサイルの集中攻撃を行い、欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドと国境を接する西部のリビウやボリンLivv,Volyn:地図の赤丸 も標的にした。これに先立ちウクライナは1日に、ドローン117機をひそかにロシア国内に運び入れ、ロシア軍の基地4~5カ所で長距離爆撃機など数十機を攻撃したと発表していた。 参照記事 英文記事 ボグダン映像記事 参照記事  過去ブログ:2025年6月何の大義も無く、報復殺戮が目的となったプーチンimages hhgfd:6月ウクライナが前代未聞の無人機攻撃「クモの巣作戦」を開始 現代の真珠湾攻撃:トランプ氏は電話で報復を止めるように警告したが、プーチンは、対抗措置を取ると返答し、ウクライナとロシアが報復を繰り返す様子をトランプ氏は子供の喧嘩に例え「やりたいだけやれば、いづれ終わる」と述べたと報道されている。サジを投げたGive up?マスク氏との喧嘩の方が、よほど子供っぽく見えるのだが、、。

images jjhg 米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は6月3日、ロシア軍の死傷者が今夏までに累計100万人に達する可能性が高いとの推計を発表し、「ロシアのプーチン大統領が露骨に兵士を軽んじていることの表れ」だと指摘している。全面侵攻が始まった2022年2月からこれまでの間に、ロシア軍側では推計95万人が死傷し、うち最大25万人が死亡した。旧ソ連時代も含めて、第2次世界大戦以降ロシアが経験した戦争でこれほど死亡率が高い例はないという。 CSISは「プーチン大統領はこうした兵士らは消耗品で、国内の支持基盤を揺るがす可能性は低いと考えているようだ」と指摘している。

screenshot-www.bbc.com-2025-06-08-09-37-04一方、ウクライナ軍では40万人近くが死傷し、うち死者数は6万〜10万人とみている。自軍の損失については、ウクライナは詳細を明らかにしておらず、ロシアは死傷者数を大幅に少なく見積もっていると考えられているが、CSISが発表した数字は英米の情報機関の分析と一致している。参照記事 、、、、この状況、決して子供の喧嘩と言ってはならない。例え米国大統領でも、、。すでに20年以上も核保有する国の独裁者であるプーチンは、非常に性質(たち)の悪い大人で、その妄想から、この御山の大将は周りを子供としか見ていない。世界は最初から彼を「大人げない」と言って止めるべきだったのだ。参考記事:2022年10月頃、ウクライナを破滅させる意図はなく、、と述べていた


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Belaya_airfield_is_still_burning_tプーチン氏、ウクライナの奇襲ドナルド・トランプ米大統領は2025年6月4日に行ったロシアのウラジーミル・プーチン大統領との1時間15分に及んだ電話会談について、プーチン氏がウクライナによるロシアの戦略爆撃機部隊への奇襲「スパイダー・ウェブ: "Spider Web"クモの巣作戦」に対する報復を警告したと述べ、プーチン氏は「即時の和平」の準備ができていないとした上で、トランプ氏は無人機攻撃について、米国はウクライナから事前に知らされていなかったと述べたと付け加えた。

Ukraine_Russia_Airbase_ウクライナが6月1日、ロシアの空軍基地を無人機で攻撃し、核兵器を搭載可能な戦略爆撃機複数機を破壊したことは、トランプ氏の政権復帰後3度目となる米ロ首脳会談の焦点となった。左図の距離は、「トロイの木馬作戦:過去ブログ参照」から、無人機が実際に飛行した距離では無い。過去ブログ:2025年6月ウクライナが前代未聞の無人機攻撃「クモの巣作戦」を開始 現代の真珠湾攻撃

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、プーチン氏の報復の脅しに対して「弱み」を見せないよう同盟国に強く求め、オンラインへの投稿で、「彼(プーチン)は(相手に)強さも圧力も感じず、弱さを見て取った時に、さらなる罪を犯す」と述べた。参照記事 

How_Ukraine’s_Operation_“Spider一方、ウクライナ国境から約700 kmに位置するイワノボ空軍基地(Ivanovo in central Ivanovo oblast)は、ロシアの航空作戦に不可欠なロシアのA-50 AWACS(空中警告および制御システム)航空機の基地で、この航空機は空の指令室と呼ばれ、防空システムの検出、空中の脅威の追跡、戦闘機のアクティビティの調整などの重要な機能を実行する。ロシアの A-50合計が10機未満(使用可能な残り4基の内2機損壊とも)であるため、1機の損失または損傷は、戦況認識と指揮統制機能を大幅に低下させるとされる。また同型機は、ロシアではすでに追加生産出来ない機種とされる。英文記事 英文記事  2025/6/6掲載英文記事:最近のウクライナの攻撃成功と苦境のロシア  

 、、、どこまでもプーチンは「売られた喧嘩」だというが、そろそろ、売った相手を間違えたと気が付きそうなものだが、、。ウクライナは、6月1日の無人機での大型機破壊作戦は前哨戦であると述べている。欧米が780b5983攻撃先への制限を撤廃した事から、今後登場するのは欧米の最新のミサイルになるだろう。東部バフムトBakhmut,南部クリミアCrimeaでは、大量のロシア兵が孤立、包囲されて戦意を喪失し、クレムリンを無視した大量投降が交渉中だとも言われている。ボグダン映像では、ロシアがモルドバの親露派が占める沿ドニエストル地域へ介入するかもしれないと述べられている。詳細は下記のボグダン映像で。 映像:クリミア大橋攻撃や国内経済疲弊などボグダン映像 最近の戦況などボグダン映像 ロシアがまさかのモルドバ侵攻か!沿ドニエストルに1万人規模の部隊を配置:過去ブログ:2025年2月元ロシア首相が「トランプ政権は、すでに失敗」と将来予測:1月右派、親ロ政権のスロバキアで反政府デモ>野党内閣不信任決議案提出へ:2024年11月モルドバ大統領選で親欧州派現大統領再選確定だが先行き不安も2月スウェーデンNATO加盟決定と周辺のカリーニングラードやモルドバ

screenshot-blog.livedoor.jp-2025-06-11-09-45-42screenshot-news.tv-asahi.co.jp-2025-06-11-09-49-34ウクライナ軍参謀本部は2025年6月6日未明に、1日の「蜘蛛(くも)の巣作戦」で被害を免れた爆撃機などを攻撃するため、ロシア南部サラトフ州や中部リャザン州の空軍基地などを攻撃したと明らかにした。攻撃手法などは明らかにしていないが、「少なくとも3つの燃料タンクに多数が命中し、大規模な火災が発生した」としている。参照記事 



