トランプ(Donald Trump)米大統領は2026年5月23日(土)、イランとの和平合意に向けた「覚書」の枠組みが「大部分で成立済みだ」と明らかにし、合意にはホルムズ海峡の再開放が含まれると表明した。中東で続く軍事衝突の終結に向けた重要な進展として注目される一方、イラン側は「現実と一致しない」として慎重な姿勢を示している。トランプ政権は戦争長期化によるエネルギー価格高騰と支持率低下への懸念から、早期決着を急いでいるとみられる。トランプ氏は「良い合意ができなければ攻撃を再開する」とも発言している。
今回の交渉はパキスタンが仲介役を務めており、同国のムニール(Asim Munir)陸軍参謀長が首都テヘランを訪問して高官らと会談を重ねてきている。パキスタンは「最終合意に向け励みになる進展があった」と説明している。ロイター通信によると、協議中の枠組みは三段階構成となっており、まず正式停戦を宣言し、次にホルムズ海峡 the Strait of Hormuz問題を解決した上で、30日間の包括協議に移行する案が浮上している。ただし、イラン側はトランプ氏の発言に不快感を示している。国営ファルス通信は「合意が最終段階にあるという説明は事実と異なる」と報道し、海峡の管理権は引き続きイランが保持すると強調した。また、イラン外務省報道官も「争点はまだ残っている」と述べ、特に米国による港湾封鎖や制裁解除が重要課題だとの認識を示した。イランは核兵器開発を否定する一方、民生目的のウラン濃縮は正当な権利だと主張している。参照記事
調停者らは、戦争終結の合意と、イランの核開発計画にも取り組む広範な合意に関するさらに30日間の交渉原則を含む意向書をまとめようとし、パキスタン、カタール、サウジアラビア、エジプト、トルコがすべての調停に参加している:Pakistan, Qatar, Saudi Arabia, Egypt and Turkey have all been involved in the mediation.。 テヘランの一部は決定権が自分たちの側にあると信じているようだが、トランプ大統領に近い関係者は、トランプ大統領がここ数日間で不満を募らせており、最終的な大規模な軍事作戦に踏み切る可能性を高めており、その後勝利宣言をして戦争を終わらせる可能性があると主張した。英文記事:Pakistani field marshal in Tehran to try to seal U.S.-Iran deal:、、、オバマ時代のイラン核合意ではイランに都合よく終わったと言われ、トランプ政権が再度その轍を踏むとも思えない。今後数日間が重要な工程のようだ。英文記事を見る限り、今後の30日間の包括協議案は米国ではなく調停国から出されているようで、日本の報道から、この経緯は読み取れない。現状で米国が独断で大規模武力行使を決行できる状況には見えず、まずは米国の合意案全てを飲めと言う米側の意向と、調整が必要とする調停側との間に大きな違いが在り、状況が分かりにくく、先の読めないのが現状だ。
米CBSニュースは、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が非公表の場所で身を潜めていることから、彼の使節団と連絡を取るのが難しく、交渉のペースに遅れが出ているとの米情報当局の見方を伝えた。最高指導者モジタバ・ハメネイ師は26日、中東地域の国々がもはや米軍基地の盾にはならないと述べた。国営テレビが同師の声明を伝えた。参照記事
2026年5月27日:米中央軍は、イラン要人がカタールQatarで協議中の現地25日、イラン南部で空爆を実施したと発表した。ミサイル基地や機雷敷設の関係する艦船を標的にしたものだという。イランの主要な原油、ガス積出港Bandar Abbasで空爆による爆発が確認されている。攻撃映像:Iran’s Bandar Abbas Port Shakes Amid Massive Explosions Near Key Oil Route Of Hormuz:
これより前にイラン外務省は、戦闘終結に向けたアメリカとの協議について、一定の進展はしているものの、合意は「目前ではない」と述べている。米中央軍は声明で、空爆は「自衛」の措置であり、「イラン軍による脅威から私たちの兵を守る」のが目的だとした。参照記事 英文記事
2026年5月29日:米国の情報筋が現地28日、AFPに明らかにした処では、米国とイランは、停戦を60日間延長し、イランの核開発問題などを協議することで合意した。ただ、ドナルド・トランプ米大統領はまだ承認しておらず、イラン側も最終合意に達していないと主張している。、、参照記事
コメント
今やっている話し合いが両者にとって上手くいったとしても、それは振出しに戻るだけのこと。大山鳴動して、というやつ。我が儘指導者たちの気が少し晴れたってか。
世間でははた迷惑と言う。
ところで、W杯に参加するイラン選手たちの護衛は革命防衛隊だろうか。


それが出来なかったから今グジュグジュになっている。