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FireShot Webpage Screenshot #1071 - '【最新】ウクライナ情勢 ロシア hhhgFireShot Webpage Screenshot #1072 - '【最新】ウクライナ情勢 ロシアが軍ロシアの弱体化や現状を簡単に書くのは困難なので、おおよその事が解説されている映像記事をリンクする:約27分。
図の水色部分は、ロシアの侵略後ウクライナが奪還し今に至り、この地域からほぼロシア軍は撤退したが、ハルキウ方面では今も戦闘が起きている。「ロシア奪還か」とかかれている地域がロシア南西部クルスク州Kursk Oblast南部で、現在ウクライナ軍、ロシア軍共に攻勢に出ている。戦況での優劣の判断はメディアにより大きく違うのではっきりはしない。過去ブログ:2025年1月ロシア軍、クルスクでロシア住民の避難先を空爆
Ukraine_PlaneCrash全体的には、地上戦でロシア軍が大きな損害を出しているが、ウクライナの損害も決して少なくは無いようだ。無謀にも見えるロシア戦車の突撃に、一部西側メディアは「バンザイ突撃;Banzai attack」とまで書いている。筆者の記憶では、戦史上最後の戦車によるバンザイ突撃は、前大戦末期、千島列島で旭川の第11戦車連隊(通称『士魂部隊』が敢行したのが最後だ。過去ブログ:2010年3月北千島占守島の戦いと領土 教科書に無い歴史:21世紀に、こんな言葉が蘇(よみがえ)るとは、、。映像:HIMARS destroys a huge Russian convoy with precise hits! The Best Moments:映像:クルスクでの露軍戦車
FireShot Webpage Screenshot #1073 - 'BREATHTAKING FOOTAG別映像では、フィンランドに近いバルト海に面するロシア第2の都市サンクト・ペテルブルグSt. Petersburgで、ウクライナの破壊工作により、ロシア兵や弾薬を積んだ列車が爆破されたと報じている。まさか、フィンランド側の工作とは思えないが、どこへ向かっていた兵士や弾薬なのかは気になる。 英文記事 映像:BREATHTAKING FOOTAGES! Train Carrying Russian Soldiers and Ammunition Blown Up in St. Petersburg!
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b1d29ccc97bcd5e6ウクライナの大規模空爆が功を奏したのか、前線でのロシア軍が劣勢で、数十名規模の部隊単位でのロシア兵の投降が映像記事で報道されている。特にモスクワに近いクルスク州Kursk Oblast南部での防衛では、クレムリンはウクライナ南部、東部、クリミアの兵員までクルスク方面に移動させ、更に1万人を超える北朝鮮兵をクルスクへ投入したが、ロシア側は最近、クルスクでの防衛失敗を認めたとされる。過去ブログ:2025年1月ウクライナ情報部が北朝鮮捕虜2名を公表
c416a995screenshot(74)ロシアは、ウクライナ軍が攻勢に出ているロシア西部クルスク州南部を見切ったのか、ウクライナ占領地域にある町スジャSudzhaで2025年1月16日、ロシア人住民の避難先となっている学校がロシアの小型無人機2機による攻撃を受けたと、ウクライナが占領地域に設置した軍事行政当局のオレクシー・ドミトラシェフスキー報道官が17日、明らかにした。
ウクライナは昨年8月、クルスク州に越境攻撃を開始。外国軍によるものとしては第2次世界大戦以来、最大となるロシア領土を掌握したが、その維持には苦戦を強いられていたが、現在攻勢に転じているという:上右図。映像記事 過去ブログ:2024年8月ウクライナのクルスク進撃の狙いは依然として不明瞭最近のウクライナのドローン攻撃映像:、、この映像では、ウクライナ軍が、投降した2名のウクライナ兵を処刑したロシア部隊と命じた将校を特定し、徹底的に報復したと述べられている。
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2025年はロシア・ウクライナ戦争が、「戦争か平和か」の瀬戸際の年となる。停戦を公約に掲げるドナルド・トランプ次期米大統領は、2025年1月20日の就任直後から和平工作に動きそうだが、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は南東部4州からのウクライナ軍の完全撤退など多くの条件を付けており、簡単には応じそうにない。  とはいえ、ロシアによる全面侵攻から2月で丸3年になり、破壊や荒廃を阻止する必要がある。中国やインド、ブラジルなどロシアの友好国も早期停戦を支持し、ロシア国内でも「無意味な戦争」と批判する分析が出てきた。戦争を主導する「タカ派」と、終結と、米欧との関係修復を求める「実利派」の路線対立が存在するとの記事も在る。
FireShot Webpage Screenshot #1866 - '【ロシアの内情】プーチン体独立系のテレグラム・チャンネル、「SVR(対外情報庁)将軍」によれば、クレムリンでは強硬派の「戦争党」と経済優先の「平和党」の派閥抗争が拡大し、「戦争党」と「平和党」の対立があるという。
FireShot Webpage Screenshot #1867 - '新内閣副首相候補にプ強硬派の「戦争党」には
、プーチンに輪を掛けた強硬派とされる元KGBのニコライ・パトルシェフ大統領補佐官(造船担当Nikolai Patrushev, 1951年 7月11日 - 73歳):左、ナルイシキンSVR長官、ボルトニコフFSB長官などが居り、パトルシェフ氏の息子で農相だったドミトリー・パトルシェフ氏47歳 が2024年5月の新内閣で副首相に昇格している:右。
FireShot Webpage Screenshot #1865経済優先の「平和党」には、
ロシア国営で最大の軍産複合体「ロステク」の最高経営責任者チュメゾフ・ロステクCEO、元産業貿易大臣兼副首相のデニス・マントゥロフ第一副首相、元経済発展大臣、大統領補佐官(経済担当)のアンドレイ・ベロウソフ国防相(2024年就任)らの名前が挙がる。
双方とも停戦の必要性では一致したとされるが、マントゥロフをプーチン後継者とする説、パトルシェフが主導権を握ったとの説などがあり、必ずしも辻褄は合っていない。
「SVR将軍」によれば、ロシア・ウクライナ戦争はこれまで「戦争党」が推進してきたが、戦争長期化に伴い、終結させなければロシアの経済・金融システムの危機を招き、現体制の存続が危うくなるとの認識が政府内でも優勢になった。「戦争党」は停戦のための有利な条件を主張するが、停戦の必要性には同意しつつあるという。参照記事 参照記事 過去ブログ:2023年12月プーチン側近がプリゴジン暗殺命令?と、露への制裁強化と新兵器:2月何の実績も信用も無い中国が仲介? ウクライナ情勢悪化?: 
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FireShot Capture 362 - Xユーザーのkatsu🇺🇦さん_ウクライナ軍の戦闘に参加してロシア軍の捕虜になったオーストラリア人義勇兵のオスカー・ジェンキンス氏(32:元化学教師)Oscar Jenkins, a 32-year-old volunteer fighterが2024年12月に殺害されたことを示唆する報道を受け、アルバニージー(Anthony Albanese)豪首相:左 は2025年1月15日、同氏が危害をpm-anthony-albanese-th-portrait-pmc加えられた場合、ロシアに対して「できる限り強い措置」を取ると警告した。アルバニージー氏は15日の記者会見で、ロシア大使に問い合わせるなど状況の確認を急いでいると述べ、「重大な懸念」を表明。「事実の判明を待つ」としたうえで、同氏が危害を受けたとすれば絶対に容認できないとしたが、具体的な措置には言及しなかった。ウクライナ側は、ロシアは「捕虜の扱いに関する条約を含め、いかなる条約にも従わない “not adhere to any conventions, including those regarding the treatment of prisoners of war”.」と述べている。