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massive_container_shipBB1-yJOzG6V3u57AjDhmDAqrJ4Yh9oD098L25eLChC3Qノルウェーのフィヨルド地帯でこのほど、自宅の前の庭に巨大なコンテナ船が座礁している状況にもかかわらず、住民の男性が眠り続ける出来事があった。 ノルウェーのテレビ局TV2の報道によると、トロンハイム・フィヨルドTrondheim Fjord内の自治体に住むヨハン・ヘルベルグJohan Helberg:上 さんは2025年5月22日朝、近所の人から「家の外の船に気付いたか」と尋ねられて目が覚めた。 玄関の外を見ると、家の前の庭に全長135メートルのコンテナ船が停止していた。「もし船がすぐ隣の岩場に衝突していたら、浮き上がって家に激突していたはず。ほんの数メートルの差だった」と、ヘルベルグさんはTV2に振り返る。
Båt_på_grunn_i_Trondheimsfjorden_–xyB4-k55T-xdyf9yO7J_0A8g1iOvKMabviUw9Yr521Dw海辺から約40メートルの場所に住む隣人のヨースタイン・ヨルゲンセンJostein Jørgensさん;左 はTV2の取材に、船が接近する音で目が覚めたと語った。 「窓の外を見ると、船が猛スピードで海岸に向かっていた」とヨルゲンセンさん。屋外に飛び出して大声で警戒を呼びかけた。 船はみるみる接近してきて、隣人の家の壁から約8メートルの位置で座礁したという。 この船はフィヨルド南端のオルカンゲルOrkangerに向かっていたとされ、座礁時には16人が乗船していた。

yAhg_aN2Zly6LmXregrcVg9SYj4JreFJUskpw jjhg海運会社NCLの幹部は今回の一件を「重大な事故」と呼び、「座礁で負傷した人がいなかったことに感謝している」と表明した。この幹部は声明で「現時点で原因は分かっていない。関係当局による進行中の調査の結果を待っている」と説明。「現在は船の損傷状況を評価中だ」としている。

船を引き離すためにまず、タグボートが派遣されたが、これは失敗に終わった。ClvMeSrw4aAw8Lwk5tzpkQZWvaBS4SVZaVxvYq0h6LcAノルウェー沿岸管理当局の声明によると、22日夜には、サルベージ会社が満潮時に船を再び水に浮かべようと試みたものの、後に不可能と判断されたという。沿岸管理当局は、再トライの前に地質技術的な調査が必要になるとしている。、、、筆者は昔、こんな場所に住みたいと思ったが、住んでる人に聞けば、海水は浴びるし、家が長持ちしないと聞かされた。それを知ってから、仕事上で塗料での塩害対策や屋根材に気を遣う事になったが、まさか船が突っ込んでくるとは、想像外だ。毎日戦争の記事を読んでるせいか、平和な出来事に見える。 参照記事 ノルウェー文記事 


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(JPEG_Image,_300_×_168_pixels)_2025-06-02_09-22-05[Breaking_News]_A_Russian_version_of_Pついにウクライナは、ロシア本土の深部を狙った「前代未聞」の無人機攻撃を開始したと、ボグダン氏映像が開設している。彼によれば、2025年6月1日の攻撃は、歴史に残る、過去1941年の日本軍による「真珠湾 Pearl Harbor攻撃」にも匹敵する隠密作戦で、確認された状況では、同時にロシア内の、最終的に判明した5箇所の飛行場の爆撃機をウクライナ無人機が攻撃し炎上させたという。予備映像 補足映像:攻撃の様子と爆撃機炎上 Russian planes engulfed in flames at airfield: Drone footage showing the strike:
現地映像(ドローンがコンテナから出撃、ドローン攻撃映像、被害映像)_-_YouTube_2025-06-02_09-01-11現地映像(ドローンがコンテナから出撃、ドローン攻撃映像、被害映像)_-_YouTube_2025-06-02_09-01-59この作戦では、「トロイの木馬」のように、密かにロシア領へ持ち込まれた仮設コンテナが使用され、その内部の屋根に巧妙に隠された無人機が、コンテナの移動先の飛行場近くからリモート操作で出撃し、判明しただけでほぼ同時期に41機の爆撃機などを炎上させると言う過去に例の無い戦果を挙げたと言う。作戦終了後、コンテナは自動的に爆破された。映像の中で、飛び立つ無人機を目撃しているロシア人は「どこから無人機が来たのか全く分からない」と叫んでいる。突然の無人機の出現で、ロシア側はレーダーでの捕捉も撃墜も出来なかった。
[Breaking_News]_A_RusRussian_planes_engulfed_in_flameスパイダー・ウェブ: "Spider Web"クモの巣作戦」と呼ばれるこのネットワーク攻撃作戦は、1年半の準備期間を経て、ロシアの4つの戦略空軍基地(最終確認で5箇所)に配備されていた戦略爆撃機41機を一挙に破壊した。Tu-95、Tu-160、そして核兵器を搭載可能なA-50早期警戒機までもが爆発炎上した。現地映像(ドローンがコンテナから出撃、ドローン攻撃映像、被害映像)  :映像:ウクライナが特別な「オペレーションウェブ」の画像を公開:ロシアの空軍基地へのドローン攻撃への準備を示す映像
現地映像(ドローンがコ現地映像(ドローンがコンテナから出撃、現地映像(ドローンがコンテこの攻撃によって、核抑止力の中核であるロシア空軍の36%以上が破壊された可能性も指摘されている。ボグダン氏の映像解説では、攻撃前後の衛星写真、ゼレンスキー大統領の歴史的発言、ロシア国防省の声明などから、この作戦の全容を各国の反応とともに徹底解説している。英文記事 
、、、最近の無人機攻撃では、極東のウラジオストックの施設が攻撃を受け炎上したとの事実が在り、6000キロ以上遠くの攻撃に筆者は???だったが、同じように秘密裏に無人機を送り込んでいたのかもしれない。米国の各ニュース記事も驚きを隠さず報じているが、この作戦が、小国ウクライナが単独で行った奇襲作戦である事は注目すべきで、まさに21世紀の真珠湾攻撃と言うにふさわしい。ロシア側の映像を含むこの映像には、ロシア内の橋が爆破?され列車が脱線した惨状も写っているが、この列車事故は、ロシア西部ブリャンスク州で5月31日夜から6月1日未明にかけ、モスクワに向かっていた列車が脱線した物で、同州知事は7人が死亡、35人が負傷したと述べた。ウクライアの破壊工作サボタージュにも見える。原因は調査中。参照記事 

