
水産庁
九州漁業調整事務所は2026年2月12日(木)、水産庁の漁業取締船「白鷗丸」が、長崎県五島市沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内において、中国漁船1隻を拿捕したと公表した。拿捕されたのは中国虎網漁船「チオントンユィ11998」で、容疑は、「排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律」第18条の2、第15条の2第1項違反(質問・検査の拒否・忌避罪)の疑い。映像記事 検挙されたのは、中国漁船特有の「虎網(とらあみ)」と呼ばれる漁具を積載した大型船で、この虎網漁は、強力な集魚灯で魚を集め、袋状の巨大な網で群れごと一網打尽にする漁法。その漁獲能力の高さから、資源管理を無視して稚魚まで根こそぎ獲ってしまうため、“海の掃除機”とも揶揄され、日本周辺海域では特に警戒されている船種のひとつ。

事件は、同日、「白鷗丸」が長崎県五島市浜町字女島1256番地所在の女島灯台から真方位208度(南西)、距離89.4海里の日本のEEZ海域において、同漁船を発見したことに始まった。漁業監督官が立入検査を実施するために停船を命じたが、同船はこれに従わず逃走したため、同船の船長(中国籍の郑念力:チォンニエンリー容疑者:47)が、2026年初めて2月12日12時23分に現行犯逮捕された。
この拿捕には、「白鷗丸」のほか、同取締本部の漁業取締船「なのつ」(499トン、「むさし」(499トン)、「白萩丸」(916トン)が捜査支援にあたった。なお、虎網漁船「チオントンユィ11998」には容疑者を含む11名が乗船しており、船籍港は海南省の八所(パースオ)とされている。水産庁は昨年、外国漁船2隻を拿捕したと発表している。内訳は韓国漁船1隻、台湾漁船1隻。参照記事 参照記事 参照記事 参考映像記事:【中国崩壊】ついに始まった「静かなる死」経済崩壊の深淵:

