個人

不平等と言う意味は、取り交わした戒律を破れば神の名で罰せられるが、神が期待に反しても、神は正体不明で在り、全てに対し絶対の存在で、神に対し、異論や責任の追及も許されていないからだ。特に西洋、中東にあっては、その様な一神教と一神教の対立の歴史から、同じ地域に複数の絶対神が混在し、それが互いの不信と対立を生んで共存を遠ざけている。



トランプ氏はこの言葉について、「私が尻込みする? 聞いたことがない。中国への関税率を145%から100%に引き下げ、さらに引き下げたからか?」と対中関税について言及した。トランプ氏はEUと中国の関税率に関する最近の発表に触れ、「これが交渉というものだ」と述べた。記者からこの言葉に対する反応を尋ねられた同氏は記者に対し「その発言は絶対に口にするな」とくぎを刺し、「最も不快な質問だ」と一蹴した。
、、、日本語の「このタコ野郎!」のタコは、「人を罵倒する時に使う。もとは「下手くそ」の意味で、ゴルフからきた。ゴルフで1ホールで8打もする人間を「タコ」、10打も叩く人間を「イカ」と呼ぶ。」という説があるが、本当か?他に、「剃りあげた頭が蛸のようであるところから、生臭坊主を蔑(さげす)んでいう語」という説明やら、いろいろある。 参照記事
しかし、江戸時代には罵倒語「タコ」があったと言われる。旗本は将軍に挨拶ができたが、御家人にはその資格がありませんでした。他には、直参旗本は格としては大名と同じで、騎乗・袴・陣笠が許され、御家人はその下で、通常、袴の着用も騎乗も許されませんでした。そしてその旗本や御家人の下の家来は、またもの・陪審などと呼ばれました。旗本は御家人を「御目見以下」の意味の「以下(イカ)」と呼び、御家人はその悔しさで旗本に「俺がイカならお前はタコだ」だと返し、反目しあっていたとも言われている。
ただ、この「タコ」は、上にあがることばかり考えている意味の「タコ」なので、空に舞う「凧」でしょうとある。参照記事 、、、やっこだこの奴(やっこ)は武家奉公人、足軽のこと。個人的には、旗本の子供が、御家人の子供にいじめられ、悔しくて「お前の父ちゃんやっこだこ!」と馬鹿にしたのが詰まって「タコ」になったと想像したが、、。どちらにせよ、トランプ氏のアメリカファストに直面している日本、密かに「このタコ野郎!」と呟(つぶや)いて憂さを晴らすしかないか、、。



、、、、、まるで婚礼スタイルの様な、日の丸の様な紅白の着物。恐らく、並み居るスターの中で一番肌の露出度が少なくて、一番目立っていたのでは、、。着物がすごいのは、横からの姿もきれいな事で、外国の写真家は気が付いただろうか?更に言えば、洋さん、51歳。若々しさに、これまたびっくり。参照記事

