
中国当局は2026年2月2日、ミャンマーMyanmarを拠点に大規模な詐欺組織を運営し、複数の中国人の死につながったとして有罪判決を受けていた4人を死刑に処したと発表した。執行の時期は明らかにしていないが、同グループへの制裁強化の一環として死刑が執行されたとしている。今回の死刑は同種の摘発として先週発表された、中国人14人殺害、その他の重罪での11人の死刑執行に続くものだ。
死刑に処されたのはミャンマー北部地域を拠点に詐欺センターやギャンブル施設を運営し、コーカンKokangに居を構えていた4大犯罪家族のひとつ「バイ一家Bai Family」とされる組織のメンバーで、2025年11月に有罪判決を受けた5人のうちの4人にあたる。別の1人であるグループリーダーとされる男Bai Suocheng,:写真左端 は判決後に病死していた。
詐欺センターやギャンブル施設はミャンマー、カンボジア、ラオスなど国境地帯で「工業的規模」で運営され、インターネットを使った通信詐欺が国際的にも深刻な問題となっている。右はその一つKK Park.
この種の詐欺組織では東南アジア各地の「詐欺施設」に数千人(約7000人とも)の労働者が従事していたとみられ、その多くが強制的に働かされているとみられる。
詐欺の手口は恋愛投資詐欺、仮想通貨スキーム、偽広告を利用した金銭要求など多様で、被害者は世界各地に及ぶ。
中国国内では長年、このような組織の取り締まりが困難を極めていたが、近年は周辺国との連携強化や摘発の強化が進んでいる。写真は、ミャンマー、カイン州Kayin State(旧称カレン州Karen State。カチン州Kachin Stateと合わせ、今も部族闘争が継続している。)ミャワディMyawaddy地区の巨大詐欺拠点KKパーク 。 犯罪捜査が困難な無法地帯と言われている。 過去ブログ:2024年2月過去最大量の合成麻薬の摘発 ミャンマー、メキシコ:

