
トランプ(Donald Trump)米大統領は2026年1月29日、ロシアのプーチン(Vladimir Putin)大統領に対し、厳しい寒波 cold spellに見舞われているウクライナの首都キーウKyivに対する攻撃を1週間停止するよう要請したと明らかにした。トランプ氏はホワイトハウスの閣議で「記録的な寒波の間、プーチン大統領にキーウや各都市への攻撃を1週間止めるよう個人的に頼んだ」と語り、プーチン氏がこれに「同意した」と主張した。しかし、ロシア側からの同意確認は出ていない。

今回の要請はウクライナ各地が国民が深刻な寒さと戦う中で行われた。ロシア軍はこれまでウクライナのエネルギーインフラを標的にし、電力や暖房の供給を断つことで住民の生活を困難にしてきた。トランプ氏は「多くの人が電話しても無駄だと言った」と述べつつ、プーチン氏が応じたことに満足感を示した。極寒は2月初旬にかけて続く見込みで、気温は一部地域でマイナス30度近くまで低下すると予想されている。映像:ウクライナ人は厳しい冬に耐える Ukrainians deal with bitter cold:
トランプ政権はウクライナ侵攻を巡る和平交渉を仲介しており、週末にさらなる協議を計画しているが、ロシアは停戦合意に真剣に取り組んでいるとは言えないとの批判がEUから出ている。EU外交トップのカラス(Kaja
Kallas)外交安全保障上級代表:左 は29日、ブリュッセルでの会合で、ロシアが戦場で苦戦を強いられているため、民間人への攻撃を強めていると指摘し、モスクワへの圧力を一層強化すべきだと訴えた。
この冬は、ロシアが本格的な侵攻を開始して以来、ウクライナが耐えてきた最も困難な冬だ。 侵略国家は意図的に寒さを戦争の道具に変えようとしている。氷点下の気温の中、エネルギーインフラに対する組織的な攻撃により、数百万人のウクライナ人が寒さと暗闇に突き落とされている。参照記事