5月23日午前、北海道興部町で山菜採りで山に入ったまま82歳の男性が行方不明になり、捜索していた警察が24日早朝、この男性とみられる遺体を発見しました。 警察によりますと、滝上町の82歳の無職の男性は23日午前9時すぎ、妻に「山菜を取ってくる」と言って出かけたまま、午後7時になっても帰宅しないことから妻が警察に通報しました。 捜索していた警察は午後10時ごろに、山の中で男性の車を発見し、翌24日早朝、近くの牧草地で男性の遺体を発見しました。参照記事、、、、、行き倒れじゃねえか、82歳、一人で行かすな。 参考:「クマを理解することが大事」研究者の間野さん、札幌で講演:
イギリス・ケント州のとある庭先で、防犯カメラが捉えた映像がSNSで話題となっています。【FACEBOOK動画】これはびっくり…!友情を育む?キツネとシカの様子
登場するのは、若いノロジカと1匹の野生のキツネ。種の違う2匹が、長年の友達かのように庭を走り回る様子は「まるでディズニー映画のワンシーン」と称され、多くの人々の心を和ませています。
この映像を提供したのは、「The Fox Project(TFP)」の活動を支援する一般家庭の家主。ドードー誌の取材によると、団体の専門スタッフは、キツネが見せた「プレイバウ(遊びのポーズ)」から、明確に友好的な意図が読み取れると解説しています。キツネは一般に捕食者としてのイメージが強いものの、実際には非常に好奇心旺盛で遊び好きな動物なんだそうです。動画内でも、キツネがノロジカを追いかけているかと思いきや、今度は立場が逆転。まるで鬼ごっこを楽しんでいるような姿が愛らしいです。普段は傷ついたり保護が必要になったりしたキツネの救助に奔走しているTFPにとっても、この映像は思わず心が和む“癒やしの一報”でした。参照記事
、、、、確かにキツネは好奇心が強く、最近もゴム引きの軍手を片方持って行かれ、草むらで見つかった軍手の親指の先がかじられて無くなっていた。それでも今もそれを使っているが、、。我が家の牧草地にもたまにシカが来るので、こんな上の様な光景も見れるかもしれない。其れよりうらやましいのは、動物保護の活動が英国では、歴史的に根付いている事だ。
どうも日本人と言うのは、気が小さいのか、野生動物が姿を見せるとぎゃーぎゃーうるさい。静かに見過ごすことも出来ず、何もしていない動物にまで駆除だ、怖いと大騒ぎだ。筆者から見ればそんなヒステリーの方が余程怖い。そういう類(たぐい)の人間が、社会で迷惑な場合がある。駆除してもらいたいのは、そんな人間の方だ。彼らはまた、日本人が大事にしてきた、自然と人間の調和を壊す人種でもある。外国人に日本人を説明するとき、「日本人はけっしておおらかで親しみやすいとは限らない。びくびくして、付き合いの下手な人種も居る事を忘れないで」と常に言っている。一言で言えば彼らは閉鎖的で利己的で、時として現代的だと己惚れているから厄介だ。これが筆者の日本人観だ。色んな国で生活したが、一番付き合いづらいのが日本人だとは、我ながら笑ってしまう。そんな事を言う為か、筆者は多少変わり者と見られているようだ。いらぬ御世話だが、、。規制や画一と曖昧さの境界にある調和やファジー。何に於いてもこれが大事だ。日本人は、人とも自然とも、互いに融通し合って生きて来たのだ。

お爺さんがすずめのお宿を探し当てると、おちょんがでてきて歓迎してくれた。帰りにお土産として二つのつづらが出てきて、どちらか好きな方を持っていくように言われたお爺さんは、小さい方のつづらを選んで帰っていった。家に帰ってつづらを開けると中からたくさんの宝物がでてきた。しかし欲張りなお婆さんは、お爺さんが小さい方のつづらを選んだと知って激怒。大きい方にはもっとたくさんの宝物があったに違いないと言い、すずめのお宿に行く。そして帰りに大きなつづらを選んで帰る。おちょんは家に着くまで決して開けないようにと言うが、家に着くまで待ちきれなかったお婆さんがつづらを開けてしまうと、中から魑魅魍魎(ちみもうりょう)妖怪変化が現れた。びっくりしたお婆さんはあわてて山道を逃げるように家に帰った。参照記事
、、、以上は日本人なら子供の頃、聞いたことのあるおとぎ話の一つだ。この事は色んな教えを含んでいる。いろんな記事を読んでいると、外国人から見ると、日本人にだけ見られる特異な行動が不思議で、其の為にハーバード大学では、それを研究するために日本人を研究する学科まで開設したと言う。何を大げさに首をかしげているのかと思えば、礼儀正しさや、他人や社会への配慮、慎み深さ、自発的に皆が同じことをする事等が日本人に特有な事で、自然に皆が自発的にそうすることが相当不思議に見えるらしい。
筆者の結論から言えば、上のおとぎ話からだけでも、弱い者を救いなさい、慎み深く欲を出してはいけない、良い事をすれば報われ、欲を出せば罰が当たると教えている。
これらの教えが社会通念として長い時間を経て社会道徳として定着し、個々の人の常識として残ってきた。但し、個々の人の常識は、その人の生まれや、宗教などで差の出る事が在る。日本の中でも、イスラム教徒は牛、豚を食べないのが常識だが、仏教徒の常識でない。
一方、日本はほぼ単一民族で構成される社会で、その社会が保有している不変な社会通念は、同じ境遇で育った誰でもが有している物で、それに沿って多くが同じような判断や行動をする。他人への配慮、他人へ迷惑を掛けない、他人に恥ずかしいところを見せない等が勝手な行動を戒め、なるべく全体に従う、弱い者を助け、いじめをしない行動へ人を導く。其の事が、具体的に、行列を乱さない行動や、子供が道路で止まってくれた車に配慮して礼をする行動などに現れる。
欧米人には不思議なのだろうが、答えは、島国日本が稀に見る同一民族で構成され、古くから、子供に絵本や親から子、祖父母からの語りで伝えられた昔話、童謡、おとぎ話などが、社会に広く同じ社会通念を定着させているからだろう、、、と筆者思っている。幼稚園などで、誰でもが「むかし むかし 浦島は、助けた亀に~」、鬼(悪人)退治の「ももたろう」等を歌った経験がある。
礼儀正しさについて言えば、サムライが居なくなっても、そのころの教えが、武道などを通じて広く社会通念として残されている結果で、武道は義務教育の中に含まれており、日本人なら誰でも一度は経験する。同時に、家庭でも学校でも礼儀作法が重要視され、就学率が地域を問わず、長く100%に近く、結果的に識字率が世界でも高い民族なのも一因だろう。 映像
その国の社会通念Social Wisdomが如何に重要かは、裁判で人を罰する際、「社会通念上、、」と引用されることからも分かる。また、日本人が、先進国の中で死刑を今も維持している事も、常識では無く、日本人の社会通念として、悪事を行なえば、それなりの罰が当たる、それが当然という共通認識が社会通念として行き渡っているからだろう。欧米人には、そこに宗教が介在していないのが相当不思議なのかもしれない。それについても説明できるが、長くなるのでここまで、、。


