
ロシア軍は2026年9月1日(現地時間)未明、ミサイルと無人機でキーウ市Kyivと周辺のキーウ州を攻撃した。9月1日夜(日本時間9月2日朝)の確認時点で、少なくとも12人が死亡、21人が負傷した。攻撃はウクライナの新学期初日に重なった。当局はその後、キーウの鉄道車庫などの鉄道施設にも弾道ミサイルが着弾し、7人が死亡し、このうち6人が同社職員だった。キーウへの大規模な攻撃は6日連続となった。ウクライナでは現在、迎撃ミサイルの不足が深刻化している。 映像記事:12 Killed as Russian Bombing Hits Kyiv For Sixth Straight Day Amid Interceptor Shortage:映像:
キーウ市で8人、州で4人が死亡:ウクライナ当局によると、キーウ市では8人が死亡し、7人が負傷し、キーウ州ではボリスピリ Boryspil (国際空港がある)を中心に4人が死亡、14人が負傷し、負傷者には子どもも含まれる。地域別の集計を合わせると、死者12人、負傷者21人となる。
新学期初日の学校でも空襲警報:新学期初日を迎えたキーウでは、学校行事の最中にも空襲警報が鳴り、児童や保護者が避難した。
ロシア国防省は、軍需産業や燃料・エネルギー関連施設などを標的に大規模攻撃を実施したと発表した。これはロシア側が示した攻撃目標であり、個別の標的への命中や被害状況は個別に確認されていないと述べ、また、オデーサ州のインフラや、オデーサ港Odesa、チョルノモルシク港Chornomorskも攻撃したと付け加えた。参照記事 英文記事

今回のロシアの攻撃は、2026年8月末にウクライナが行った、ロシア南西部,ロストフ州にあったミレロボ航空基地Millerovo Air Baseとクラスノダール州のエイスク航空基地Yeysk Air Base のレーダーと迎撃システム防空5基、兵器庫、ハルツィスクKhartsyzskの無人機保管庫等を攻撃し破壊したことがきっかけになった可能性がある。これまでも2大航空基地は幾度かウクライナの無人機攻撃で大損害を受けているが、ロシアにとって重要基地なのは間違いなく、報復、或は基地を何としても維持する為の今回のロシアの攻撃とも取れる。両基地では大爆発が起きたとされる。基地炎上の映像
またウクライナは同時期(8月30日)、レニングラード州のロシア第2位の精製能力のある重要なキリシ製油所Kirishi Oil Refineryを攻撃し大損害を与え、すでに7月最大規模のオムスク製油所も攻撃され、全土的に燃料不足で経済が大打撃を受けているロシアにとっては、大都市部への燃料供給や輸出が更にこんなになるだろうと言われている。この精油所には、プーチンの家族が経営に関係しているともボグダン氏の映像記事は述べている。この精油所は、以前にウクライナの攻撃で操業停止と言われていた。再開したのを狙ったのか?ウクライナの最新の攻撃などについては上記の映像記事を参照。映像記事:ウクライナ、キリシ製油所と軍事装備を攻撃: 過去ブログ:2026年7月最新ウクライナ情勢とロシアの深刻な燃料不足:
2026年9月3日:ロシア軍は3日未明、同国南部オデーサに対して航空攻撃を行い、これにより児童3名を含む17名が負傷などの被害を受けた。参照記事

