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デンマークは世界で最もデジタル化が進んだ国の一つ。公的書類もデジタル化が定着し、ポストノルドによると、手紙の取り扱いは2000年の14億5千万通から、24年には1億1千万通へと90%以上減少した。郵便サービスの採算が取れず、欧州各地の郵便事業各社は対策を迫られている。BBCなどによると、物流大手DHLを傘下に持つドイツポストは6日、従業員8千人を削減すると発表した。
ポストノルドは今後、デンマーク国内では小包配達サービスの向上に重点を置くとしているが、従業員約4600人のうち約1500人が失業の危機に直面するという。ポストノルドはデンマークとスウェーデンの郵便会社が合併して設立された。参照記事 、、、今後、送られてきた郵便物は、インターネットで案内を受けて受取人が取りに行くのだろうか?その辺が不明だが、何とも寂しい話だ。
マイクロソフトが低業績の従業員を対象とする人員削減に着手した。Business Insiderが独自ルートを通じて入手した解雇通知文書から明らかになった。右は、マイクロソフト(Microsoft)のサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO:Satya Nadella/1967年生/1992年入社。2014年2月4日にCEOに就任、当時ビル・ゲイツ氏は会長を退き、技術アドバイザーに就くと報じられた。)
同文書によれば、解雇と同時に、ヘルスケア関連の福利厚生は即時提供停止される。内情に詳しい匿名の関係者に聞くと、解雇通知を受け取った、従業員少なくとも3人のケースでは、解雇手当が支給されないという。
同文書には次のような記載がある。「貴殿との雇用契約を終了する理由は、貴殿の職務業績が貴殿の職位に求められる最低限の水準、もしくは期待される水準に達していないことなどです」、、。
手紙は退職後の処遇については言及していないが、雇用の最終日には医療、処方箋、歯の治療への補助が終わるとした。また、通知文書には、将来マイクロソフトの仕事に応募する場合、マイクロソフトは過去のパフォーマンスと解雇を検討すると述べている。またすでに、Microsoftは競合他社のように、パフォーマンス管理で、より強力な姿勢をとっており、同社のマネージャーは過去数か月間、従業員を最高レベルのレベル80までのランク評価をしている。 6月末には、マイクロソフトには約228,000人のフルタイム従業員がいた。
「マイクロソフトでは、高い才能に焦点を当てています」とスポークスマンは言い、「私たちは常に、人々が学び成長するのを支援することに取り組んでいます。人々がそれを実行していないとき、私たちは適切な行動を取ります。」と述べ、この問題に精通している2人によると、セキュリティ、経験、デバイス、販売、ゲームなどの業務で、今月の仕事を削減し始めた。当時、広報担当者は、これらのレイオフはパフォーマンスベースのカットとは別のものであると述べた。参照記事 英文記事、、、簡単に言えば、企業への貢献度、利益効率を優先して企業改革を行っていると言う事か。幾ら優秀でも、実績が重要だと、企業では当然のことだろう。筆者も、全く規模は違うが、経営者の経験があるのでよくわかる。新トランプ政権で、イーロン・マスク氏が述べた行政改革にも通じる部分が在る。一方、大規模な解雇がされても、世界トップの企業での職歴が在れば、転職などが困難とも思えず、中国等、揉み手をしているかもしれない。