アメリカの公共放送は、政府や自治体からの交付金のほか、個人の寄付や企業の協賛金などで運営されていて、PBSの場合、予算に占める連邦政府資金の割合はおよそ15%だということで、政府からの資金は、人口の少ない地域での公共放送の維持にも使われていて、地域放送への影響も懸念されている。
、、、この事の是非は、他国の事であり「そうなんだ」と言うしかないが、日本のNHKに置き換えて考えれば、こういう命令を発動できる大統領制とはすごいものだ。こういうスピード感と決断が今の日本には必要だ。ダメだったらやり直せばいい。政治が世の中、世界の流れについて行けていない。日本の政治家は長い事、後出しジャンケンで勝ち抜いては、さも日本の政治は優秀だと自画自賛してきたが、余りに多くの事を先送りしたツケで、問題山積み、どうしていいか分からない状態だ。もうトランプ流に「政治家、官僚など要らない。すべて優秀なコンサルタントに頼むから」なんて言って見たくなる。それでも、党利党略優先で、民意を無視する政治家は選挙で落とせるが、問題は天下りと官僚機構だろう。どんな失敗をしても、何もしなくても首にはならない。マスク氏ならなんと言うだろう?過去ブログ:2025年5月また日中友好議員連盟が余計な事を、、:4月備蓄米放出効果は無かった。それでも小出しにする?:2月マスク氏、米政府の社会保障データのとんでもない不正を指摘:2月トランプ氏の独断には彼のあせりと怒りを感じる:2024年11月トランプ氏、マスク氏を「政府効率化省」トップに:
英誌「ブリティッシュ・ベイカー」が主催するコンテストで、青悦美代Miyo Aoetsuさんのレモンとアールグレイの茶葉を練り込んだブリオッシュ(フランス語: brioche [bʁiˈjɔʃ] ブリヨッシュ)は、フランスの菓子パン)が、「今年のイギリス最高のパン」に選ばれた。A Lemon and Earl Grey Loaf, made by Kuma-San Bakehouse, has been judged Britain's Best Loaf 2025.趣味としてパン
作りを始めた青悦美代さん(55)にとって、2025年4月月8日に発表された今回の受賞は2度目。2023年にも、抹茶とホワイトチョコレート、フルーツで風味付けされた緑色のパンで最優秀賞を受賞した。日本語映像記事 英文記事
英中部ダービーシャー州ダーリーデールDarley Dale in Derbyshireの自宅で「クマサン・ベイクハウス:Kuma-San Bakehouse」を営む青悦さんは、企業に届けるパンのほか、予約制でパンを焼いている。青悦さんはBBCの取材に対し、最優秀賞の受賞はとてもうれしいと話し、「受賞した時は何も言えなかった。とても、とても嬉しくて、ステージで叫びそうになった」と付け加えた。
審査員らは、200種類のパンを押しのけて勝利したこのパンについて、アールグレイの茶葉とリモンチェッロ(Limoncelloとは、イタリア(主に南イタリア)を起源とするレモンを用いたリキュール。)に漬けた砂糖漬けレモンピール、レモンカード(レモン果汁、砂糖、バター、卵黄で作られる、イギリス発祥の伝統的なペースト)と果汁を組み合わせた「さわやかで香り高い仕上がり」の「独特の風味」に感動したと述べた。青悦さんは、リモンチェッロがパンを「キリッと」させたのに加え、秘密の材料は日本の柑橘(かんきつ)類の「ユズ」だと話したまた、「ここ数年、日本ではアールグレイとレモンなどの柑橘類の組み合わせがとても流行していて、その味付けのケーキやクッキーがたくさん作られている」と説明。「そこで、この組み合わせでパンを作ろうと考え始めた。(中略)焼き菓子に使う時の、紅茶のほのかな香りが好きだ」と述べた。
徳島県出身の青悦さんは、英マンチェスター大学で学ぶために初めてイギリスにわたり、そこで夫と出会った。その後、2人はルクセンブルクとフランスに住み、青悦さんはフランスパンの味を覚えた。自分でパンを焼き始めたのは、イギリスに戻った後だという。