1748782169-4811748782170-2352025年6月2日:ウクライナ保安庁(SBU)は6月1日、「SBUは本日、ロシア連邦の4つの軍事飛行場を同時に対して活動した。私たちの情報源が伝えるところでは、現在飛行場『ベーラヤBelaya』『ジャギレヴォDyagilevo』『オレニヤOlenya』『イヴァノヴォ Ivanovo』で航空機が燃えている。ゼレンスキー氏は、作戦の「まったく見事な結果」についてSBUのヴァシル・マリュク長官に祝意を伝えたとし、ドローン117機の各機に操縦士がついていたと説明した。SBU長官のおかげで、ロシアは今、『非軍事化』の本当の意味を理解した」と伝えた。

今回の特殊作戦の名前は「パヴティーナ(蜘蛛の巣)」。同作戦によりロシアの41機の戦術航空機に被害を加えたという。SBUは、まずFPV無人機をロシア領内に送り込み、その後モバイル型の木造ハウスもロシアに送り込んだという。その後、ロシア領内で無人機はこれらの小型の建物の屋根の下に隠され、そのままトラックに積まれて運ばれたという。そして、適切なタイミングでその屋根が遠隔で開封され、そこから無人機が飛び立ち、ロシアの爆撃機を攻撃したのだという。
ウクライナ保安庁、ロシア領内の4つの飛行場を同軍用飛行場への攻撃に向けて、それら無人機が準備されたかを示す写真でコンテナや無人機も公開された。SBUの関係者は、この歴史的な特殊作戦に関わった人々はすでに全員ウクライナ国内に戻ってきており、仮にこれからプーチン政権が誰かを「見せしめ」に拘束したとしても、それは国内向けの演出にすぎないと指摘した。暫定でのロシア航空機の被害総額は、20億ドル(約3000億円以上)を超えるとのこと。参照記事 
Ukrainian_drones_destroyed_Putin’s別記事によれば、ウクライナは1日、70億ドル(約1兆円)相当のロシアの複数の爆撃機を無人機で破壊したと発表した。標的はシベリアの空軍基地にまで及び、この戦争における最長距離の攻撃となった。ウクライナはまた、国境から数千キロ離れた4か所の空軍基地に駐機していた70億ドル相当のロシアの航空機を損傷させたと主張した。参照記事 
Belaya_airfield_is_still_burning_t当初言われた攻撃地4カ所はシベリア・イルクーツク州ベーラヤ(Belaya in Irkutsk oblast (region):左, Siberia)、ロシア最北西部、北極海に面したムルマンスク州オレニヤ(Olenya in Murmansk oblast, Russia's extreme north-west)、リャザン州中部ジャギレヴォ(Dyagilevo in central Ryazan oblast)、イヴァノヴォ州中部イヴァノヴォ(Ivanovo in central Ivanovo oblast)の航空基地で、うち2カ所(ベーラヤ、オレニヤ)は、ウクライナから何千キロも離れている。其の後の発表で右下図の⑤:ムルマンスク州セヴェロモルスクSeveromorsk Murmansk oblast が追加され、攻撃箇所は5箇所となった。 参照記事 英文記事 英文記事 映像記事:トランプ最後通牒!プーチンの大パニック!モスクワ将軍が車爆弾で蒸発

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Map_of_Ukraine_political_simpled862afbfウクライナのゼレンシキー大統領は2025年5月27日、全面侵略を続けるロシア軍は、ウクライナ南部ドニプロペトロウシク州ドニプロペトロウシク州Dnipropetrovsk Oblastの行政境界線を超えるために全力を尽くすだろうと述べ、また北部スーミSumy方面に約5万のロシア軍戦力を集結させていると発言した。
【図説】ロシア、ウクライナ全域の軍事施設へ攻撃 - Sputnik 日本, 27.05.2025ゼレンシキー氏は、「彼らは、ドニプロペトロウシク州の行政境界線を超えるためにあらゆることを行ってくる。今のところ、彼はうまくいっていない。彼らは、東部の交通の要衝ポクロウシクPokrovskを制圧したがっており、これまでと同じ行動をとっている。東部ルハンシク州とドネツィク州は、2014年以来から据えられている彼らの戦略的目的のままだ」と発言した。参照記事 
ロシア軍は、5月27日夜から28日朝にかけて、ミサイル6弾(弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」5弾、航空誘導ミサイル「Kh59/69」1弾)と自爆型などの無人機88機をロシア領クルスクや南部クリミア地域から発射しウクライナを攻撃した。ウクライナ側は、この内無人機34機を撃墜。また、37機は消失ないし飛行を停止したと報じている。
左図は、5月20日から26日にかけてのロシア軍の空爆地点。5月に入り、ロシア軍は連日のように空爆を行っている。これに対しウクライナも、モスクワ周辺を含むロシア領内各地の施設を無人機攻撃している。ボグダン映像記事;プーチン、脳内パニック!ウクライナの精密ドローン作戦が“国家中枢”を直撃プーチン、脳内パニック!ウクライナの精密ドローン作戦が“国家中枢”を直撃;映像:モスクワ周辺への無人機攻撃 Local footage (airstrikes on Russia):、、、すでにトランプ氏の停戦案を蹴ったプーチンは、ウクライナ全域、旧ソ連圏の復活を目指していると言われ、この事にはプーチンの取り巻きからも不満が出ているとも言われるが、独裁体制でそれを言えば間違いなく、今のロシアでは良くて刑務所送り、最悪暗殺される。そんな空(むな)しい憶測ばかりが流れている。
nappi11 at 00:02│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
【図説】ロシア、ウクライナ全域の軍事施設へ攻撃 - Sputnik 日本, 27.05.2025ロシア軍、2夜連続でウクライナを大規模空撃_各地で死傷者_2025-05-25_19-37-08ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、前日に続いて、現地2025年5月24日から25日にかけての夜間も同国各地に対してミサイルと自爆型無人機による大規模な攻撃を行った。ロシアは、攻撃はウクライナの軍事施設および軍事産業複合体企業にのみ行われるが、中部キーウ州Kyiv regionのカラシニクMykola Kalashnyk州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州では、住民が3名死亡、10名が負傷したと報告した参照記事 
同氏は、「残念ながら、本日未明の敵Telegram_View_@Mykola_Kalashnyk_2025-05-25_19-48-07のキーウ州への攻撃により、3名が死亡した。オブヒウ地区では消火作業中に2名(編集中:の遺体)が見つかった。さらに1名がブチャ地区で亡くなった」と書き込んだ。参照記事 
その後負傷者数は増加し
、現在29人に上昇した。 敵は、戦闘ドローン、弾道、クルーズミサイルで地域を攻撃し、空襲警報は9時間近く続いた。 Kyiv地域の5つの地区では火災が発生し、住宅の建物、インフラ施設、車両に多くの損害が記録された。英文記事 
「プーチン氏_気に入らない」ウクライナ全域22か所が攻撃され、無人機は、
一度の攻撃でこれまでで最多の5月18日の273機を超えて298機を数え、各種ミサイルは69発だった。死者は12人、負傷者は60人以上となった。英文記事 
主な地域は、
Kyiv, Zhytomyr, Khmelnytskyi, Ternopil, Dnipropetrovsk, Mykolaiv, Odesa, Kharkiv, Chernihiv, Cherkasy, Sumy, and Poltava regions.トランプ氏はこの状況を見て25日、プーチン氏への嫌悪感を明らかにし、プーチン氏を強く非難し「一体全体、彼に何があったんだ? 彼はたくさんの人を殺している」と発言したほか、その後はソーシャルメディアでプーチン氏は「全く狂ってしまった」と書き、更なる制裁強化を行うと発言している。参照記事、、、それに気づくのが遅かったのは否(いな)めないが、、。 参照記事  
fbfd2d11bodo-map、、、すでにロシアは、今後の停戦協議の話にすら否定的な態度を取っている。このままだと、限定的にせよ、いつNATO軍加盟国との交戦が起きても不思議無い状況に見える。気になる事で確認されているのは、ロシアはフィンランド国境近くに大規模な基地を建設し、兵士、ミサイルを配備し、攻撃ヘリの離着陸もあるようだ。また最近、ノルウェーのボドー(ボードー Bodø Air Base)基地にNATO空軍の北極圏第3統合航空作戦センターの設立が決定された。過去ブログ:2025年5月NATOがバルト海諸国に対ロ防衛戦略強化、増強独軍リトアニアに駐留

