ノルウェーがウクライナに約1.4兆円支援へ、ゼノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ(Jonas Gahr Støre)首相は2026年8月23日、北欧諸国とバルト3国の首脳らが支援の姿勢を示すためウクライナの首都キーウKyivに集結する中、来年ウクライナに90億ドル(約1兆4300億円)を拠出すると発表した。写ノルウェーがウクライナに約1.4兆円支援へ、ゼレ真左は、 ウクライナの首都キーウで、ノルディック・バルト8か国(NB8)首脳会議出席の(左から)ノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ首相、リトアニアのギタナス・ナウセーダ大統領、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相、エストニアのクリステン・ミハル首相、フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領、ラトビアのアンドリス・クルベルグス首相。
2d9720579148122d右は、EU加盟国(欧州連合)とウクライナ支援の周辺国が設立した「ヨーロッパ政治共同体EPC:European Political Community 2022年10月設立)の図。
86e768e0ノルディック・バルト8か国Nordic-Baltic Eight (NB8)は日本が参加したことで「NB8プラスジャパン"NB8 plus Japan"」とも言われ、NB8諸国と日本との協力を強化する枠組みとなっている。 2013年11月にNB8プラス日本外相会合が開催され、2014年10月に首脳会談が開催された。「NB8プラス日本」では当時、「女性の活躍」、「北極地域関連協力」、「イノベーション」が協力の3本柱とされている。参照記事 

キーウでは8月24日、フランスと英国が主導するウクライナ問題を主流にする「有志連合:26か国」の会合が開催され、冬を前にウクライナへの支援をいかに強化し、侵攻を停止するようロシアにいかに圧力をかけるかを協議する。ストーレ氏は記者団に対し、「来年のウクライナに対するノルウェーの支援は、過去最高だった今年と同水準の90億ドルになる」と述べた。ノルウェー政府は、この支援の大部分がウクライナ軍に向けられると発表している。協議の内容によっては、日本やカナダ、トルコなども参加している。

北欧のあれこれを日本と比べて2022年にロシアが侵攻して以来、ウクライナ(人口約2,900万〜3,000万人)政府は巨額の資金不足に直面している(左図は2019年)。この侵攻により国土の広範囲が破壊され、数百万人が家を追われ、何千人もの民間人が殺害され、今も続いている。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日、ウクライナ軍が270億ドル(約4兆3000億円)の赤字を抱えていると述べたが、具体的な詳細は明らかにしなかった。ゼレンスキー氏は欧州連合(EU)に対し、今年の資金不足を補うため、900億ユーロ(約16兆7000億円)の融資の一部を前倒しで支払うよう要請し、年末までに約100億ドル(約1兆5900億円)がなければ、兵士たちが十分な武器を確保できなくなると警告した。参照記事 過去ブログ:2026年8月北朝鮮が兵員8500人をロシアへ派遣、追加5万人を9月に?

、、、NATOは現在、間接的にホルムズ海峡問題への支援を検討しており、ウクライナへの軍事的、経済的な支援はNB8を含むEPCへの依存が大きくなっている。NATO,EPC(EU,NB8を含む)と協力関係にある日本に対し、ロシアや中国がけん制する背景とも言えるだろう。
0ad1b021一方、複雑な国際情勢の中で、日本が世界情勢に対し以前よりマクロ的な見方をする様になったことは、良い兆候だと筆者は思っている。弱肉強食に傾く世界情勢の中で、政治意識を同じにする国同士の同盟こそが何よりも有効な防衛、経済策のひとつではないかと思うからだ。侵略行為を容認し、他国の領有権を無視する中国や韓国がCPTPPに参加できなくて当然だろう。 過去ブログ:2026年8月ニュージーランドの「リンゴ物語」とCPTPP:2025年7月米国を取り巻く国際経済は大きな転換期?とTPP:2023年7月TPPが英加盟で12カ国に、ウクライナも加盟希望表明

Burnham to hand long-range missile blueprints as he visits Kyiv2026年8月25日;議長の英国アンディ・バーナムAndy Burnham新首相:右は24日の会合で、有志連合の同盟各国がウクライナを守るため、「自国の備蓄を使い、他国が備蓄を使うのを支援する」など、「できる限りのことをしている」と強調。「今こそロシアへの圧力を維持し、この違法な戦争の資金調達を困難にすべきだ」と述べた。また、ウクライナ国民の「強さ」を称賛し、「ウクライナはヨーロッパを守ってきた。私たちの安全保障を弱める存在ではなく、ヨーロッパの安全を守る最前線だ」と強調した。有志連合の会合後、バーナム新首相、共同議長の仏マクロン大統領、独メルツ首相は、共同声明を発表。ウクライナの防空能力の強化を「喫緊の優先事項」とし、ウクライナの独立を支援するという決意を、改めて表明した。

バーナム英首相、ウクライナ支援継続を現地で誓う 欧州連合(EU)は、ウクライナの防空能力強化のため、61億ユーロ(約1兆1300億円)の軍事支援の実施を発表し、これは、EUからウクライナへの総額900億ユーロの融資の一部。

ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、平和実現への「わずかな進展さえ」妨げるものだと、ウクライナのミサイル製造を承認した英国を批判したが、バーナム英首相は、「誰が火をつけたのか? 問題は、そこじゃないのか」と発言した。写真は、ウクライナ国立軍事記念墓地で無名戦士の墓に花を手向けるバーナム英首相。参照記事 英文記事 



nappi11 at 00:01│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by Poppo   2026年08月25日 22:52
普段は露助に対抗するnb8だが、メリケンの不動産屋に対抗する組織としても使えそうな気がする。

カナダが不動産屋の大統領に虐められ関税戦争を仕掛けられているが、一国で対抗するのは無理がある。カナダが他国との貿易協定すら禁止されるのでは、主権すら剥奪される様な物。露助や支那畜の様な匂いがしてきたメリケンの今日この頃。
小国といえども団結して力を貯める必要があると思う、真夏の真夜中でした。

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