しかし、最初から完璧な焼き上がりではなかったと青悦さん付け加えた。満足のいくものができるまで「約45個のパン」を作ったという。「コンテストに出す準備ができるまで、何度も何度もパンを焼いた」、、4月8日に2度目の受賞を果たした青悦さんは、「努力が報われたので本当に嬉しくて幸せだった」と語った。
次の創作について青悦さんは「私はいつも、西洋と日本の文化を自分のパン作りの中で組み合わせられないかと思っている(中略)常に実験をしている」と語った。(英語記事 Earl Grey tea bread crowned Britain's best loaf)、、、、もう数十年も、朝はレモン汁を加えたアールグレイの紅茶とベーコンエッグの載ったトースト1枚半が朝食の筆者にとって、似たような組み合わせのパンが最優勝とは、まるで我が意を得たかのようにうれしいニュースだ。本当は、硬くて酸っぱみのあるフィンランドの黒パンにバターを塗ったのがほしいが手に入らない。「クマサン・ベイクハウス」が近くに在れば、すぐ買いに行くのだが、、。
オーストラリアで発生した交通事故と自動車盗難事件で、一卵性双生児ブリジット・パワーズさんとポーラ・パワーズさんのインタビュー動画が話題になっている。
クイーンズランド州で2025年4月21日に起きた事件では、高速道路で交通事故を起こした人物が、助けようとした人に向かって発砲した後、自動車を盗んで逃走を試みた。この事故で、事故後の車に近づいて助けようとした1人がパワーズ姉妹の母親だった。パワーズ姉妹は、救出しようとした母親が犯人に銃で脅された時の様子を7Newsの取材で振り返ったが、この時にふたりで声を揃えて同じ証言をしている。「男性と母が一緒に近づいたのですが、男性は私たちの方に戻ってきて、こう言ったんです『逃げろ、奴は銃を持ってる!』」「私たちは心臓がドキドキし始め、こう言いました『ママは?ママはどこ?』」事故を起こした人物は、顔中血だらけになりながら、母親を銃で脅したという。同じウサギ柄のシャツをきた双子の姉妹は、その後の様子を次のように振り返った。、、、
パワーズ姉妹が口を揃えて同じ話をする動画には、「驚かずにはいられないインタビュー」「何度も見た」「音声ありで聞いてみて。信じられない」などのコメントや、「目撃者は1人ということ?」というジョークも投稿されている。パワーズ姉妹はオーストラリア動物園で働き、「ツインニーズ・ペリカン&シーバード・レスキュー」という水鳥保護団体を運営している。
ふたりの話し方は、これまでも注目を集めてきた。2016年に出演したイギリスの番組「グッド・モーニング・ブリテン」のインタビューでは、「どうやって同じことを話しているのか」と聞かれ「わかりません。会話のリハーサルをしているのと聞かれることもありますが、どうやって会話のリハーサルをするというのでしょう」と答えている。 また、2021年のオーストラリアABCの取材に対し、声を揃えて話すのは自分たちにとっては自然なことであり、「脳が同時に同じことを考えてるんだと思います」と語っている。また、話し方が変に思われるのはわかっており、変えようとしたこともあるものの「全然しっくりこなかった」とも伝えている。参照記事
、、、、実は筆者も双子の片方で、中年になって、母親が亡くなってから叔母(母親の妹)から聞くまで知らなかった。何でも、かなり危険な状態の未熟児で生まれ、片方は死産だったと言う。母親からは子供のころ、生れた日と届けた日(誕生日)は丁度一か月違うとは聞いていたが、子供だったので、なぜなのか特に疑問も持たなかったし、双子だったとの説明は全く無かった。父親は筆者が5歳の時に病死している。今思えば、双子だったことと関係あるのか、なんとなく自分の中に別な人格が在るような気がして、中学生の頃、そんな文献を読み漁った記憶が在る、、。