ジェンキンス氏は先月ロシア軍に拘束された。その後、軍服姿で尋問を受ける映像が浮上していた。オーストラリアの公共放送局ABCとCNN提携局セブン・ニュースは今週、ウクライナ情報筋の話として、同氏は殺害された可能性が高いと伝えた。 参照記事 英文記事 、、、日本人も義勇兵で参加しているが、同じ状況が起きた場合、日本はどう対応するのか?あの、丁寧語を装った石破氏のいつもの低迷語を聞かされるのか?聞き手側の理解力の問題だとしても、少なくても、結論を言うまでに句読点が多く、通訳泣かせの話し方だ。くどいのは顔だけにしてくれ、、。


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screenshot(72) hhhgウクライナは2025年1月14日、ロシアの領土内の標的に対し、この戦争で「最も大規模な」攻撃を行ったと発表した。ウクライナ軍の参謀本部は、複数の州で弾薬庫や化学工場などを攻撃したと説明。国境から数百キロの位置にある標的も対象にしたと述べ、ウクライナは、13日夜はロシアにとって激しい夜だったと述べた。

ロシアは、アメリカが供給している「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)US-made Atacms tactical ballistic missiles」のミサイルや、イギリス製の長距離巡航f07f1827ミサイル「ストームシャドウStorm Shadow missile」:左 などを撃ち落としたと発表。攻撃に対応するとしている。ロシア中部や西部では少なくとも9カ所の空港が一時的に発着を停止した。また、航空機用燃料精油所、備蓄タンクが在る言われるロシア南西部サラトフ州Saratovでは、ドローン攻撃で燃料タンクが大爆発し、近隣の学校が閉鎖された。ウクライナ保安局screenshot(73)SBUの情報筋はBBCに、国境に近いブFireShot Webpage Screenshot #1858 - 'Ukraine launchesリヤンスク州Bryanskaya oblastでは攻撃の結果、製油所や弾薬庫、火薬や爆発物、航空機用爆弾、ミサイルを製造している化学工場などで爆発があったと述べた:写真右。

一方でウクライナ参謀本部は、少なくても146機のドローンでロシア領土のさらに内側の、国境から約1100キロ(700 miles)離れた標的まで攻撃し、西部サラトフ州知事はメッセージアプリ「テレグラム」で、「大規模」なドローン(無人機)攻撃でエンゲリス市Engelsとサラトフ市Saratovにある工場が被害を受けたと語った 映像。ウクライナは先週も、エンゲリスにある貯油タンクを攻撃したと発表し、火災の鎮火には数日を要し、知事は緊急事態を宣言していた。西部のトゥーラ州Tulaでも夜通しの攻撃があり、同州知事によると、ロシア空軍がドローン16機を撃墜したという。この攻撃での死傷者はなかったが、落下した破片によって車や建物に被害が出た。映像記事:ロシア本土で38か所同時爆発地上攻撃含む別映像

_39682539_russia_tatarstan_map203このほか、中部タタールスタン共和国Republic of Tatarstanの首都カザンKazan近郊のガス貯蔵施設にもドローンによる攻撃があったが、死傷者は出ていないもよう。

cc7c7a8aインターネットに投稿された映像は、少なくとも一部の主張を裏付けているようだが、ロシア国防省は、ブリヤンスクと黒海上空でアメリカ製およびイギリス製のミサイルを撃墜したと発表している。しかし、右図の様に、ウクライナのドローン射程圏内に主な石油施設だけでも数多く点在しているので、今後もドローンに対するロシアの施設防衛は不可能に見える。

FireShot Capture 364 - Wave of drone __ -ウクライナのドローンは1月10日の夜、ロシアの複数の州を攻撃し、レニングラード州サンクトペテルブルクSaint Peterusburg、Leningrad Oblastの南西45キロに位置するガッチナ市Gatchinaの工業地帯:左 とロストフ州Rostov Oblastのロシア軍ドローン倉庫を直撃でし大火災を引き起こしたとの報道もあった 英文記事 。

BBCは、ロシアが一晩でこれらの西側製ミサイル14発を撃墜したという主張について、ウクライナの参謀本部にコメントを求めたが、ボフダン・セニク報道官は、「あなたが尋ねている情報については何も知らない」と述べた。ウクライナは一方で、ロシアがウクライナ各地にドローン攻撃を仕掛けたとも発表。首都キーウKyiv周辺でも複数回、空襲警報が鳴ったとした。参照記事 英文記事 英文記事 英文記事 過去ブログ2025年1月HIMARS攻撃で、南部で謀議中のロシア軍司令官3人が死亡:2024年11月西側がロシア攻撃で方針転換 ロシアはICBM?発射で威嚇:7月露はウクライナ支援国へ報復止めないと英軍トップと拡大する無人機攻撃圏:4月ウクライナの製油所攻撃でロシアが石油製品仕入れ国に:2022年12月ロシア内の軍飛行場で不明な爆発 ウクライナの無人機攻撃:、、、、、大規模攻撃は停戦協議への準備なのか?気になるのは、プーチン氏がトランプ氏との会談を6か月先に延ばしたと思える報道だ。また、ここ最近、プーチン氏は新年の国民との対話もビデオ参加で、海外からの要人と会ったとかのニュースも無い。健康悪化か?一説には、細菌感染の恐怖から対面や人との接触を避けているとも言われている。