ウクライナのイエルマーク大統領府長官は2024年12月29日、ロシアが従来の軍事力だけでなく、インフラへの妨害工作など「ハイブリッド攻撃」を拡大させ、北大西洋条約機構(NATO)諸国の国境付近でも挑発行為に出る恐れがあると警告した。2024年12月25日にはNATO加盟国のフィンランドとエストニアを結ぶ海底電線ケーブルが損傷した。ロシアが欧米に科された制裁を逃れるために使っている「影の船団」が関与した疑いがあるとみられている。過去ブログ:2024年12月NATOの警備強化で緊張高まるバルト海と周辺国:
イエルマーク氏は「影の船団がロシアの唯一の脅威ではない」として、ロシアに軍事協力する北朝鮮やイランの脅威についても懸念を表明した。「北朝鮮やイランの兵士がNATO諸国の国境付近にも現れる可能性は十分にある」と指摘。放置すればロシアはさらなる挑発行為に出る恐れがあるとして、欧州諸国に断固たる行動を促した。参照記事 、、、、日本もロシアから敵国扱いされている状況では、日本もウクライナとの情報交換が必要だろう。すでにしているとは思うが、、。軍事力だけでは戦争に勝てない。映像:ロシアのドローンに立ち向かうウクライナの猫新兵さん:
米カリフォルニア州のニューサム(Gavin Newsom)知事が2024年9月23日、同州内にある学校でのスマートフォンの使用を制限する法案に署名した。この州法は2026年7月1日までに学校での携帯電話の使用を制限、あるいは禁じる計画を立て、実施し、5年ごとに更新するよう州内の大学を除く全学校に義務付ける。
専門家によると、小中学校で生徒が日中スマートフォンを無制限に使用することは、学校の教育的使命を妨げ、生徒の成績低下を引き起こし、ネットいじめを助長し、不安、うつ病、自殺の増加につながるという研究結果が出ている。学校の授業時間中に生徒が携帯電話を使用することは、生徒の学業成績や精神的健康に悪影響を及ぼす可能性がある。さらに、教室での携帯電話や関連機器の使用は、生徒の学業成績を低下させるだけでなく、不正行為やネットいじめの増加にもつながる可能性があるという。
ニューサム氏は「私たちはスマートフォンの使い過ぎが不安やうつ、その他精神衛生上の問題を増大させることを知っています。この新しい州法は生徒が学校ではスマートフォンではなく、学業や社会性の発達、目の前の世界に集中できるようにするものです...」
ピュー・リサーチ・センターが4月に行った調査では、高校教師の約72%、中学校教師の33%が、授業中の携帯電話による気が散ることが「大きな問題」であると述べた。公衆衛生総監のヴィヴェク・ムルシー博士は、ソーシャルメディアプラットフォームに、タバコやその他の中毒性のある消費者製品に貼られているような警告ラベルを掲載するよう呼び掛けた。昨年、インスタグラムとフェイスブックの親会社メタMeta, the parent company of Instagram and Facebookが故意に子どもたちを自社のプラットフォームに中毒させようとしたとして、30近くの州が同社を訴えた。 参照記事
2024年の米大統領選挙を前に、中国共産党(中共)が生成人工知能(AI)を用いて偽のソーシャルメディアアカウントを作成し、米国市民になりすまして情報戦を強化し、民主国家の政治分裂と混乱を試みていることが明らかになった。参照映像記事
9月3日、インターネット上の虚偽情報を分析する米国企業「グラフィカ」は、中共政府関連の認知作戦活動を暴露する研究報告を発表した。
この報告によると、「スパムフラージュ」または「ドラゴンブリッジ」と呼ばれるネットワークグループが、AIを利用して偽アカウントを作り、ソーシャルメディア上で米国市民を装い、スパムメッセージやターゲットを絞った宣伝を拡散している。
このグループは、反戦活動家を装い、複数のプラットフォームで「ミーム(画像、動画、フレーズなどがオンラインで広まる現象を指すことが多い)」を作成し、例えば、共和党の大統領候補者であるトランプ氏をオレンジ色の囚人服で「詐欺師」とレッテルを貼り、一方で現職のバイデン大統領を「臆病者」と呼んでいる。また、中絶権やウクライナ支援などの論争の的となる問題についても、分裂を煽る行為を行っている。参考映像;AIを使って作られたデモ映像。恐ろしい程登場人物が本人と酷似している。トランプ、バイデン、オバマ、、。:
国防安全研究院のサイバーセキュリティと意思決定シミュレーション研究所の準研究員である曾怡碩氏は、「生成AIを戦略的なツールとして使用し、認知戦の訓練に利用している。、、、最終的には、民主国家の市民が、自国の民主システムや政府の運営に対して持つ信頼を、損なうことが狙いです」と述べている。参照記事
イギリスでのニュースの受け取り方について毎年実施されている調査の最新版で、「オンライン」の比率が初めて「テレビ」を上回った。調査は英通信業界の独立監視機関、放送通信庁(Ofcom、オフコム)が実施。今年(2024年)はイギリス住民の71%がオンライン・サービスを使ってニュースに触れていると答えた。テレビと回答したのは70%だった。オンラインの比率は昨年の68%から上昇した。「ソーシャルメディア」も47%から52%に伸びた。16~24歳に限ると、ソーシャルメディアと答えたのは82%に上った。
オンラインのニュースソースとして最も多く挙げられたのは、「フェイスブック」、「ユーチューブ」、「インスタグラム」だった。フェイスブックとインスタグラムに加え、「ワッツアップ」も所有する米企業メタは、今回の調査で2番目に大きなニュースソースだった。同社のアプリをニュース取得に使っているという人は40%に上った。
BBCは今回も最大の単独のニュースソースとなり、68%の人がニュースを見るためにBBCを利用していると答えた。ただ、この調査はあくまで回答者の回答をまとめたもので、実際の利用状況に基づく分析からは、異なる状況が浮かび上がる。例えば、イギリス国内においてBBCニュースから情報を得ている人は、平均的な週で全住民の75%に達する。今回、最も比率が下がったのは、伝統的なニュース提供メディアだった。新聞およびそのウェブサイトは39%から34%に低下。テレビも75%から70%に下落した。BBCニュースのオンライン版も22%から18%に下がった。、、、。 参照記事
、、、、、オンライン上と言っても実に幅広く、その報道の密度、迅速さ、正確さにより、読み手に取って選択されるだろう。見出しに簡略なニュースの概略をつけたフェイスブックが便利な人もいれば、筆者の様に、綿密な調査や地図や画像も含めた報道を求める人もいる。筆者のブログも、日本語の外信記事が余りにもお粗末なことによる欲求不満から始めた一面がある。今でも新聞での外信記事には、紙面枠の限度もあるだろうが、複雑な戦況記事に地図すらない事が多い。リンクも動画も貼れない新聞、TVは、無くなることは無いにしても、速報性やその密度からもオンラインに遅れを取り、いづれ英国の様な状況になるだろう。確かにスマホ利用者にはSNS辺りは便利だろうが、変に誇張されていたり、フェイク記事もあるので、筆者は元記事として参考にすることは無い。
重要ニュースはBBC,AFP辺りで探り、詳細は現地からの記事で検証しブログに保存、加筆するパターンが多い。元記事の翻訳を修正したり、短く編集したり、分かりやすく加筆することが多く、元記事のそのままコピーでは無いので、参考にした元記事を参照記事としてリンク貼りしている。 現実を知るために、残酷シーンを含む映像のリンクを記録として貼る事もあるが、興味本位では無いので了解願いたい。リンクの映像は、ウクライナ無人機のロシア兵への攻撃。
最近は、日本の新聞社も有料でネット配信しているが、新聞の延長では何の魅力も無い。何時に成ったら広告だけで運営する無料配信メディアでありながら独自取材もするネット上のAFP、Reiter、MailOnlineの様なのが登場するのか?

イギリス政府は6日、X(旧ツイッター)の所有者であるマスク(Elon Musk)氏が移民排斥を訴える極右を支持し、同国を揺るがす暴力的な抗議デモを煽っているとして、責任ある行動を取るよう呼びかけた。アレクサンダー
(Heidi Alexander)法相:右 はマスク氏が「イギリスで内戦は避けられない」と投稿したことを受け、声明を発表しが、マスク氏はその後、イギリスの刑事司法制度は極右よりイスラム教徒を寛大に扱っていると主張。英当局の取り締まりを旧ソ連になぞらえた。アレクサンダー氏はタイムズの取材に対し、「内戦という言葉は決して許されるものでない」と述べ、マスク氏を批判した。また同氏は全国各地の暴動によって警察官が重傷を負ったり、略奪や放火が相次いでいると述べ、「いかなる理由があろうと、そのような暴挙は許されず、関与した者は法に基づき処罰されるだろう」と強調した。
この暴動はイングランド北西部サウスポートSouthportの住宅地で発生し、3人が死亡した殺傷事件に端を発する(上記過去ブログ参照)。移民排斥を訴える極右デモは北アイルランドからインドランド南海岸の都市や町に拡大。反移民やイスラム嫌悪のスローガンを掲げる極右と警察が衝突する事態となった。
スターマー(Keir Starmer)首相は6日、閣僚と警察幹部による緊急閣議を開き、「このような暴力に関与した者は全員処罰される」と表明した。それによると、20以上の都市や町で暴動が発生し、これまでに400人以上が逮捕され、うち約100人が起訴されたという。
8月4日にイングランド北部ボルトンBoltonでパトカーを壊したとして起訴された18歳の男James Nelson, 18は、この騒乱で最初に実刑判決を受けた容疑者となった。BBCなどによると、マンチェスター地裁は6日、器物損壊罪で男に懲役2カ月を言い渡したという。、、Xやフェイスブックなどではサウスポートの事件後、容疑者:左 の偽の氏名が拡散。さらに容疑者が最近到着した移民であるという偽情報も広まった。ロンドン警視庁はこの事態を受け、容疑者の氏名を公表。容疑者の両親はルワンダ出身であったが、移民ではなかった。参照記事 英文記事 英文記事
東京工業大や富士通などは2024年5月10日、スーパーコンピューター「富岳」を活用し、文章などを自動で作る生成AI(人工知能)の基盤となる大規模言語モデル「Fugaku―LLM(富嶽大規模言語モデル)」を開発したと発表した。学習データの多くに日本語を用いており、国内のニーズに合わせた生成AIの研究につながることが期待される。
富岳を使った開発は2023年5月から開始され、東北大や名古屋大、理化学研究所なども参加した。学習データの約6割が日本語で、松尾芭蕉の俳句に関する質問にも流ちょうに回答できるなど、日本語能力に特化している点が特徴だ。こうしたデータは開発に当たって独自に収集したもので、有害な文言をあらかじめ排除するなどした。このため学習の全過程を把握でき、海外のモデルと比べて透明性と安全性が向上したという。
生成AIの開発には通常、画像処理半導体(GPU)を持つスパコンを使用するが、富岳にはGPUが搭載されていない。開発では通信性能を最適化するなどして富岳の計算能力を向上させ、モデルの完成につなげた。「Fugaku―LLM」は10日からソースコードが公開されており、富士通のホームページからも利用できる。
東京工業大の横田理央教授は同日の記者会見で、「富岳での開発はチャレンジングな部分もあったが、克服できることが実証できた」と強調。「外国製に一切頼っていない点は大きな成果だ」と述べた。参照記事 参考:“純粋な国産AI”誕生 ハードもデータも全部日本製 スパコン「富岳」で開発:

ゴジラ-1.0のVFX(Visual Effects視覚効果)は国内外で評価が高く、予算規模で圧倒的に勝るハリウッド作品と肩を並べるほどのクオリティーとの声も多い。山崎監督は、1986年に白組に入社。ミニチュア製作や特殊撮影、デジタル合成などを手掛け、2000年の「ジュブナイル」を皮切りに、「ALWAYS 三丁目の夕日」や「永遠の0」などの作品を監督。同氏はいずれの作品のVFXにも名を連ねており、邦画界のVFXを牽引してきた。