「邪馬台国」の表記と読み方の論争:一般的に「邪馬台国」と表記されるが、『魏志』倭人伝の写本・版本はすべて「邪馬壹国(いちこく)」となっている(「壹」は「壱」の正字)。一方で『後漢書』東夷伝には「邪馬臺国(たいこく)」となっている(「臺」は「台」の正字)。『魏志』倭人伝が3世紀末の編纂なのに対して、『後漢書』は5世紀初頭の編纂で、『魏志』倭人伝の方が古い。、、、こうしたことから、「ヤマタイ国」ではなく「ヤマイチ国(邪馬壹国)」とする説もあるが、確証があるわけではない。『梁書』倭伝、『隋書』俀国(わこく)伝などそのほかの中国の歴史書には「邪馬臺国(たいこく)」とあり、現存する『魏志』倭人伝は12世紀以降の写本・刊本であることから、「邪馬壹国(いちこく)」は「邪馬臺国(たいこく)」の誤写とするのが定説となっている。ここでは読みやすいように以降は新字体の「台」で話を進める。「邪馬台国」を「ヤマタイ国」と読むようになったのは江戸時代からだ。


同じ読みの地名は「大和」しかない:つまり、「邪馬台国」は「ヤマト国」と読めるのだ。では、文献史学の立場から九州説における邪馬台国の候補地である、旧地名の山門(やまと:福岡県柳川市)を指すかというとこれも異なる。飛鳥時代から奈良時代にかけて使われた上代日本語には、五十音には甲類と乙類があり、使い分けられていた。同じ「ト」でも「台」は乙類、「門」は甲類の読みであり、異なるという。つまり、「邪馬台国」は「ヤマト国」であり、同じ読みの地名は「大和」しかないことになる。
「ヤマト」は大和のみを意味するのではなく、日本全体を意味するという指摘もある。ただし、少なくとも『魏志』倭人伝における「邪馬台国(ヤマト国)」は特定の地域を示している。魏志』倭人伝には、「邪馬台国」の表記は一度しか出てこず、「卑弥呼の居所がある地への道程を説明する際に「邪馬台国」が登場し、「女王の都」としている。つまり、邪馬台国は卑弥呼政権に服属する連合体全体を指す名ではなく、あくまで卑弥呼がいる地名(クニ名)に過ぎないのだ。古代の読み方に従えば、「邪馬台国」とは「ヤマト国」であり、奈良盆地を指すのである。
伊都国の記述に見る九州説の矛盾:第1章では邪馬台国九州説について再検証し、北部九州を中心とした地方政権「倭国連合」と、畿内の「倭王権」が並立していた可能性を示した。この場合、いくつかの疑問が出てくる。畿内の王権に対して、北部九州は魏と独自の外交を展開し、倭国連合の王が「親魏倭王」の称号を得たことになる。これは畿内の王権に対して、決定的とまではいわないまでも敵対行為にあたる。ところが、卑弥呼政権があった3世紀はじめから中頃までの間に、畿内と北部九州との間に対立は見られず、むしろ協力的な関係性を築いている。そして、九州で副葬品に用いられていた鏡が畿内に導入され、それまでの銅鐸祭祀が終焉を迎えている。
九州説をとれば、『魏志』倭人伝の記述と考古学的な見地にも矛盾が生ずる。2世紀の北部九州をリードしたのは、奴国と伊都国だった。『魏志』倭人伝ではこの伊都国についての記述が多くある。伊都国には代々王がいたが、女王国(卑弥呼政権)に服属しているとある。さらに、伊都国には一大率が置かれ、諸国を検察させて「刺史(しし)」のようだと記している。
「環濠集落ネットワーク」が意味するもの:当時の北部九州で、伊都国が服属するクニがあるとすれば、遺跡の集中度と遺物の質の高さから、博多湾地域の勢力となるが、ここには奴国があった。2世紀には北部九州の各遺跡の副葬品に格差が見られるようになり、伊都国と奴国を上回る遺跡群は見つかっていないため、邪馬台国の所在地は九州以外の地に求めなければならない。また中国における刺史とは、前漢時代から置かれた州の監察を行う地方官だった。
北部九州の中心地だった伊都国の王が眠る平原遺跡からは銅鏡40枚をはじめ、ガラス製勾玉やメノウ製管玉などの玉類、鉄刀などが発見されたが、この平原遺跡は卑弥呼政権よりも前の2世紀の遺跡である。
では吉野ヶ里遺跡をはじめとする筑紫平野の環濠集落ネットワークは何を意味するのか。筑紫平野は濃尾平野に匹敵する約1200平方キロの面積を誇り、現在も稲作が盛んなエリアである。ここから、外交と政治の伊都国、青銅器製作などの工業の奴国、農業生産の筑紫平野という北部九州連合の姿が見えてくる。本書では以降、邪馬台国畿内説をとって論を進める。
卑弥呼が「邪馬台国の女王」という記述はない:卑弥呼を紹介する枕詞としてよく使われるのが、「邪馬台国の女王」だ。卑弥呼は大和(邪馬台国)を治める王であり、倭国乱を経て、各地方勢力を服属させる盟主となったとするのが一般的な見方だろう。ところが、『魏志』倭人伝には、卑弥呼が「邪馬台国の女王」であるという記述は1つもない。
『魏志』倭人伝に登場する卑弥呼に関連するワードの記述数を見てみよう。「倭王」5カ所、「倭女王」3カ所、「女王」5カ所、「女王国」5カ所、「倭国」3カ所、「邪馬台国」1カ所である。このうち、「邪馬台国」と「女王」が同一の文脈で使われる部分はない。
卑弥呼が「邪馬台国の女王」とされるのは、邪馬台国が「女王の都とするところ」とあるからだ。しかし、これはあくまでも卑弥呼の宮殿の場所が邪馬台国にあることを示しているに過ぎない。つまり、卑弥呼は実効支配する国を持たない倭国王だった可能性がある。
邪馬台国の首長は卑弥呼のほかにいた:『魏志』倭人伝には、各クニの紹介で、「長官は◯◯」「副官は△△」という形で紹介されており、例えば、奴国ならば長官に兕馬觚(しまこ)、副官に卑奴母離(ひなもり)が置かれた。これは邪馬台国でも例外ではなく、長官に伊支馬(いこま)、次官以下は、弥馬升(みます)、弥馬獲支(みまき)、奴佳鞮(なかと)が置かれた(以降、官名はカタカナ表記とする)。邪馬台国にはほかのクニと同様に長官がおり、このイコマが邪馬台国のトップということになる。
『魏志』倭人伝には、伊都国が「女王国に服属する」と書かれているが、「邪馬台国に服属する」とは書かれていない。両者は使い分けられており、卑弥呼を頂点に29のクニが服属しているわけではなく、あくまでも女王国=卑弥呼政権に服属するという意味である。卑弥呼は29のクニの盟主であり、特定のクニ(邪馬台国)の女王ではなかったのである。本書では倭国乱後の共立王体制を「邪馬台国政権」ではなく「卑弥呼政権」としているのはこのためだ。