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FireShot Capture 353 - NK8374972874.w_ウクライナ軍は、ロシアのクルスクKursk国境地域でロシア軍と並行して戦っている2人の北朝鮮兵士を捕獲した、とゼレンキー大統領President Volodymyr Zelenskyyが2025年1月11日土曜日に述べた。記録映像 
写真では、一人は顎の周りに、もう1人は両手と手首の周りに包帯を巻いていて、ゼレンスキー氏は、生きている兵士を捕らえることは「簡単ではない」と述べた。彼は、クルスクで戦っているロシアと北朝鮮軍が北朝鮮兵士の存在を隠そうと、負傷した兵士を処刑したと主張した。 ウクライナ情報部SBUは、2人の兵士に関する詳細情報を公表し、一方は文書などを所持していなかったが、もう一方はモンゴルに隣接するロシアの地域であるトゥバの男性の名でロシアの軍事IDカードを携帯していたと述べた。顎を負傷した方は会話が出来ない状態だとされる。
FireShot Capture 354 - JB_28_10_KURSK__ - FireShot Capture 355 - PHOTOS_ U「囚人はウクライナ、英語、またはロシア語を話さないので、韓国のIntelligence情報機関と協力して韓国の翻訳者を通じて彼らとのコミュニケーションが行われた」と述べている。 SBUによると、兵士の一人は、ウクライナと戦うのではなく、訓練のためにロシアに行くのだと言われたと主張した。両方の男性はジュネーブの条約に沿って医療を提供され、「韓国情報部Intelligenceと協力して」調査されていると述べた。図はクルスク州南部の戦況で、563f13e7ウクライナ軍が12月に初めて国境近くで北朝鮮部隊と直接戦闘状態になったと報告された。英文記事 英文記事 2024年12月12月25日、ロシア軍がクリスマスに合わせて大規模攻撃と旅客機墜落
 ウクライナの上級軍当局者は、先月、クルスクでロシア軍と並んで戦っている数百人の北朝鮮軍が戦闘で死亡または負傷したと述べた。 ホワイトハウスとペンタゴンは先月、北朝鮮軍が主に地上の最前線で戦っているこFireShot Capture 360 - ついにロシア資産がウクライナへ!EUが凍結資産を使って歴史的なとを確認した。彼らは2024年10月にウクライナに入り、ロシアのユニット(部隊)として戦っており、場合によってはクルスク周辺で独立して戦っている。参照記事 参照記事 英文記事 映像記事:ロシア資産がウクライナへ!EUが凍結資産を使って歴史的な30億ドル送金を実現!さらに初の生存者公表: 過去ブログ:2025年1月クルスク州のウクライナ軍、スジャから北東へ進撃開始:参考映像:ウクライナ開発のドローン迎撃銃Anti-Drone Turret英文記事 、、、、ゼレンスキーシは、捕虜とウクライナ兵の交換を公言したが、北朝鮮兵がウクライナに留まりたいと言ったとの映像記事も在る。帰国すれば英雄では無く、良くて刑務所、最悪、死刑か病死が待っているのでは、、。情報として、特殊部隊「暴風軍団」の所属とされる北朝鮮兵は「捕虜になる前に自決か自爆を命じられている」と述べられている。参照記事 
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FireShot Webpage Screenshot #1845 - 'ロシア軍、昨年43万人近く英国防省は2025年1月7日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍の兵士の死傷者は2024年に合計で42万9660人を記録し、23年の25万2940人から大幅に増加したと発表した。ウクライナ軍参謀本部の報告に基づくとしている。22年の侵攻開始以降、ロシア軍の死傷者は79万人を超えたとみられるとした。補足映像記事:ロシア軍は2024年に43万人の兵士と3000両の戦車を失ったが、まだ戦争継続能力はある:現状は更に深刻だとする映像記事:ロシア兵損失80万人超え!関連死170万人!労働力人口25%失う

FireShot Webpage Screenshot #1846 - 'Kursk me 英国防省によると、ロシア軍の1日当たりの死傷者の平均も増加傾向にあり、24年12月は1570人になった。侵攻後で最多になったとみられる。24年12月19日には、1日で2200人の死傷者を記録したという。ロシア軍は多数の歩兵を前線に投入する人海戦術を展開している。参照記事 記録映像:クルスクで攻撃されるロシア兵ドローンでのロシア兵、北朝鮮へへの攻撃ドローンでの爆弾投下の仕組み

次の映像は残酷シーンが在るので、FireShot Webpage Screenshot #1847 - 'PVP INS閲覧注意。ロシア兵(シベリアのヤクート人との説明も在る)を銃で追い詰めたウクライナ兵が、ロシア兵との一対一のナイフでの戦いに負けて死ぬのを悟り、ロシア兵に「お前は俺に勝った。お前はすごい戦士だ。俺は死ぬから、最後は一人で死なせてくれ」と告げるのが記録されている。ロシア兵も血みどろになりながら、それを聞き入れその場を20250110091935-1 jjhg kkjh去ったとある。このロシア兵は、この後、無事故郷まで帰れたとの別記事の説明もある。右写真の男は、相手の希望を聞き入れた格闘中のロシア兵。映像:ドローンで撮られたナイフでの格闘の様子:韓国紙の記事によれば、二人は2024年の秋、ウクライナ・ザポリージャ戦線で白兵戦を繰り広げ、ウクライナ兵士(左の左)は静かに一人で死ねるようにしてほしいと要請し、これに応じたロシア兵士(左の右)はひざまずいて彼の最後の道に言葉をおくったとある。参照記事 


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FireShot Capture 339 - ザポリージャ原発、爆発物か ウ_FireShot Capture 338 - ロシア軍、ザポリージャ州・メリ_2025年1月8日:東部ドネツク州の前線の一部では、ロシア軍が優勢となっている。ザポリージャ州Zaporizhzhia regionは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が一方的に併合を宣言した4州の1つだが、ロシアがその全州を支配しているわけではない。