中国はロシアの20の軍事工場に特これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は2025年4月17日、ウクライナは中国がロシアに武器を供与しているという情報を入手したとし、とりわけ火薬と火砲だと発言していたが、最近、ウクライナのイヴァシチェンコ対外情報庁長官Head of the Foreign Intelligence Service of Ukraine Oleh Ivashchenko は、中国はロシアの20の軍事工場に特殊化学薬品、弾薬、工作機械を供給していると発言した。さらに同氏は、2025年初頭の時点で、ロシアの無人機のための重要電子部品の80%が中国製だと指摘し、供給の際には細部変更や名前の偽装が行われており、またブローカー企業が存在し、その企業を通じて中国からロシアへ電子部品製造のために必要な物全てが届けられていると発言した。英文記事 

index jjhgshahed_136_in_ukraine_The_rise_of_Sha2025年5月27日:ウクライナ空軍は、ロシアが現地5月25日夜、「おとり」を含むイラン製攻撃型ドローン「シャヘド Shahed」355機と巡航ミサイル9発を発射したと発表し、今回の攻撃はロシアが2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始して以来「最大規模のドローン攻撃だ」と述べた。ドイツ政府も同日、ロシアがウクライナに対し記録的な数の無人機を発射しているとして、「プーチン氏が平和を望まず、戦争を続けようとしていることを示している」と批判。「欧州レベルでのさらなる制裁」を呼びかけた。参照記事 
現在ロシアが使用の長距離ドローン‣シャヘドー136 Russian long-range Shahed-136 dronesには、ロシア製とイラン製が在り、90キロの弾頭装着が可能だとされる。過去の表記で通常弾頭は36キロとなっている。 英文記事 ロシアの24~25日の攻撃への報復なのか、ロシア西部クルスク州では、ウクライナ軍の25~26日の攻撃で、ロシア軍は1020名が死亡する過去にない程の大敗北を喫したと映像記事は述べているが、真偽、詳細は不明。映像記事 

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北の国から猫と二人で想う事_livedoor版__2025-05-25_06-23-03デンマークは2006年から、公式な定年年齢を平均余命に連動させて、5年ごとに見直しているが、メッテ・フレデリクセン首相Prime Minister images_(JPEG_Image,_318_×_159_pixels)_2025-05-25_07-35-19Mette Frederiksen(社会民主党Social Democrat)は昨2024年、こうしたスライド制の原則については「定年年齢が自動的に引き上げられるべきだとは、我々はもはや考えていない」と述べ、いずれ、あらためて話し合うことになるだろうとしていたが、、、、

デンマーク議会は2025年5月22日、これまで67歳だった定年退職年齢を2040年までに70歳に引き上げる法案を可決した。定年年齢を2040年までに70歳に段階的に引き上げる法案はこの日、賛成81票、反対21票で可決された。欧州で最も高齢の定年となる。現在67歳となっている定年年齢が、2030年には68歳、2035年には69歳と、段階的に引き上げられることとなった。70歳での定年退職は、1970年12月31日以降に生まれたすべての国民に適用される。北欧における定年制度は、国や業種によって異なるが、一般的に65歳が定年年齢とされている。

主な北欧諸国の定年制度:

デンマーク:現在は67歳が定年だが、2040年までに70歳に引き上げられる.
スウェーデン:定年制は存在せず、年金受給開始年齢と連動し、スウェーデンの年金受給開始は、最も早くて63歳。
フィンランド:通常65歳.
ノルウェー:通常65歳.
ドイツ:2031年初めまでに標準定年年齢は67歳に引き上げられる予定.

定年制度の背景:北欧諸国では、平均寿命が延びていること、また、年金制度の維持のために、定年年齢が引き上げられる傾向がある。

デンマーク国民の反応:47歳の屋根職人トマス・イェンセン氏はデンマーク・メディアに対し、今回の変更を「理不尽"unreasonable".」だと語った。「みんな働いて、働いて、働き続けているけど、このまま続けることはできない」。同氏は、デスクワークの人たちは状況が違うかもしれないが、肉体的にきつい仕事に就いているブルーカラーの労働者は、こうした変更を困難に感じると思うと付け加えた。「私は生涯を通じてずっと、税金を払ってきた。子供や孫と過ごす時間も与えられるべきだ」と、イェンセン氏は述べた。

首都コペンハーゲンではこの数週間、定年引き上げに反対する労働組合が支援する抗議行動が続き、22日の採決に先立ち、デンマーク労働組合総連合のイェスパー・エトロプ・ラスムセン議長は、定年引き上げ法案は「まったく不公平」なものだとして「定年年齢の引き上げは、尊厳あるシニアの生活を送る権利を(国民が)失うことを意味する」述べていた。

イタリアで年金受給を開始する標準年齢は67歳だが、デンマークと同様に平均余命の推計に基づいて調整されるため、2026年に引き上げられる可能性がある。

イギリスでは、1954年10月6日から1960年4月5日までに生まれた人は66歳から年金を受給する。しかし、それ以降に生まれた人の公的年金受給年齢は段階的に引き上げられている。

フランスでは2023年、定年を62歳から64歳に引き上げる年金改革法案をめぐり、抗議や暴動が相次いだ。そのため、エマニュエル・マクロン政権は、同法案を議会での投票を経ずに強硬採択し、成立させた。(英語記事 Denmark to raise retirement age to highest in Europe)、、、、個人的には、平均寿命だけで定年や年金時期を決定には異論がある。判断が難しいが、職種も考慮されるべきだ。特に税金が高額な北欧で異論が出て当然だろう。



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China_officially_recognizes_Russia_s_economic_記事は重複するが、2025年5月22日ボグダン映像解説:中国側がロシアの経済危機に言及:によれば、ロシアの経済危機が言われる都度、プーチンは打ち消しているが、経済関係者からは、ロシアが財政破たんを乗り切るのに、現状1ドル80ルーブルを110ルーブルへの切り下げを検討していると聞こえて来る。50%も切り下げれば、とんでもないインフレが発生するだろう。もっとも、ロシア経済のデフォルトが近いとも言われている。また何らかのウクライナとの停戦が実行されれば、現在100万人が動員されていると言うロシア兵が社会に復帰し、失業対策が大きな問題となってくる。これを放置すれば、プリゴジンの乱(傭兵の反乱)のような、待遇に不満を持った実戦経験者によるクーデターにもなりかねない。こんな想定から、プーチンが政権維持をするのには、紛争継続が都合がいいとの論説も登場する。よしんばロシアがデフォルト(default:財政破たん)になれば、プーチンは国民に向け、全て西側の責任だと言うのは明らかで、それで戦う自分を美化するだろう。
51be0bbbこれがまだ先の事としても、現実として、西側国際制裁の結果、より内政危機が高まったプーチン‣ロシアは、外交危機を表面化させて国民の不満を鎮静化させる行動に出るかもしれないと言われている。具体的には、フィンランド、バルト3国など国境を接するNATO加盟国が、ロシアへ対する軍事的プレゼンス(Presence存在感)を高め、ロシアを孤立させ、困窮させているから、ロシアには、これに立ち向かう正義があると言う問題のすり替えだ。

45db70a9 hhhg目の前でロシアのウクライナ侵略を目にした各国はすでに行動を起こしている。約1300キロと長い国境を接するフィンランドは、中立政策を捨てNATOに加盟すると同時に国境にフェンスを設け、国内の防衛装備の近代化をし始め、バルト海の監視もスウェーデンと共にレベルを上げている。また、フィンランドがNATOに加盟した事で、ロシアとNATOの地上国境が大幅に伸び、この事でロシアに国境警備の負担増を強いる結果になっている。
Bodø,_Norway_(2020-2024)_–_Øyste同じくNATO加盟国ノルウェーのボドー航空基地(ボードー Bodø Air Base)には、北極圏第3統合航空作戦センターの設立が決定され、ロシアの北極圏内の航空基地への強力な対抗措置となると見られている。参照記事 

小国リトアニアLithuaniaはすでに数日前、対人地雷の使用、貯蔵、移転を禁止するオタワ条約からの離脱を正式決定し、国境を接するベラルーシと、背後に居るロシアからの軍事的脅威に対抗する意向を明確にした。リトアニアは今後10年間で11億ユーロ(約1800億円)と言う巨額な投資を行い、国境沿いに巨大な要塞や地雷原、対戦車バリアを構築する。エストニア、ラトビア、ポーランド、フィンランドも同様の意向を表明している。つまり、バルト海沿岸が、巨大な軍事要塞化される異常事態が進んでいるのだ。
注目すべきは、ベラルーシからロシアの飛び地カリーニングラードKaliningradに通じる約100キロのスワウキ回廊としても知られるスワウキ ギャップ(Suwałki Gap:スヴァウキ・ギャップ)で、もしロシアがこの回廊を封鎖すれば、バルト3国はポーランド等NATO加盟国から分断されて孤立し、ロシアに簡単に制圧されてしまう可能性がある。そうなればNATO軍は陸路での増援が不可能になるため、この回廊は「NATOのアキレス腱」と呼ばれている。以下に、この回廊についての過去の記事を添付する。過去ブログ:2024年3月孤立する独裁国家ベラルーシ リトアニアは検問所閉鎖
7b9138f3Suwałki Gap:スヴァウキ・ギャップ:スワウキ回廊としても知られるスワウキ ギャップは、リトアニアとポーランドの国境周辺の人口過疎地域で、ベラルーシと、その西部にあるロシアの飛び地カリーニングラード州(時時刻刻)NATO拡大、ロシア誤算_「中立」Kaliningradの間の最短経路を指す。有事が発生した場合、バルト三国は軍事力が脆弱であり、回廊でNATO加盟国を分断できるため、有事にはロシアは真っ先に回廊部分を占領するであろうと予測され;「NATOのアキレス腱NATO's fragile hot spot」とも呼ばれている。英文記事 過去ブログ:2024年2月スウェーデンのNATO加盟が決定と周辺国、カリーニングラード
、、、、欧州はすでに、少なくてもバルト海沿岸諸国は、ロシアが新たな紛争を引き起こす可能性に向けて始動し始めているのだ。参照映像記事 過去ブログ:2025年5月
台湾・頼清徳総統「戦争に備えることで戦争を回避する」、、現代に於ける反戦

ドイツ軍_リトアニアに駐留開 (2)ドイツ軍_リトアニアに駐留開2023年5月23日
ロシアへの警戒感が欧州で高まる中、ロシアと国境を接するバルト三国のリトアニアではドイツ軍による駐留が始まった。ドイツ軍が単独で外国に部隊を常駐させるのは、第2次世界大戦後初めて。NATO=北大西洋条約機構は、ウクライナ侵攻を続けるロシアに備えて加盟国の防衛強化を進め、ロシアの飛び地カリーニングラードやその同盟国ベラルーシと接するリトアニアに、ドイツ軍が主力戦車「レオパルト2」などの部隊を配備し、5000人規模が駐留する計画。部隊の発足式が22日に首都ビリニュスVilniusで開かれ、ドイツのメルツ首相がおよそ800人の兵士を前に「われわれは責任を自覚している。NATOはドイツを頼ることができる」と述べた。参照記事 ドイツは、2027年末までにバルト3国のリトアニアに文民を含めて5千人規模の軍部隊を常駐させることで、2023年12月18日にリトアニアと合意していた。参照記事 2016年頃からNATOは、カナダ軍を中心とした多国籍部隊がラトビアに、ドイツ軍中心の多国籍部隊がリトアニアに、英国軍主体の多国籍部隊がエストニアに、ポーランドには米軍中心の多国籍部隊をそれぞれ展開させていたが;上左図、今回は計画を前倒しし、ドイツ軍単独での部隊増強となった。参照記事 
nappi11 at 00:02│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
GUkrX5GWIAATCAHウクライナ軍がロシア領のブリャンスク、クルスク、ベルゴロド州Russia's Kursk, Bryansk, and Belgorod regionsへ精密攻撃を連続して行い、いづれもロシア軍に致命的打撃を与えているようだ。
In Bryansk, the Kremniy plant, which proすでに無人機攻撃で操業を停止していたブリャンスク州カラシェフkarachevのクレムニプラントKremniy plantは2025年4月30日の無人機攻撃で爆発、炎上した。
ここではロシア軍の核心武器、パーンツィリ防空ミサイルとイスカンデル短距離弾道ミサイルの製造に使用されるチップ等の精密電子部品、兵器などを製造していた。2024年10月と2025年1月にもウクライナ保安局とウクライナ軍特殊作戦部隊が送ったドローン攻撃を受けていた。赤い点は、各州の州都を示す。 英文記事 参照記事 英文記事
 