コロッサルによれば、この「コロッサル ケナガネズミ “Colossal woolly mouse.”」を利用することで、特定のDNA配列と、約4000年前に絶滅したマンモスが寒冷地での生活に適応できた身体的な特徴との関連性について、仮説を検証できるようになるという。ケナガネズミを生み出すにあたって、マンモスと、その最も近い親戚で今も生きているアジアゾウとの間に見られる遺伝子変異を特定した。科学者はさらに、実験用マウスで、同様の変異に対応する毛の長さや太さ、色などに関連する10の変異体を特定した。たとえば、科学者は、毛の成長に関連する「線維芽細胞成長因子5(FGF5)」として知られる遺伝子を標的にして、より長く、毛むくじゃらの毛を生み出した。
コロッサルの研究主任ベス・シャピロ博士Dr. Beth Shapiroは声明で、「これは、絶滅によって失われた形質を復活させるという我々のアプローチを検証するための重要な一歩であ University of California, Santa Cruz.り、我々の目標は復元することだ」と述べた。シャピロ氏は現在、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の教授としての立場を休職している。英文記事
、、、英フランシス・クリック研究所The Francis Crick Institute in Londonのロビン・ロベルバッジ氏Robin Lovell-Badgeは今回の研究について、技術的に印象的であり、遺伝子の変化は正確かつ効率的だったと述べ、「この論文に関する私の最大の問題(関心事)は、マンモスにみられる形質を導入することによって改変された実験用マウスが耐寒性cold-tolerantを持つかどうかについて何も言及していないことだ。それがこの研究を(今後も)行うことに正当性を与える」と述べた。
ロベルバッジ氏は、現状では、見た目がかわいい、毛むくじゃらのネズミcute looking hairy miceがいるものの、その生理や行動などについては何もわかっていないと指摘。最終的にゾウにマンモスのような有用な形質を与えることができるかどうかも理解が深まったわけでもなく、生物学的なこともほとんどわかっていないと語った。
コロッサルは2021年の創業以降、4億3500万ドル( $435 million:約640億円)を調達している。コロッサルは、マンモスやドードー、タスマニアタイガーなどの「再生」を計画している。方法としては、それぞれの種に最も近い今も生きている種の遺伝子を編集し、絶滅種と見た目には区別できないハイブリッドな生き物を作り出すとしている。、、、、まだ研究途中だが、こうした研究の経過で遺伝子工学が発達し、遺伝子考古学や医学で応用されているのだろう。最近の遺伝子解析では、初期の欧州人の祖先は肌の色はかなり浅黒かったと解析されている。また筆者の乏(とぼ)しい見識では、難病と言われる病気の多くは、遺伝子に原因の在る様に記憶している。日本でも、こうした研究が成果を挙げる事を願っている。
今日も元気に中庭の餌場を走り回る、おデブな野ネズミのチュウキチを見ながら記事をまとめた。すでに雪は大方融けて、キジたちは一週間ほど前を最後に来なくなった。今は草や木の新芽を林の中で食べているのだろう。馬鹿な鉄砲撃ちに会わないで、今年も雪が降り出した頃やって来るのを、今から楽しみにしている。今日で、冬の間、野鳥たちや野ネズミで連日盛況だった中庭食堂も一時閉店となる。右は、雪の中の中庭食堂。
毎年春にはクマが出る。久しぶりに会った山沿いに住む友人と話したが、お互い鉄砲撃ちが大嫌いで、そう言う地域の人がなぜ犬を飼わないのか不思議だとの話になった。行政が補助してでも飼わせるべきでは、、。ニュースで「対策が出来ない」という役所の発言に彼は「アホか」と言い放った。幾ら鉄砲撃ちを用意したとて、日常の予防策にはならない。要するに彼らは、クマのことも良く知らないのだ。参考映像記事