ウクライナ国防省情報総局(HUR)は、正確な場所、日時は公表しないが、自国軍との共同作戦で南部への攻撃を行ったと明らかにし、ウクライナの国営通信ウクリンフォルムは2024年12月30日、タブリアの部隊との共同作戦で「一時的に占領されたザポリージャ州にあるロシア軍司令部を破壊した」と、HURが発表したと報じた。

212142-1_largeFireShot Capture 337 - XユーザーのAnton Geras_ - h独立系プロジェクト「War Translated」は同日、ロシア軍司令部の建物は米国が供給した高機動ロケット砲システム「HIMARS」の攻撃で破壊されたと報じ、Xに投稿した映像には、空爆が日中に行われ、煙が上がっている様子が映されている。HURは同日、「標的に正確なミサイル攻撃を行った」と述べ、「作戦の結果、司令部は破壊され、ロシア軍兵士6人が死亡、3人が重傷を負った」と明らかにし、米ワシントンを拠点とするシンクタンク、戦争研究所(ISW)は12月29日、ザポリージャ州で攻勢作戦を続けているロシア軍が、同州西部に進攻したと発表していた。

FireShot Capture 340 - ウクライナ軍、反攻で「ザポリージャ戦線情報筋によれば、ロシアはウクライナ南部での攻勢を計画しており、ザポリージャ州とヘルソンKherson州のドニプロ川Dnipro river右岸での軍事作戦を強化する計画だとウクライナは主張している。ウクライナの報道機関「RBCウクライナ」は、同国軍関係者が、ロシアの主な攻撃はドニプロ川沿いのピャティハトキPyatykhatkyとフリャイポレHulyaipole、Huliaipole近郊に向けられる可能性を示唆していると伝えた。参照記事 、、右図は、2023年6月の記事からで、両地点は、当時ウクライナ軍が南部攻撃の進入路とした場所だ。

、、、、今回の攻撃の公表までに時間が掛かっているが、恐らくその戦果の確認に時間が掛かったと想像できる。別な英文記事では、死亡者の中に、機甲化ライフル部隊、情報、偵察部門、対空防衛部隊の3人の司令官の名前が公表されており、重要な作戦会議が行われていた可能性が想像でき、ウクライナ情報部は司令官らの動きを正確に把握していたようだ。現在ロシア軍は、ロシア領西部クルスク、ウクライナ北東部、東部でウクライナ軍と熾烈な戦闘を繰り返している。

FireShot Capture 343 - ウクライナ2025年1月9日:ウクライナ軍は7日から8日未明にかけ、ロシア西部サラトフ州のエンゲリス空軍基地向けの石油を貯蔵する施設 a Russian oil depot in Engels, Saratov Oblastをドローン(無人機)で攻撃したと発表した。大規模な火災が発生し、同州のブサルギン知事は消火活動を行っていた消防士2人が死亡したと明らかにした。参照記事

630_360_1736357820-210ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、8日同国南部ザポリッジャを空爆した。同攻撃による犠牲者数は、これまでに死者が13名、負傷者が63名に上っている。警察は、「ザポリッジャについて。(8日)21時20分時点で、63名の負傷者が出ており、内一部は現場で支援を受け、一部は自ら医療施設に支援を申請した」と伝えた。内務省は、ロシア軍が2弾の航空爆弾(UMPK FAB500)で同市を空爆したと伝えている。最新まとめ映像記事:北朝鮮軍200名を全滅!クピャンスク南部で轢殺!チェチェンで内戦勃発:過去ブログ:2025年1月クルスク州のウクライナ軍、スジャから北東へ進撃開始

 


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a8ac83b6screenshot(69)ロシアは2025年1月5日、西部国境に位置するクルスク州Kurskでウクライナ軍が「反撃」を開始したと発表した。ウクライナ軍は昨年8月から同州で越境攻撃を仕掛けている。進攻規模については現時点では不明だが、親ロシア派の軍事ブロガーらは、新たに強力な攻勢が進行中だと報告した。
ロシア国防省は「モスクワ時間午前9時ごろ、クルスク方面におけるロシア軍の進軍を阻止するため敵が反撃を開始した」と発表した。ロシア側によると、ウクライナ軍は戦車2両、装甲車両十数台、 破壊工作部隊を投入し、クルスク州の要衝スジャSudzhaの北東約15キロに位置するベルディン村Berdin、ボルショエ・ソルダツコエ村Bolshoe Soldatskoe方面へ向かっている。一方、ウクライナ軍側はこの作戦についてコメントせず、クルスク州で戦闘中だと日報に記述するにとどめている。
images jjj間もなく3年目に突入する紛争は、重要な局面に差し掛かっている。ロシア・ウクライナ両陣営は、今月1月20日にドナルド・トランプ氏が米大統領に復帰するのを前に、交渉上の立場を強化しようとしている。
ロシア軍系のテレグラムチャンネル「リバル」は、「ウクライナ軍による次の攻勢の主要な展開は、明らかにまだこれからだ」と述べた。親ロシア派のある軍事ブロガーは、雪の中を進むウクライナ軍の装甲車両とされる車列の画像をテレグラムに投稿した。映像記事:Ukrainian army launched large-scale, unexpected attack on Kursk - Russians are surprised by attack:この攻撃にロシアは驚愕していると在る。 images jjh映像記事からは、ウクライナ軍の攻撃は大規模で多方面にわたり、クルチャトフKurchatov地区に在るクルスク原子力発電所Kursk nuclear plant(Kurchatov Nuclear Power Point)も目標に入っているのではと述べられている。 参考記事 ボクダン映像解説:ウクライナ軍ついにクルスク原発奪還へ!占領作戦が大きく前進し、ロシア軍は防衛網を崩され大混乱!さらに前回のストームシャドウ攻撃に

ウクライナ軍は昨2024年8月、クルスク州への越境攻撃開始後すぐに数十の村を占拠したが、ロシア軍が北朝鮮からの援軍を含む増援部隊を急派して以降、攻勢は止まっている。同年11月にAFPの取材に応じたウクライナ軍の情報筋によると、クルスク州における制圧地域は当初の1400平方キロから800平方キロに縮小している。参照記事 参照記事 英文記事:Ukraine in new offensive in Russia's Kursk regionUkraine launches surprise operation in Russia’s Kursk region:、、、、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は1月5日、米国のポッドキャストのインタビューで、クルスク州に配置された1万人超の北朝鮮兵のうち、約3800人が死傷したと述べ、「増援が送られる可能性がある」と警戒感を示した。1月20日に発足する米国のトランプ次期政権は、ロシアによるウクライナ侵略の早期停戦に意欲的とされる。ウクライナが交渉材料として制圧地域の保持を目指す一方、露軍は奪還を急いでいるとみられる。参照記事 映像:クルスクでの進撃クルスクで隠れるために家から住民を追い出す北朝鮮兵



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71fb658aウクライナのゼレンシキー大統領は2025年1月1日、同日をもってウクライナを通過するロシアの天然ガスの欧州への輸送が終了したことを報告した。ゼレンシキー氏は、「ロシアで25年以上前にプーチンに権力が贈呈されてから、毎年のウクライナを通る欧州への天然ガス輸送は1300億立法メートル以上であった。今日、ロシアのガスの輸送は、ゼロだ。これは、モスクワの最大の敗北の1つである。
screenshot(66)エネルギーを武器に変え、シニカルにパートナーたちをエネルギーで脅迫してきたことが、ロシアから最も魅力的で、地理的に最もアクセスしやすい市場を奪うことになったのだ」と指摘した。また同氏は、欧州諸国の圧倒的多数がそのような変化にうまく適応したと指摘した。さらに同氏は、ウクライナ政権は、トランプ米次期大統領が言及している米国産の天然ガス(LPG)の欧州への供給増加にも期待していると伝えた。映像記事:プーチンの悪夢が現実に!ウクライナが1月1日からEUガス供給を完全停止!50年以上続いた収益ルート崩壊でロシアの兵器製造が機能不全
17ae5658そして同氏は、「今日、私たちの共通の課題は、エネルギー転換の時期にあるモルドバを支えることだと強調した。これに先立ち、1月1日7時にウクライナ領と通過するロシアから他の国への天然ガス輸送が終了していた。ウクライナは、同決定を事前に諸国に通達していた。   参照記事 
、、、すでにEU各国は、ロシア産ガスを除いたエネルギー供給で対策を進めると同時に、ロシアの軍事的脅威に向け軍備や兵員の増強、ミサイルの供与などで対ロシア防衛網を強化している。 過去ブログ:2024年12月フィンランド地元大衆紙のクリスマスの記事から翻訳と欧州の対露政策:12月バルト海の海底ケーブルに相次ぐ破壊工作の疑い>タンカーが偵察船と判明?:12月ロシア国内の石油精製品の枯渇は時間の問題
index hhhgポーランドの識者による興味深い見解が在る「、、 トランプが就任した後、おそらく米国による和平協議の試み(ウクライナでの戦争を終わらせることを目的とした)が起こるでしょうが、それはおそらく失敗するでしょう。これは、戦争におけるエスカレーションの新しい段階につながります。、、彼がウクライナをプーチンに引き渡したいと思っていると想像するのは難しく、将来の米国大統領は確実に、ウクライナ支援の費用のより多くのシェアを欧州が引き受けると願うだろう。この事で、ポーランドを含むヨーロッパ諸国は、まだ準備出来ていない課題に直面するだろう。、、。」英文記事 、、、この事を想像するのは筆者にも其れほど難しくはない。トランプもプーチンも似た者同志で、互いに大国主義で、彼らの言葉じりには、小国は大国に従えと言う色合いが見え、トランプは過去にプーチンに経済的な借りもあると言われているからだ。結果的に大口を叩くだけのトランプは米国の威信を失墜させ、国内支持を失うのでは、、。参考:トランプ氏、消えぬプーチン氏への執着 ウクライナ侵攻後も変わらず
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FireShot Capture 331 - 量子コンピュータ北欧フィンランドは国を挙げてスタートアップ育成に注力し、それを可能にするビジネスエコシステムが完備した国だ。国内外を問わず優れた頭脳を集め、それを事業化し、さらに国際的に売り込む政府系組織が存在する。
量子コンピュータQCQuantum Computer)とは従来の電気回路によるデジタルコンピュータが0か1のいずれかの状態だけを持つ「ビット」により情報を扱うのに対し、「量子ビット(キュービット)により、量子状態の重ね合わせにより情報を扱う。従来のコンピュータで解くには複雑すぎる問題を、量子力学の法則を利用して短時間で解くことができる可能性を持つ。例えば、最近話題のGoogleによる量子プロセッサWillowを用いた量子コンピュータは、スパコンが10の24乗年かけて解く複雑な問題を5分ほどで解いた。量子コンピュータの弱点と言われてきたのが環境との相互作用による量子のゆらぎによりキュービット数を増やすほど不安定になりエラーが起きる、という点だが、Willowはこのエラーを減らし量子コンピュータの正確性を打ち出した点が注目されている。
img_13789a94445a6f7bb6d3344ff44f7790118225現在グーグル、IBM、インテル、マイクロソフトなどの米国企業に加え、NEC、富士通、NTTなどの日本企業も積極的にこの分野に参戦している。その市場規模は毎年22%以上上昇し、2026年にはグローバルで15億ドル(約2340億円)に到達する、と予測されている:左図。
このホットな量子コンピュータ市場の中で頭角を現しつつあるのがフィンランドのIQM社で、IQMは量子コンピュータを開発、販売する企業である。2018年に設立された同社は、ユハ・ヴァルティアイネンimg_2c8640e11a9a2b94f5a18feee55927c4843465Juha Vartiainen博士:右 らが量子コンピュータの未来に可能性を感じて立ち上げられた会社だが、その始まりは2001年、ヘルシンキ工科大学に客員教授として滞在した中原幹夫教indexkkkh授;左 の量子コンピュータの講義にある。受講者だったヴァルティアイネン博士らがこれに興味を抱き、研究を続けた結果、IQMが立ち上げられることになった。中原教授は現在も量子教育マネージャーとして同社の重要なメンバーに留まっている。  IQMの成長は急速で、これまでにすでに7台の量子コンピュータを販売、世界的に従来のスパコンとのハイブリッドという形式で一部の計算機能を量子コンピュータで行う、というプロジェクトが進行中だ。現在は大学などの教育機関やスーパーコンピュータセンターへの販売が中心だが、商業利用に拡大されれば大手と連携してさらに飛躍する可能性を秘めている。量子コンピュータの利点は従来型と比べて場所や消費電力が大幅に抑えられる点で、今後AIデータセンターの普及に伴い需要が大きく伸びると期待されている。参照記事より抜粋 



