
ネパールと中国の国境付近で発生した土石流と洪水の死者は2026年8月30日、両国で797人に達した。これに加えて、インドではネパールから流れ込む川で、洪水の犠牲者とみられる7人の遺体が回収されている。行方不明者は依然として3000人を超えている。写真の被災地は下流のネパール・ヌワコット(ヌワコート)郡 Nuwakot District,Nepal で、過去にネパール地震 (2015年)で特に甚大な被害を受けた地域でもある。左図では、黄色い円で囲んだ地域と思われる。地図上では、崩落地点から70~80km下流に見える。遺体は150km下流でも見つかっていると地元紙が報じていた。

ネパールでは、インドや中国、韓国から派遣された救助隊のほか、軍や地元警察が生存者の捜索を継続しているが、悪天候により川が増水し、救助活動は難航し、ネパール当局などによると、日本人5人を含む外国人592人の安否が確認されていない。全体では2502人が行方不明となっている。一方、中国の国営メディアは546人が行方不明だと伝えた。
ネパール赤十字社は、ネパールの被災者数が最大9万3000人にのぼるとしている。シシル・カナル外相は復興費用が数十億ドル(数千億円)に達するとの試算を明らかにした。英国は680万ドル(約11億円)の人道支援を発表した。国連や欧州連合(EU)に加え、米国やカナダ、マレーシアなどの各国も支援を表明している。参照記事 過去ブログ:2026年8月ネパール・中国の国境で大規模な土石流 1543人死亡、約3500人以上?が行方不明と原因:

、、、、まだ救助隊が入れない孤立地域があり、26日発生から4日を経ても安否不明な外国人が600人近いことを思えば、一部メディアが死者1500人と報じたのも、残念だが可能性のある数値だろう。更にまだ3000人近くが行方不明で、崩落、洪水の再発が言われ、電気も水もなく病気や飢餓の2次災害も言われている。日本からの記者が30日激しい土石流によって壊滅的な被害を受けたネパール中部の被災地の一つ、ヌワコット郡ビドゥールBider,Nuwakot Districtに入った。原因とされる崩落した氷河からは直線距離で50キロ以上離れた町だが、橋や建物が土砂によって破壊されて埋まっており、土石流の威力を物語っていた:写真上。参照記事 、、、歴史に残る大災害なのは間違いなく、亡くなった方のご冥福を祈る。
2026年8月31日:ネパールと中国で起きた大規模な土石流の死者は900人を超え、行方不明者は合わせて凡そ4800人に増えている。ネパールでは推計でおよそ9万3000人が被災し、緊急の支援を必要としているとされ、ネパール政府は国際社会に支援を求めている。参照映像記事
2026年9月1日:26日に発生した大規模な土石流は、1日夕方までに死者が計1000人を超え、行方不明者は計約4500人となっている。ネパールのトリシュリ川Trishuli River沿いの水力発電所では、泥が流れ込んだトンネル内に従業員600人以上が閉じ込められているとみられ、家族らが生存の望みをかけるなか、救出活動が進められている。ネパールは、電力を水力発電に大きく依存し、長い年月をかけて、山岳地帯の川沿いに水力発電所を設けてきた。当局によると、今回の土石流では少なくとも11施設(建設中を含む)が被害を受けたとされる。
中国とネパールの政府やメディアによると、死者は計1003人と1000人を超え、行方不明者は4462人となった。死者の内訳は、ネパール側が987人、中国が16人。行方不明者はネパール側が3916人で日本人家族5人が含まれる。中国側は546人。
ネパールのカナル外相Foreign Minister Shisir Khanalは1日放送された地元テレビ局のインタビューで、地球規模の気候変動と温暖化によるヒマラヤ地域の「氷河溶解」が災害の原因との見方を示し、世界最大の温室効果ガス排出国である中国と米国、インドを名指しし「補償を行う歴史的責任」を負っていると主張した。カナル氏は、8月30日に被災地の中部ヌワコト郡ビドゥールBider,Nuwakot Districtを視察したことを踏まえ、「普通の洪水ではない。その波は高さ30メートル、時速180キロに達した。これは『ヒマラヤの津波:Himalayan Tsunami』だ」と述べた。カナル氏は、急速な氷河溶解と壊滅的な「山津波」は「気候変動の直接的な結果」だと主張。「われわれがつくり出したわけではない危機の究極の代償を支払っている」と訴えた。参照記事 参照記事 英文記事


不思議に思うのは基礎とか地中梁の跡すらなかった様に見える。岩盤の上にそっと建物が置いてあって、それが吹き飛ばされたみたいだ。
まさかと思うが、もしやオカラ‥‥‥。