似たような仮定の話をされたカナダは、その時点でカナダにとって深刻な問題だと猛反対し、「もし実行したら、カナダは重大な対抗策に出る」と即日返答し、米国は、その反応を見て、時間が必要だと多少の譲歩をした。
日本への関税引き上げは、結局決定され、それから文句を言っても「米国内で決定事項だ」として門前払いである。何のために首相が大金掛けて米国まで行ったのか?何の外交手段も、態度も見せず、相手を安心させて帰国しただけだろう。
![[Democratic Party for the People] Inc](https://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/d/9/d947da93.png)

ウクライナ戦争では、トランプが「ウクライナへの軍事支援を止めるかもしれない」という仮定の話に反応して、EU諸国は結束を固め、連日ウクライナへの兵器供与に拍車を掛けている。そもそも防衛とは、様々な仮定の

心底笑えるTV番組が無い中、国会中継は、或る意味貴重だが、毎回同じコントでは視聴者にも不満が募る。ついでだが、個人的な、根拠不明で間違

常に政党助成金を受けながら、更に献金が無いと与党政治が出来ないと言う「仮定」で話しているのが笑える。彼のしたいことは政治では無く、協賛企業、自民党員への便宜(べんぎ)でしかなく、議員バッジをつけた営業マンである。こんなのばかりでは、政治は良くならない。 映像記事:江田議員に裏金について詰められ小泉が逆ギレ:

勝山名物のヤギ1頭が当たる抽選会で末吉さんは抽選権を11枚買ったが、抽選では外れてしまった。しかし当選者が権利をオークションに出し、2万円まで競った3人のじゃんけん勝負に。見事、末吉さんが権利を勝ち取った。
末吉さんは「じゃんけんに勝った瞬間、鳥肌が立ちよった。もちろん食べません。ひ孫たちと遊ばせる」と満面の笑み。荷台にひ孫の「新しい友達」を乗せ、意気揚々と引き揚げたまではよかったのだが、、
しかし、運営する「すえよし花園」の敷地内にロープでつないでいたヤギが、翌朝見るといなくなっていた。まだひ孫に会わせる前。
探しても見つからず、落胆しているところに名護署から電話があり、10日午後6時ごろ、花園から2キロ以上離れた同市川上の路上を歩くヤギを見つけた人が110番通報し、駆け付けた警察官に保護されていた。景品の印としてヤギに付けられていた紅白のリボンから判明した。




予想は的中し、18日朝、午前8時前からオス1羽、メス3羽のキジ一家?が餌を食べていた。食べっぷりから見て、おなかが減っていたようだ。

キジたちにも序列が在るのか、餌場に駆け付けたメス3羽は、大きなオスに怒られ、オスが単独で先に餌を食べ、それが終わったころメス3羽が集まり、一緒に餌を食べ出した。それが終わると、スズメやツグミ、ヒヨドリ、他の野鳥、野ネズミ2匹が入り乱れての食事が始まる。
暗くなってから来るキツネの写真が撮れないが、毎日元気に通ってきている。新雪が降ると、2階から双眼鏡で足跡を探し行動範囲が確認できるが、飼い犬などの居る周辺の民家には近づいていないので安心して居る。長年の観察で、その日の餌さえ在れば、無駄な徘徊をしないことが確認できた。その反面、我が家の周りは足跡だらけで、以前には玄関からサンダルを持ち去られた事もある。当時来ていたキツネに、見つかったサンダルを見せながら「駄目だよ」と言って聞かせたら2度としなくなったが、、。乱獲と開発で絶滅寸前だったタンチョウが、今年2000羽近くにまでなったとのニュースが在った。自然は、人の手で育てる時代になっている。過去ブログ:2024年5月野生動物と生物多様性:1月野生動物や環境へ対する米国の対応:2022年9月人や野性たちとの出会いを求めてと野生たちの写真:1月絶滅危惧種ライチョウの生息環境が悪化と保護:2019年5月約100万種の動植物が絶滅の危機に瀕している:


一昨日、天気がいいので、昨秋に全面塗装した大型倉庫の屋根を点検した。写真の様に、軒下に雪が積もり、梯子(はしご)を掛けなくても覗ける状態だからだ。
建物の断面を略図にすると右の様で、軒天(軒下天井)の位置から約10cm程、波板鉄板が斜め下に向かって伸びている。つまりここの部分だけ鉄板の裏が露出しており、ほとんどの場合、鉄板表面は塗装されるが、この10cm程の裏が塗られない場合が多く、結果的に鉄板裏が錆びて、時間が経つと鉄板が裏から劣化し、穴が開いてしまう。

左写真の白く見える部分がそれで、完全に乾いてから油性屋根塗料で塗ろうと思っていた矢先の雪である。劣化した軒先10cm程は、斜めに下方向へ出ているので、ここに梯子を掛ければ折れてしまう可能が在るので、何とか雪が残っている内に、梯子なしで刷毛(はけ)塗りで済まそうと思う。同じような屋根の倉庫を持っている方は、職人さんへはっきり指示した方が良い。若い職人さんは経験が浅いので、見落とす場合が多いので注意が必要だ。またこの倉庫の屋根には、海からの風で塩害が在ると思われ、塗料選定では筆者自身が塩害への効果をメーカーに確認して発注した。但し、これ以上傷(いた)む様なら、この部分をカットして張り替えるなど別の方策が必要だろう。その場合、既存の波板の下に差し込む施工となる。屋根専門業者なら出来るだろう。 ちなみに、 筆者は、工事管理の一級国家資格所有者だ。