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FireShot Webpage Screenshot #1838 - 'Estonia navy北大西洋条約機構(NATO)は2024年12月27日、フィンランドFinlandとエストニアEstoniaを結ぶバルト海Baltic Seaの海底電力ケーブルが損傷したことを受け、バルト海での軍事プレゼンスを強化する方針を示した。またエストニアは、海底電力ケーブル「エストリンク1」Estlink1 undersea power cableを警護するため、警備艇を派遣した。フィンランド湾で主要電力ケーブル「エストリンク2 Estlink 2が破損したのは、ロシアの工作によるものだと欧州連合(EU)は非難している。

0bf8318d「エストリンク2」の破損は、切断された時間帯に付近を航行していたタンカー「イーグルS」Eagle S(クック諸島船籍)によるものとされ、フィンランド警察は、イーグルSのいかりがケーブルを切断、または損傷させた疑いがあると発表し、同国沿岸警備隊が26日タンカーに乗り込み、タリン(タリンナ)からフィンランドのポルッカラ半島沖Porkkala peninsulaへ誘導し、フィンランド国境警備隊の副長官は記者会見で「我々の警備艇が現場に向かい、船のいかりがなくなっていることを目視で確認した」と述べた。一方クレムリン(ロシア大統領府)は27日、ケーブル損傷についてコメントを避け、「とても狭い問題」だとして、ロシア大統領府には関係のない事案だという姿勢を示した。

EUは、イーグルSが「ロシアの影の艦隊: "Russia's shadow fleet" 」の一部だと批判。海底ケーブルの破損は「重要なインフラに対して攻撃が続いていると疑われている中での、最新の事例」だと述べた。エストニアの国防相は、ケーブルの安全確保に向け海軍の警備艇が27日早朝に出航したと発表。フィンランドも、残るケーブル警備のため合同作戦に参加するとの見通しを示した。

NATOのマルク・ルッテ事務総長Nato Secretary General Mark Rutteは、フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領Finland's president, Alexander Stubbと話をし、NATOはバルト海でのプレゼンスを強化すると付け加えた。NATOは声明で、引き続き警戒を続け、支援をさらに提供すると述べた。

 jjjhgimageskっぉおフィンランドとエストニアは共にNATO加盟国。エストニアのクリステン・ミハル首相Estonian Prime Minister Kristen Michalは公共テレビで、必要となれば北大西洋条約第4条を発動すると述べ、同条は、加盟国が領土保全、政治的独立又は安全が脅かされていると認めたときはNATOとして協議すると定めている。同首相は、「抑止力になるよう、NATOから艦隊の形で追加支援を受けたいと願っている」と話した。エストニアへの電力供給は、全長170kmの「エストリンク2」ケーブルの破損を受けて、大幅に減少した。フィンランドの国営送電会社フィングリッドFinland's Fingrid companyは26日に破損状況を点検した結果、ケーブルの修理は2025年7月末までかかる可能性があるという初期評価を明らかにした。

screenshot(66)バルト海では海底ケーブルの破損が相次いでいる。エストリンク2の損傷は、1カ月余りの間で3件目になる。11月17日にはスウェーデンのゴットランド島とリトアニアGotland and Lithuaniaを結ぶアレリオン・ケーブルArelion cable が切断され、翌18日にはフィンランドの首都ヘルシンキとドイツのロストック港 Rostockを結ぶ「C-Lion 1」ケーブルの損傷が確認された。船舶追跡サイトのデータからは、それぞれのケーブルが切断されたのとほぼ同じ時刻に、中国船「伊鵬3」がケーブルの上を航行していたことがうかがえる。ロシアによる破壊工作の一環として、「伊鵬3:Yi Peng 3」がケーブルの上でいかりを引きずった疑いが指摘されている。2023年10月には、別の中国の船がフィンランドとエストニアを結ぶガスの海底パイプラインを破裂させた。

「伊鵬3」と「イーグルS」は、ロシアがウクライナの全面侵攻を開始して以来、西側諸国の制裁を回避するために使用しているとされる「影の艦隊」の一部だろうと疑われている。EUは、「安全と環境を脅かすロシアの影の艦隊 "RusKattegatsia's shadow fleet" 」への対抗措置、制裁を検討中だと発表。スウェーデンとデンマークの間のカテガット海峡Kattegat(Cattegat) peninsulaに11月19日から停泊していた中国船は、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、フィンランドの当局による乗船を受けたものの、12月21日に出航した。 参照記事 英文記事 4d5a15fa-s、、、ウクライナ侵攻では黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が2022年4月撃沈され、ロシアの威信に傷が付いたが、ロシア国防省は2024年9月10日、太平洋や北極海、地中海、カスピ海、バルト海で艦艇400隻以上、航空機120機以上、兵員9万人以上が参加した大規模な海軍演習を9月16日まで続けると公表した。参照記事 ボクダン映像記事:世界を揺るがす3大ニュース!ジョージアの市民革命失敗で親露派大統領が強引に就任!そしてロシアのフィンランド侵略準備