この記事を引用した翻訳元の1つによると、2023年に公開されたスーパーヒーロー映画、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」では、1000人以上のVFXアーティストが参加したとの事で、「ゴジラ-1.0」の少数精鋭ぶりが際立っています。参照記事 参考:『ゴジラ-1.0』がアメリカの批評家に大ウケ:「可能な限り大きなスクリーンで観るべき」英文記事:映像:【予告】映画『ゴジラ-1.0』《大ヒット上映中》:映画『ゴジラ-1.0』公開記念特番 Behind the scenes -No.30-ト云フモノ:

対してVFX(Visual Effects視覚効果)は、3DCGを使って映像を作成し、実際の映像と組み合わせて加工するもの。両者の違いは、一からキャラクターや背景などをすべて作りあげて制作するフルアニメーションか、実際の映像と合成しているかで線引きができるが、しかし、現在ではそれぞれの技術を複雑に使って制作されることから、CGとVFXの違いがあまりはっきりしていないくらいコンピュータが多用されている。実際の映像と精緻なグラフィックスの見分けがつきにくいほど技術が進歩していることも、CGとVFXの境界があいまいになる理由。
現実にあるものとつくりあげた架空の映像を合成し、違和感のないように仕上げる効果がVFXで、左の写真の様に、ファンタジーのような架空の世界もまるで現実の実写ように見せることができる。映像;ゴジラメイキング:、、、メイキングの映像はいいのだが、ナレーションがひどい!余りにひどい語り、、、


逮捕された大阪市の無職で、中国籍の周桜婷容疑者26歳は2023年10月12日ごろ、自宅で在留カード13枚とマイナンバーカード9枚を偽造した疑いがもたれている。偽造したとみられるマイナンバーカードには、顔写真が印刷され、右上には本物そっくりなマークと、個人番号カードの文字も。裏面にはICチップも付いていた。
周容疑者は、中国にいるとみられる指示役から、送られた顔写真や住所などのデータをもとに、パソコンやプリンターを使ってカードを偽造していたとみられ、 自宅からは印字されていない白紙のカード750枚が押収されたほか、パソコンからは少なくともおよそ3000件の個人データが見つかったという。



経済安全保障の観点から、通信インフラの供給網を中国企業に依存することは危険だと判断した。天然ガスの主な調達先だったロシアに、ウクライナ侵攻を機にガス供給を止められ、エネルギー危機に陥った反省を踏まえた。 ただ、5G網の整備に使われる機器は既に「中国製が59%を占める」(南ドイツ新聞)状態だ。政権内にはデジタル化を推進する立場から、禁止の時期の後ろ倒しや範囲限定を求める声もあるといい、最終決定には至っていない。ドイツは2021年に通信機器の審査を厳格化するIT安全法を施行し、中国機器のリスクを検証していた。今年7月に策定した対中戦略では、経済の中国依存脱却を打ち出している。日本はすでに携帯4社が、5Gに関し使用禁止を決定している。またドイツはすでに、国内企業へ中国投資を控えるようにとの通達を出している。参照記事 過去ブログ:2023年9月米国が脅威とする中国の開発技術:、、、5G(第5世代通信)、さらには6G,7Gの開発は、携帯電話の利便性を高めると同時に、パソコン、家電製品の質向上や車両の自動走行、AI利用など各産業において広範囲に重要で、世界中で整備が急がれている。

誤交付に関しては、2023年6月28日に福岡県宗像市市庁舎内の証明書発行システムを利用した女性に対し、別の男性の住民票の写しが発行された事が確認された。この男性は同日、女性がシステムを利用する前に市内のコンビニでマイナカードを使って住民票の写しを取得。2つのサービスは同じサーバーを使用しており、データの更新中に証明書を申請すると、直前に発行したデータが誤って発行される不具合が判明した。
