
ハンガリーのオルバン・アニタ外相は2026年9月8日、在ハンガリーHungaryのロシア外交公館に所属する外交官ら10人について、「ウィーン条約に基づき外交官として許容されない活動に従事した」として追放すると発表した。右図は、EU圏内の不法滞在者、難民の多い国を識別した図。英国は調査外となっているが、相当多いはず。
親欧州連合(EU)派のマジャル・ペーテル首相率いる新政権は、ハンガリーの「安全保障と主権」を守るために今回の措置を取るとしている。決定についてオルバン外相は「ロシアとの外交関係断絶を意味するものではない」とフェイスブックへの投稿で指摘した。
これに対しロシア政権は同日、自国の外交官10人の追放措置に対し、「痛みの伴う厳しい」対応を講じる意向を示した。参照記事 過去ブログ:2026年9月ロシア情報機関、デンマーク防衛産業への破壊工作を準備か、、日本も警戒必要?:5月ハンガリーに注目する理由:
、、、実は最近、「ロシアがスパイを送り込むとしたらどこがいいか?」と、自分に謎かけをしていた。自分の中で浮上したのは、EUにもNATOにも加盟し、自動車のスズキが製造拠点を持っていて有名なハンガリーだった。写真左は、ハンガリーのオルバン・アニタ(Anita Orbán)外相。親露前首相と同じオルバン姓だが血縁ではなく、欧州との同盟を重視している。
ハンガリーが浮かんだ理由は色々あるが、ウクライナと隣接し、ウクライナからの避難民が多いので両国間の人の行き来が多いと思われ、また同国の軽工業が成長していて、現在主なハンガリーの輸出製品は、電子機器、自動車、医薬品などで、経済制裁下のロシアが必要とする物資の、第3国を経由した違法な調達も可能だろうと思われるからだ。
また、1989年まで社会主義国だったので、親ロシアの住民も多いだろうと思われ、それ所か、2026年4月の選挙で敗退するまでのハンガリー与党オルバン政権オルバン(Viktor Orbán)首相は露骨に親露派だった。写真の右の右は、ガチガチの親露と言われるスロバキアのフィツォ首相Robert Fico。フィツォ首相は2024年4月に銃撃暗殺未遂で重傷を負ったが今は首相に復帰している。二人とも、ウクライナ支援には反対の立場だった。
現在ハンガリーの新政権は、2026年5月から親EU・NATO派のマジャル・ペーテル(Péter Magyar)首相:左 が率いる。ただし、新政権の前途は必ずしも平坦ではない。オルバン政権下で構築された政治・行政システムは依然として強固であり、司法やメディア、官僚機構などにおける悪い影響力は簡単には解消されないとみられている。当然、再度親露政権の復活の為の裏工作で、ロシアのスパイが多くいるだろうとは容易に想像できる。同じような理由で、ポーランド、ドイツにも多くのスパイがいると思われる。ロシアの「激しい対応」が、暗殺指令や難民を使った破壊活動でなければいいが、、。 過去ブログ:2026年4月ハンガリー議会選挙で右派親露オルバン政権敗退 米は親露、親イランの中国に警告:。