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以下は、2024年12月25日のフィンランドの夕刊大衆紙ILTALEHTIからの翻訳記事。図などは筆者の編集による。
  • NATO情報筋はイルタレヒティ:ILTALEHTI(意味は夕刊)に対し、ロシアがフィンランドやNATO東側の他の国々への攻撃を演習していると語った。
  •     ゼレンスキー大統領によるとPresidentti Zelenskyin mukaan 、ロシアはクリスマスに70発以上のミサイルと100機以上の攻撃用無人機yli sata hyökkäysdrooniaでウクライナのエネルギー網を標的にした。
  •     カトリック教会のフランシスコ法王paavi Franciscus はクリスマス演説でウクライナの平和を願った。
678dde95FireShot Webpage Screenshot #1837 - 'Suomen rauhansopロシアはフィンランドとエストニアへの攻撃を演習した:NATO情報筋はイルタレティに対し、ロシアがフィンランドやNATO東側の他の国々への攻撃を練習していると語った。情報筋は、ロシアは1743年に設定の「トゥルク条約Turun rauha:トゥルク和平での国境: Turun rauhan rajoja」を目指すだろうと推定している。その場合、ロシア侵攻軍はキミヨキまで狙うだろう。さらに北のプウマランサルミが攻撃目標となる。あり得る脅威としては、ロシアが(フィンランド南東部国境沿いに)自国の緩衝地帯を望んでいると推定している。参考:suomen-rauhansopimukset-kautta-aikojen-pahkinasaaresta-moskovaan
 faa634b3ロシアの安全保障思想は、戦略的深度の追求と、北極地域からバルト海、黒海を経て地中海に至るまで、ヨーロッパに統一緩衝地帯を創設する努力を示し、NATOの脅威評価によれば、ロシアのミサイル攻撃はヘルシンキも標的とするだろう。ロシア軍の主な攻撃方向はバルト三国になるだろう。
bd92db0bウラジーミル・プーチンVladimir Putin大統領は2024年12月19日の年次宣伝演説で、ロシアは「すべての歴史的領土を回復するのに十分な兵力と手段」を持っていると述べた。以前、プーチン大統領は自分の理想は18世紀のロシア帝国1700-luvun venäläisen index hgfd keisarikunnan だと述べ、情報筋によると、プーチン大統領の言葉は文字通りに受け取られるべきだという。エストニア、ラトビア、リトアニアだけでなく、フィンランド南東部も危険にさらされるだろう。
左はピョートル1世(Pyotr I Alekseevich‣モスクワ大公 在位1682~1725年)ロシアをヨーロッパ列強の一員に押し上げ、スウェーデンからバルト海海域世界の覇権を奪取してバルト海交易ルートを確保。また黒海海域をロシアの影響下に置くことを目標とし、「ロシア史はすべてピョートルの改革に帰着し、そしてここから流れ出す」とも評される
ゼレンスキー大統領「これ以上に残酷なことがあるだろうか?」:ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、クリスマスの日にウクライナのエネルギー網に対するロシアの攻撃を非難した。
プーチン大統領は意図的にクリスマスに攻撃することを選択した。これ以上に残酷なことは何でしょうか?:ゼレンスキー氏は自身のテレグラムチャンネルで疑問を抱いた。ゼレンスキー氏によると、ロシアは70発以上のミサイルと100機以上の攻撃用無人機でウクライナのエネルギー網を標的にした。
 彼らはウクライナを停電させようとする試みを続けているとゼレンスキー氏はコメント:ゼレンスキー氏によると、ウクライナは50発以上のミサイルと無人機の大部分を撃墜することに成功した。しかし、この攻撃によりウクライナのエネルギー網は損傷し、ゼレンスキー氏によれば、いくつかの地域で停電が発生しているという。クリスマスの日にロシアは最大規模の攻撃でハリコフ市を狙った。ゼレンスキー氏は、プーチン大統領は意図的にクリスマスに攻撃を選んだと述べた。
教皇はクリスマス演説で平和を訴えた:カトリック教会のフランシスコ法王は伝統的なクリスマス演説で、ウクライナの平和を願った。教皇フランシスコはバチカンで行った「ウルビ・エ・オルビ」(都市と世界へ)演説で、ウクライナ戦争について直接語り、交渉を開始する勇気を呼び掛けた。 内戦で荒廃したウクライナでは武器の音を黙らせよう、と彼は言った。教皇はまた、公正かつ永続的な平和の実現が可能となるために対話の重要性を強調した。
index hhhgd(しかし)フランシスコ教皇は今年初め、ウクライナはロシアとの戦争終結交渉に向けて「白旗」を上げる勇気を持つべきだと発言し、ウクライナからの批判を招いている。白旗は伝統的に降伏を意味する。ウクライナのゼレンシキー大統領はこれまで、ウクライナがロシアに占領された領土を取り戻すことなく和平交渉を開始する可能性を否定している。教皇は(クリスマスの)演説の中で、ガザの人道状況も極めて深刻だと強調し停戦を訴えた。

17ae5658、、、記事からは、NATOと同じく、フィンランドも、妄想の果てに現実離れしたプーチンの今後の方向性に相当な危機感を持っているようだ。同じく危機感から、NATO加盟国が軍事費や兵員を増強する中、ルーマニアは、旧ソ連圏だった同国やルーマニア系住民の多い隣国モルドバへのロシアの侵攻を警戒し、同国内の空軍基地を拡張、近代化し、欧州で最大規模のNATO空軍基地にする計画に着手し、同時に同国の軍備近代化、及び対艦ミサイルやF-16,さらにF-35戦闘機の導入へ向けた作業に入っている。駐留NATO兵員、家族合わせ1万人規模の予定。
ポーランドは、自国兵員を30万人に増強する計画と言われ、ドイツも軍事費を増強している。フィンランドにもNATO軍基地が配備予定だ。欧州東部では、ハンガリーだけが親露政権誕生でロシア寄りだ。 映像記事:ルーマニアがNATOの秘密兵器に! ルーマニア軍が黒海で対ロシア戦略を加速! || ウクライナ情勢 : 右図は、2022年3月時点の各国と駐留NATO軍兵員 参照記事 
過去ブログ:2024年12月バルト海の海底ケーブルに相次ぐ破壊工作の疑い>タンカーが偵察船と判明?:12月プーチンの妄想、退屈だから「互いにミサイルを撃って決闘しよう」、、:12月フィンランドのオルポ首相来日、ロシアは日、フィン共通の脅威:11月なぜ習近平はフィンランド、スロバキア首脳を招待?と中国EV車への追加関税:7月フィンランド大統領、ロシアは中国に依存 習近平の電話で停戦可能と皮肉述べる:2024年4月ウクライナとフィンランド、二国間安全保障協定に署名 8か国目:4月ロシア見据え北欧、バルト、欧州諸国で徴兵、軍備見直し:3月EUに漂う欧州戦争への覚悟と用意 世界が不安定化:1月フィンランドの対露政策と対日関係で日本の出来る事:2023年9月ロシアがフィンランド国境沿い北極圏の駐屯地増強:2023年8月18の国と地域が“ロシア制裁の抜け道”の可能性:2021年9月一帯一路が世界最大規模に拡大とフィンランドの流通ハブ:2017年3月フィンランドが自走砲48台を韓国から購入
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bd92db0bロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2024年12月19日、恒例の年末記者会見に臨み、ウクライナ戦争からシリア情勢、中国やアメリカとの関係、国民の日常生活の問題などについてさまざまな質問に答えた。主要テレビ各局が生中継した年末恒例のこのイベントは、約4時間に及んだ。過去ブログ:2024年12月プーチンの妄想、退屈だから「互いにミサイルを撃って決闘しよう」、、