システムは富士通ジャパンが、広域団体を含め123の自治体に提供。コンビニなどで誤交付が相次いだため、システムを一時停止して総点検し、6月18日に再開したばかりだった。一斉点検のため、子会社「富士通Japan(ジャパン)」のシステムを利用する自治体でサービスを順次停止する。岸田文雄首相は30日、相官邸で河野太郎デジタル相らと面会し、マイナンバー情報の総点検について当初の8月末から前倒し、同月上旬に中間報告を取りまとめるよう指示していた。
富士通の時田隆仁社長は6月26日の定時株主総会で、トラブルが相次いでいることに関し「(国民の)マイナンバーへの不信につながった。深くおわびする」と謝罪したばかりだが、その後富士通は福岡県宗像市での誤交付の件で、6月30日までに、マイナンバーカードを使って証明書を交付するシステムで、別人の住民票の写しが誤って発行されたと発表した。参照記事 参照記事 、、、、パソコンのOSも、市販されてバグや不具合が出て更新が相次いで何とか使い物になる。最悪なのは、更新の際に、更新前に作った個人データに更新後不具合の出る事で、これは個人個人が自力で治すしかない。そんな経験から、筆者のデータにはかなり古いものが多く、OSには今も使い込まれ、もう更新されないWindows7を敢えて使用している(フリーのマイクロソフトのセキュリティー:Microsoft Security Essentials は有効でアップデートも継続されている)。そんな懸念でマイナは持っていないが、使った知り合いによれば、サーバー内のタイムラグ対策で、打ち込み時に確認作業を強制しての時間稼ぎが多くなり、より使いにくくなるのではと言っていた。
国立研究所・産業技術総合研究所から研究データを漏洩させた事件で、警視庁公安部は2023年6月15日、中国籍の上席研究員・権恒道容疑者を逮捕した。逮捕されたのは茨城県つくば市の国立研究開発法人「産業技術総合研究所」の主任研究員・権恒道容疑者(59)で、権容疑者は2018年4月、自身が研究に関与したとみられる
「フッ素化合物」の合成に関する先端技術の情報を中国企業のメールアドレスに送信し、営業秘密を漏えいした疑いがもたれている。同企業は約1週間後に権容疑者らを発明人として中国で特許を申請、取得していた。
つくば市にある同企業の日本代理店は権容疑者の妻が代表を務めていたが、中国の企業調査サイトによると、権容疑者自身も同社や複数の関連企業で役員を務めていた。容疑者は、中国の複数の会社で役員を務めていたのに、産総研に報告していなかったとみられることが分かり、事前申請を定めた産総研の規定にも違反していた可能性がある。
対策しなければ餌食に…産経新聞などの報道によると、研究データを受け取った中国・北京の化学製品製造会社は約1週間後に中国で特許を申請し、2020年6月までに取得していたことがわかった。権恒道容疑者が中国の「国防7校」で教職を兼任していたことも問題となった。「国防7校」は中国軍との関係が強く、兵器開発を行っていることから、2020年に米国の制裁リスト入りしている。権容疑者は、中国人民解放軍と関連の深い「国防7校」の北京理工大教授も兼任するなどやりたい放題だったが、日本側は防ぐことができていなかった。
世界各国で中国共産党のスパイが摘発されるなか、元警視庁捜査官の坂東忠信氏は情報工作の手口を紹介するとともに、スパイ防止法制定の必要性を訴えた。中国人スパイについて詳しくは、坂東忠信氏による映像記事「学校では教えないスパイの脅威 わたし達の生活に溶け込んだ巧妙な罠|坂東忠信」を参考に 参照記事 参照記事




社会のデジタル化が進み、動画配信やAI=人工知能などの利用が増えるなか、世界のデータ通信量は爆発的に増えると見込まれ、総務省の情報通信白書によると、2030年までに2018年ごろの30倍以上になると試算され、楽観的な予測でも、世界のデータセンターの消費電力は2050年に2018年の16倍あまりに膨れ上がると見られている。




