
ルーマニアの国防省Romania's defence ministry は現地2026年5月29日未明、東部の集合住宅にロシアのドローン( ロシア名 Geran 2 - also known as a Shahed 136 過去ブログ:2024年4月ウクライナ無人機がタタルスタン共和国の工場、施設攻撃)が直撃して火災が発生し、2人が負傷したと発表した。ルーマニアが加盟する北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)は、この事案を厳しく批判している。
ロシアのドローンは29日未明、ルーマニア東部の、ウクライナおよびモルドヴァとの国境に近い町ガラツGalațiの集合住宅を直撃した。ガラツでは4月にも、ロシアのドローンによる被害が出たが、負傷者はなかった。ルーマニア国防省によると、ウクライナでの戦争開始以来、ルーマニア国内では47回にわたりドローンの破片が発見されている。うち12回は今年に入ってからだという。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長European Commission President Ursula von der Leyenは、ロシアの「侵略戦争がまたしても一線を越えた」と指摘。NATOも声明で「ロシアの無謀さ」を非難した。
ウクライナとの4年にわたる戦争で、ロシアのドローンが国境を越えてルーマニアに侵入した例はこれまでにもあるが、ルーマニアの民間人が負傷したのは今回が初めて。ロシアはこの件についてまだコメントしていない。ルーマニアの緊急事態当局は、ドローンに搭載されていた爆発物の全量が爆発し、集合住宅の10階で火災が発生し70人が避難したと述べた。
ルーマニアのニクショル・ダン大統領は、最高防衛評議会の緊急会議を招集。ロシアのドローン攻撃を、「ロシアによるウクライナへの侵略戦争開始以来、ルーマニア領土を襲った最も深刻な事件」と表現した。一方ルーマニア軍は、これはルーマニアに対する攻撃ではなく、「国境付近で発生した紛争が、地元住民に影響を及ぼしたもの」と説明し、国民を安心させようとしている。今回ルーマニアはレーダーで領空侵犯を補足し、F-16戦闘攻撃機2機をスクランブル発進している。
ウクライナでは5月28日から29日未明にかけ、全国で空襲警報が出された。当局によると、ウクライナ南部オデーサ州のドナウ川に面するイズマイル港Izmailが、29日未明にドローン攻撃を受けている。 伊豆マイル港は、ウクライナの穀物輸出、民間物流にとって重要な拠点である。一方、ロシアが占領するウクライナ東部ドネツク州Donetsk oblastでは28日、ウクライナのドローン攻撃により公共インフラの作業員3人が殺され、1人が重傷を負ったと、ロシアが任命した同州トップが述べた。参照記事 英文記事
、、、、29日にプーチンが「残骸を送ってくれれば確かめれる」と言ったそうだが、飛来した方角からロシア製は疑う余地もなく、この様な事実が欧州の結束を強め、緊張を高める事になる。プーチンにとって戦争は、権力を維持する道具でしかなく、彼が戦争を、その被害妄想的な脅威を増幅、拡大する事はあっても止めることは無いだろう。映像:【NHK通訳者が語る】ロシアの“洗脳国家”|家族すら分断するプロパガンダの真実:
ルーマニアはロシアへ抗議するだけで無く、初めて民間人が負傷したことでロシア領事を追放し、黒海に面するコンスタンツァConstantaの領事館を閉鎖。また同国はNATO同盟の第4条による対ドローン防衛に対する同盟内協議を求め、これが今後NATOの防空強化、結束を加速させる可能性がある。これまでロシアは常にロシア製無人機の領空侵犯に対し、偶然や事故を主張してきた。映像記事