screenshot(132)その他、映像記事から拾い出すと、5月4日、
ブリャンスク州の、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ国境に近い位置にある精密レーダーと電子システムを製造するストレラ軍需工場Strela Factory,Suzemka, Bryansk region:右 が攻撃されて炎上し、完全に破壊された。ウクライナ軍のHIMARSミサイルと無人機の複合攻撃だった。英文記事 英文記事 また、1000キロ以上離れた極東でも不明な火災が起き、ロシア全土で続発する火災は抵抗組織の犯行とも言われている。 
5月10日、ウクライナ特殊部隊が
ベルゴロド州 Belgorod regionsの防衛線を突破して深部まで侵入し、ロシアの地上部隊を攻撃した。別な部隊がロシア兵を捕虜にするなどが、ロシア兵の士気に大きく影響していると言われる。
【ウクライナ戦況】ブリャンスク軍工場が炎上消滅象徴的なのは、5月9日のロシア戦勝記念日に、
ベルゴロド州 州政府庁舎が、厳重な防衛網を突破されて無人機攻撃を受けた事だ。この攻撃で、副州長と国民警衛隊将校が負傷した。またクルスク地域では、ウクライナ空軍のMiG-29戦闘機が精密誘導弾を投下し、ロシアの無人機操縦者や設備に大打撃を与え、ロシアの防空網の脆弱性が露呈した。さらにウクライナの無人機部隊は、ロシアの最新鋭RS-43MAVA自走砲を破壊した。
ベルゴロド州ヴァルイキvaluiki駅では、武器庫が爆破され、鉄道ハブが破壊されたが、空爆の痕跡が無く、パルチザンによる破壊工作、または事故とも言われ詳細は不明だが、ロシア軍の兵站に大きな影響の出ているのは間違いない。
また同記事は、デンマークが8億3千万ユーロ(09a3fb3d約1340億円)の支援を決定したと報じている。今回の原資は同国内のロシアの凍結資産ではあるが、デンマークはこれまでも2022年以降、約90億ドル(1.35兆円:GDP比欧州2位)を支援し、それらはウクライナの武器製造費用に充てられている。デンマークはまた、F-16戦闘機も供与している。米国の現在、最新型パトリオットなどの対空ミサイルを積極的に供与している。過去の独ソ戦で過去最大の戦車戦(
プロホロフカの戦い:Battle of Prokhorovka)の在ったプロホロフカにロシア部隊が集結しているとの情報もある。
65998ddb[No ceasefire] Russian officers r2025年5月13日:ウクライナ領内で、勝手にドネツク人民共和国を主張する民兵組織の有力者が、ロシアが停戦や武装解除に応じれば、ドネツク人民共和国DPRは其れに従わず、クレムリンに銃を向けるかもしれないと激怒している。ロシアのせいでドネツク地域は荒廃し、住民は貧困に喘(あえ)ぎ、水道から水もでないと不満を述べている。彼らは、ウクライナからの分離独立を求めて立ち上がった元軍人、民族主義者の集まりで、一度はロシアによる独立国家の誕生を夢見たが、今彼らはロシアとの内戦も辞さないと発言している。映像記事 過去ブログ:2025年2月ウクライナ東部の親ロ分離主義武装組織リーダー、モスクワで爆死:2023年11月ルハンスク人民共和国軍の軍トップ暗殺されるプーチン氏を「臆病者」と罵ったロシアの右翼指導者逮捕:2023年5月焦土作戦を繰り返すロシア軍、病院も標的に:映像:ウクライナ女性兵士の活躍とEUの断固とした経済制裁発動対ロシア無人機攻撃
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7f3d0253【ウクライナ戦況】ドン2025年5月11日公開の映像記事で、ロシア軍が大攻撃を仕掛けたが壊滅したとの報告がされている。場所はウクライナ東部ドンバス地域で4月18日未明、気温3度の中開始され、兵員3200名、T-90戦車46両、兵員戦闘車72両、自走砲他が投入されたが、動向は全てウクライナ軍のドローンや監視所で監視されており、袋小路や地雷原に誘導されて、ハイマース砲撃、無人機攻撃の餌食になったと言う。ロシア軍は4基のヘリを投入し、ウクライナ軍を後方から攻撃する作戦を試みたが、ウクライナのミサイルで撃墜された。ロシア軍は開始から6時間後には、ウクライナ軍の計算された防衛体制による戦史記録上の大敗北が決定的になり敗退した。
Solo Assault- UkrainiSolo Assault- Ukrainian APC Storms R戦車16両が破壊され、ウクライナ軍は同時に無傷でロシア軍の最新通信機能と暗号化装置を入手し、分析の上、今後の電子戦に活かされると言う。すでに東部のロシア兵は疲弊しており、通信、連絡に障害が出て混乱し、重要な設備も放棄して退散したようだ。今回の記事の舞台になったのは、左のウクライナの鉱物資源分布図の丸い円で囲った地域のどこかと思われる。黒丸は、ザポリージャ市、メリトポリ市(ザポリージャ州)、マリウポリ市(ドネツク州)を示している。濃い青色がチタン鉱Titanium。映像;筆者の判断だが、上記の戦況と合致する記録映像:個人的な判断だが、映像の戦闘の一部はロシア側の塹壕の造りから見て、上の図のRobotyne付近では、、。
33ab223c hhh kkkhこの映像記事はまた、ロシア軍の侵略の目的の一つが、ウクライナの鉱物資源ではないのかと、最近のロシア軍の行動から解説している。ロシアはこの事に言及していないが、筆者も、うすうす感じていた事ではある。
元々ウクライナは欧州最大の資源保有国の一つで、西側の試算では、その価値は2兆5000億ドル以上になると言う。特にチタンは世界最高品質で世界の埋蔵量の12%を保有し、ウクライナの調べでは、2020年の侵攻以来、ロシアは毎月1800トンのチタン鉱石をザポリージャZaporizha地域からロシアへ搬出し、ロシアの軍事産業のミサイルや航空機製造に利用されると同時に、ロシア産の偽造書類をつけて海外へも輸出していたとされ、戦費補てんに利用されていたと指摘されている。ザポリージャ地域ではマンガンManganese、リチウムLitium、グラファイトGraphite、ウランUraniumも産するが、同地域のヴィリニャンスキー‣チタン鉱山(ザポリージャ市の東)は、純度93%の最高品質なチタンを年間11万トン生産できるとされ、ロシアの年間必要量の40%に及び、その戦略的価値は測り知れない。硬度が在り軽量なチタン製品は、ミサイル、戦闘機製造には欠かせない軍需物資だ。
【ウクライナ戦況】ドンバスで特に今、経済制裁で輸入が自由に出来ないロシアにとっては重要で、侵攻前から計画的に狙っていたのではと言われている。現在現地の住民は強制労働を強いられ、産出量は侵攻前の130%に引き上げられ、24時間体制でロシアへ軍用トラックで搬出されていると言う。
ウクライナは入念にこの地域を調査し、4月17日に奪還作戦を開始し、要塞化された鉱山の守備隊を47分間の攻撃で殲滅したと言う。その急襲に、ロシア軍は鉱山を破壊する暇も無かった。ロシア国防相によれば、一夜にしてロシアのチタン供給能力が38%減少し、今後のミサイルなど先端技術兵器の製造に混乱が生じていると言う。
index hhhgf其の後の4月30日に、米、ウクライナ間で懸案だった鉱物協定の署名が行われたのは偶然ではないだろう。米国は協定で、チタンやリチウムなど戦略鉱物資源の見返りに、採掘インフラの近代化、安全確保の大規模投資を約束している。注目すべきは、鉱山収益の50%を、ウクライナの復興支援に充てると言う内容だ。また、この事は、今後西側企業が開発に投資し参画できる可能性を開くものだ。ウクライナの資源が、今後の西側の重要な戦略物資を構成するなら、余りにうまくできたシナリオと言うしかない。

【ウクライナ戦況】ドンバスで露軍大量が全滅!メリトポル指揮所を完またウクライナは、メリトポリMelitopolにある軍管区指令室に2025年5月2日午前から大がかりな攻撃を仕掛けたが、攻撃前のスパイ活動で、この司令室が単なる軍施設では無く、ウクライナでの大規模な鉱物の採掘、運搬、国外輸出、出荷手配、決済業務、ロシアの資源管理まで行う、巨大な管理センターだったことが暴露されている。過去ブログ:2025年4月ロシア軍は、ウクライナ南部でも戦線拡大か?
解放されたウスタッフには、ロシア企業からの社員や偽の原産地証明を作るロシア情報部FSBも参加していた。2023年1月から2024年4月までで、約28万トンのチタン、1万2千トンのリチウム、7万トンのマンガンが占領地から違法に採掘され、ロシアへ運搬されていた。これらの総額は32億ドル(現在レートで約4650億円)と言う巨額で、国外出荷には、国際制裁を巧みにかわして陸路や海路で出荷され、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアを経由するルートも使用された。こうして得られたグレーマネーが、プーチンの侵略を資金面で支えていたのだ。結局5月2日、会議中だった指令室の在った建物は、ウクライナの用意周到な計画の元、完全に地下室まで破壊され、FSBの将校を含む高官ら42人が殺害された。そこで得られた機密情報から、ロシアの鉱物資源獲得が計画的、大規模で、侵略当初から、重要な戦略だった事が確認された。こういう状況を見ると、ウクライナが、少なくても南部のザポリッザ州やクリミアを手放すとは考えにくい。ボグダン映像:なぜロシアは戦争を止めれない?
nappi11 at 00:03│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
[Russian Army Laug[Russian Army Laughs Out Loud] Cardbo2025年5月10日時点で、まだロシアは一方的に公表した72時間停戦中だが、戦線各地で193回の地上戦が確認されている。米国と欧州各国はロシアに対し、再度30日間の停戦を要求する予定とされているが、無視された場合に強力な制裁を用意しているとされる。
ウクライナは、ロシアが更に中距離弾道ミサイルOreshnikを使用すれば、報復としてロシア領内の液体燃料施設を攻撃すると述べている。有毒な燃料が在る為、周辺住民にも影響が出ると警告している。またウクライナは、軍事パレードに先立ち、ロシアは極東のミサイルシステムS-300 、S-400などをモスクワへ移送したため、現在極東に置いてあるミサイルシステムはダミーの偽物だと指摘している。過去ブログ:2024年11月古い弾道ミサイルを引っ張り出し、最新、高性能ミサイルと言い張るプーチン?:、、、以上、英文映像記事などから抜粋した情報。

プーチン大統領はウクライナ側が中止した交渉を前提条件抜きで5月15日にイスタンブールで再開することを提案したとロシアメディアが報じているが、そんな交渉にウクライナが応じるはずも無く、単なるポーズ、時間稼ぎ、或はウクライナへの攻撃の口実造りだろう。この演出?の為、プーチン大統領は5月12日月曜日にエルドアン大統領と協議する予定だ。
米国は近々、ロシアの大規模攻撃が在るかもしれないと警告している。今もプーチンは「今は戦争が起きている。我々は交渉する。それの何が問題なのか。」と繰り返しているが、侵略行為の実行国との交渉に、侵略を受けている相手のどこに応じる責任があると言うのか、論理が噛み合わない。米国は「それが交渉だ」と言うが、、、。ウクライナ侵攻の結果、フィンランド、スウェーデンが中立を翻してNATO加盟国になり、誰が見てもロシアは、プーチンは大失敗を犯した。自作自演が誤算に終わっても自画自賛する姿は見苦しい。参照記事:ロシアの提案はテーブルの上にある、交渉に応じるかはウクライナ次第
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Donald Trump Issues Vladimir Put米国のドナルド・トランプ大統領は2025年5月8日、ロシアに対してウクライナとの30日間の無条件停戦を受け入れるよう圧力をかけ、停戦が実現しなければ新たな制裁を科すと警告した。トランプ氏はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話で会談した後、自身のSNSで「ロシア・ウクライナとの交渉は続いている。米国は理想的には30日間の無条件停戦を求めている」と述べ、「停戦が尊重されない場合、米国とそのパートナー国はさらなる制裁を科すだろう」と警告した。 ゼレンスキー氏も直ちにロシアに受け入れを求め、「戦争を終わらせる意思を証明しなければならない」「ウクライナは今この瞬間からの完全な停戦、つまり30日間の沈黙を開始する準備ができている。しかし、それは本物でなければならない。ミサイルや無人機攻撃も、前線での数百の襲撃もない」とソーシャルメディアに投稿した。参照記事 
img_10b54ed8e2bc0a3e5bbaad8186156aa379496、、、外交交渉上、国際法上、無差別攻撃を続行するロシアは自ら停戦交渉権を放棄したに等しく、国際的に孤立し非難される立場になった。トランプ氏はプーチン氏へこれまでもultimatumと言う言葉を投げかけたが、今回の警告が、本当の最後通牒: ultimatum のように見えるが、トランプ氏を嘲(あざ)笑ったプーチンはどう出るのか?どんなレトリックrhetoricで対抗するのか?トランプ氏からは「次のイエメンはロシアだ」と聞こえて来そうだ。
ロシアは現地5月9日午前10時、日本時間9日午後4時から「大祖国戦争勝利80周年(第2次大戦終結80周年80th anniversary of the end of WW2)」を祝い、習近平国家主席を含む25か国以上の首脳が出席すると発表している。ロシアの発表では、現地8日午前0時から11日午前0時まで、日本時間の8日午前6時から11日午前6時までの72時間、すべての戦闘行為を停止するとしている。過去ブログ:2025年5月イエメンのフーシ派、米、イスラエルの空爆で降伏:5月大祖国戦争勝利80周年を前にモスクワの空港一時閉鎖とウクライナの攻勢

74d9f02(JPEG Image, 276 × 183 pixels)0f5f0cb1af574e27833d64c42025年5月9日:ロシアのモスクワで現地9日午前10時ちょうど(日本時間9日午後4時)、ソ連大祖国戦争勝利80周年記念式典が盛大に開かれた。中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席と世界20余りの国や国際機関の指導者が招待を受けて出席した。参照記事と写真 
Shocking news! Ukraine gives up on airstrikes at vicロシアのプーチン大統領は4月28日、第二次世界大戦での対ドイツ戦勝80年の記念日に合わせ5月8-10日に72時間の停戦を実施すると一方的に表明した。ウクライナにも停戦参加を求めたが、ウクライナのゼレンスキー大統領は懐疑感を示していた。参照記事 結局、その約束は破らられ、8日にウクライナ各地が空爆されされたとの報道がある。写真右下は、今回に軍事パレードで初めて登場したロシア製無人機。参照ボグダン映像記事 
e84defd2 kkkjiロシアが8日から3日間の停戦を一方的に宣言する中、ウクライナの当局は、ロシア軍の爆撃により北東部で死傷者が出たと発表した。外相は12時間で停戦違反が700件余りあったとして、「ロシアの宣言は茶番だ」と非難した。ウクライナの捜査当局などによると、8日の午前3時ごろからウクライナ北東部スムイ州Sumyでロシア軍が誘導爆弾による攻撃を行い、女性1人が死亡したほか、男女2人がけがをした。また、州内の別の場所でも爆撃で住宅1棟が完全に破壊されたほか、10棟の建物にも被害が出たという。
ウクライナのシビハ外相はSNSの投稿で、8日正午までにロシア側の停戦違反が734件あったと軍から報告を受けたことを明らかにし、「予想どおりロシアの停戦は茶番だということが明らかになった」と非難した。参照記事 、、、〇印は現在ロシア軍が越境攻撃をしている場所で、その先がスーミ(スムイ)州。 
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Ukraine Can't Ensure Safety of Xi Jinpロシアは「大祖国戦争勝利80周年(第2次大戦終結80周年80th anniversary of the end of WW2)」を祝う2025年5月9日の赤の広場での軍事パレードを目前に控えているが、5月5日、首都モスクワが2 夜連続でウクライナのドローン(無人機)攻撃の標的になったと発表し、ロシア連邦航空局は、モスクワ市内の四つの590806b1kkk主要空港すべてを安全確保のため一時的に閉鎖したと、「テレグラム」に投稿した。
モスクワ市長は、少なくとも19機のウクライナのドローンが「さまざまな方向から」市内に到達する前に破壊されたと、ソーシャルメディアに投稿した。破片の一部はモスクワ市内に続く主要幹線道路の一つに落下したが、死傷者はいなかったとした。習近平国家主席も参加の予定だ。写真は、準備の進む赤の広場。

2101906b46a14f00-bf45-11ef-aff0-072ウクライナをめぐっては5日、ロシア西部クルスク州に新たな越境攻撃を仕掛けたとの報告が複数上がっているが、ウクライナはこれについてコメントしていない。しかし、ウクライナ軍の参謀本部は先に、クルスク州チョトキノ村Tyotokino(Tetkino) Kursk region(Oblasts)近郊で4日から5日にかけ、ロシアのドローン部隊を攻撃したと発表し、ロシア当局も、ウクライナの攻撃で、ウクライナ国境から25kmの同州リルスク町Rylsk, about 25km from the Ukrainian border.の変電所が損傷Russia Map Shows Ukraine's Surし、電力を喪失したと報告している。

チョトキノ村Tyotokino(Tetkino)への攻撃を、Newsweek紙も驚きだと、左図を添えて大きく報じているが、そこに在ったドローンでの攻撃、偵察司令部も破壊したとの報道もあるので、極秘作戦だったのだろう。英文記事 記録映像 映像記事 記録映像  4月中旬にも同じ地域を空爆しているが、その時は、ロシア軍が占拠し、武器弾薬を保管しているとされる民間の製糖工場を破壊している。記録映像 上の図右の赤い線はセイム川Seim riverで、橋を空爆している事から、ウ軍は川の南側全域を制圧する作戦か?

ウクライナ軍は5月5日に国境を越えてロシアにミサイルを撃ち込み、特殊車両で地雷原を越えたと、ロシアの複数のブロガーが述べ、またウクライナ軍事筋は、5日には約200回の軍事衝突がロシア軍との間で起きたと述べた。ロイター通信によると、ロシアのブロガー「RVvoenkor」は、「敵軍は夜間にロケット弾で橋を爆破し、朝になると装甲部隊が攻撃を開始した」「地雷除去車両が地雷原に通行路をつくり始め、(ウクライナ)兵士らを乗せた複数の装甲車がそれに続いた。国境沿いでは激しい戦闘が続いている」と述べ、ウクライナの5日の声明の、「クルスク州での作戦開始から9カ月が経過した現在も、ウクライナの国防部隊はロシア・クルスク州でのプレゼンスを維持している」とする内容を裏付けている。

skynews-kursk-belgorod-sumy_6879519こうした中、チョトキノ村から国境を挟んで約12キロメートルに位置するウクライナ北東部スーミ州Sumyでは、地元当局が2集落の住民に避難するよう求めた。ウクライナは2024年8月、ロシア・クルスク州への越境攻撃を開始。緩衝地帯を作り、ウクライナ・スーミ州とその周辺地域を守ることや、将来の交渉の切り札として使うことを狙っていた。参照記事 英文記事 英文記事  過去ブログ:2025年5月プーチンがドキュメンタリー映画で、これまでと今後を語る 変化する軍事バランス:4月ロシア、ウクライナ、大きく違うクルスクの戦況報告と72時間停戦


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