FireShot Capture 17 - スティーヴ・ロBBCのスティーヴ・ローゼンバーグ・ロシア編集長はこの場でプーチン大統領に、25年前に前任のボリス・エリツィン元大統領が退任した際に「ロシアを頼む」と託されたが、自分はロシアの面倒をしっかり見たと思うかと大統領に質問した。編集長はプーチン氏を前に、ウクライナでのロシア軍の被害や国際社会からの制裁などに言及した。これに対してプーチン氏は、ロシアが「主権」を取り戻したと回答。「それ以前にロシアに起きたあらゆることのせいで、この国は完全な主権喪失へと向かっていた」と述べた。イベントが終わると、ロシアの記者たちがローゼンバーグ編集長を取り囲んで質問攻めにした。参照記事 過去ブログ:2024年2月ロシアの近代史と今 まとめ

e84923c7、、、、BBC編集長のストレートな質問に、ロシアの大国化を成し遂げたと胸を張ったプーチンだが、たまたま時代が資源獲得競争へ向かっている中で漁夫の利を得たのがロシアだったと筆者は見ている。プーチンがしたのは、ソ連時代の秘密警察(KGB)を利用し、ユダヤ系新興財閥のトップに収賄や脱税などの容疑をかけて逮捕し、彼らの財産を没収し、外国資本に握られていた会社を次々と国営化しては側近らに分配f3ad8253-sし、彼らは超富豪オリガルヒにのし上がり、政権の中枢ポストを得てプーチン政権は黄金時代を築いた。出来上がったのは盤石に見える独裁国家だった。次にプーチンが求めたのは、更に偉大な国家と自身の英雄化だった。そこから歯車が狂いだした。今下降しだしたプーチンの支持率は、ロシアが次の救世主を求めていると暗示している。ソ連崩壊が無理な軍拡だった事を忘れたようだ。筆者にはそう見える。結果的に西側、北欧、NATOの結束を強化したのは、誰あろう、プーチン自身だった。彼の背後には肥沃な大地では無く、焼け跡しか見えない。参考:【日本外交の現在】安倍・岸田・石破政権の外交評価/日本外交劣化の原因/内にこもる日本の外交/戦後


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FireShot Webpage Screenshot #1062 - 'Sabotage suspecteFireShot Webpage Screenshot #1063 - 'Finland seizes Rusフィンランドオルポ(Petteri Orpo)首相は2024年12月25日、バルト海の海底でフィンランドとエストニアを結ぶ電力ケーブルに障害が発生したと明らかにした。オルポ首相はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「エストリンク2号ケーブル:Estlink-2 cableの送電が停止し、当局が調査している」と書いた。それによると、国内の電力供給に影響は出ていないという。エストニア側でも停電は発生していない。当局はバルト海の海底インフラに神経をとがらせている。

baltic-seaフィンランドとドイツ間、リトアニアとスウェーデン間の2本のケーブルbetween Finland and Germany, the other between Lithuania and Sweden, は先月11月、海底インターネットケーブルがバルト海の下で破壊、切断され、妨害行為(破壊工作)の恐れがあると報道された:英文記事

フィンランドのメディアによると、外国船が関与しているかどうかは分からず、電力会社がケーブルの状況を調査しているという。停電の原因も不明。一方、英国紙は、FireShot Capture 16 - フィンランド、ケフィンランドとエストニア間の重要な海底送電線とデータケーブルが損傷した後、フィンランド当局は26日、同国とエストニアを結ぶ送電用海底ケーブルを損傷させた疑いで、ロシアの港から出航した南太平洋のクック諸島船籍の石油タンカー「イーグルS」に対し、「重大な破壊工作」の疑いで石油タンカーを捜査していると発表した。警察は、タンカーのいかりがケーブルを損傷した可能性があるとみている。参照記事 写真はポルッカラ半島porkkala peninsula沖26日。手前はフィンランドの国境警備艇。

8503da33エストニア公共放送ERRの報告によると、Estlink-2ケーブルは、ケーブルの複雑な配置によって引き起こされた可能性のある短絡による損傷を修復するために、今年の大部分にわたって停止され、技術的なトラブルや他の電力系統の不具合で停電した可能性もある。ロシアからドイツに天然ガスを送っていたノルドストリーム Nord Stream natural gas pipelinesは2022年9月に水中で爆発・破損した。当局が妨害行為(破壊工作:sabotage)とみて捜査している。過去ブログ:2024年3月スウェーデンNATO加盟とNATOの地理的優位:、、、フィンランド、スウェーデンのNATO加盟でバルト海はNATO軍の中庭になったと言われる中、付近の警戒は厳重と思われ、簡単に破壊工作ができるとも思えないが、何をするか読めないのがロシアだ。過去ブログ:2023年10月中国の貨物船が錨で海底ガスパイプ破損?フィンランド沖:6月海底ガスパイプ破壊はウクライナ工作員?米は事前に情報得ていた?:4月北海で活動のロシア船はスパイ船と北欧4カ国調査結果

FireShot Webpage Screenshot #1834 - '衝撃ニュース!クルスクで北朝鮮兵を拘束!ロ2024年12月28日海中ケーブル破壊はロシア影艦隊の仕業が濃厚との映像記事が出た。タンカーを装った偵察船がケーブルを破損したと言うもので、欧州連合(EU)欧州委員会は26日、ウクライナ侵攻を続けるロシアが欧米に科された制裁を逃れるために使っている「影の船団」が、バルト海での海底ケーブル損傷に関与している疑いがあるとの声明を発表していた。、、、個人的には、速度の遅いタンカーが、破壊後もその海域に居て拿捕されたと言う事に疑問は在るのだが、、、。


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