
米ホワイトハウスは2026年1月15日、デンマーク領グリーンランドGreenlandで進行中の欧州の軍事ミッションについて、ドナルド・トランプ大統領のグリーンランド支配の追求を妨げることはないと述べた。一方、グリーンランドのイェンスフレデリック・ニールセン首相は、「対話と外交が正しい道だ」と強調し、現在「対話が進行中」であることを歓迎した。写真は、
グリーンランドのヌーク国際空港に駐機するデンマーク空軍機(2026年1月15日撮影)。(c)Alessandro RAMPAZZO/AFP 左の赤いラインは、2017年に公表された、中国船の北極海ルート。見方を変えると、グリーンランドは、北米にかなり近い。 過去ブログ:2025年1月デンマークが自治領グリーンランド、北極圏の軍事力強化表明:1月トランプ氏のグリーンランドへの言及に見る日本との関係:2021年10月中国、ロシアの艦艇が津軽海峡通過と北極海ルート:2021年4月デンマーク領グリーンランドでの中国資源開発 住民反対でとん挫?
デンマークとグリーンランドの外相は14日、米ホワイトハウスでJ・D・バンス副大統領およびマルコ・ルビオ国務長官と会談を行ったが、「根本的な意見の相違」の解消には至らなかった。同日、デンマークの兵員輸送機2機がグリーンランドに到着。英国、フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデンも、デンマークがNATO同盟国と共に組織した合同演習の一環として、グリーンランドの首都ヌークに軍要員を派遣する方針を発表した。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、「フランス軍の最初の部隊がすでに現地に到着しており、今後数日で陸、空、海ともに増強される予定だ」と述べた。
ドイツ国防省は、デンマークがグリーンランドの安全を確保するための支援として可能な軍事貢献の枠組み条件を探ることが目的だと説明した。
しかし、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は記者会見で、「欧州の軍隊が大統領の意思決定プロセスに影響を与えるとは思わないし、グリーンランド領有という目標にも全く影響を与えない」と述べた。
、、、、すべての発端は、中国がグリーンランド、その周辺での資源開発に意欲を示したことで、それが順調にいけば、航海日数の短いロシアが開発した北極海周りの航路活用と同時に、中国が手つかずの北極海での資源、漁場開発にも乗り出すつもりかもしれないと、筆者は2021年4月に書いた。その後2022年にウクライナ戦争が本格化し、それを機に米国は、そのルートが中国のロシア支援、及び軍事的目的で使用される可能性に懸念を見せ始め、今に至っている。アメリカのトランプ大統領がグリーンランドの領有に意欲を示す中、欧州側としても北極圏での軍事的な存在感を高める狙いがあるとみられている。
2026年1月17日:ドナルド・トランプ米大統領は16日、デンマーク自治領グリーンランドを米国が取得する計画を支持しない国に関税を課す可能性があると述べた。トランプ氏はホワイトハウスで行われた会合で「グリーンランドに賛同しない国々には関税を課すかもしれない。なぜなら、国家安全保障のためにグリーンランドが必要だからだ」と語り、レアアース(希土類)が豊富なグリーンランドについて、国家安全保障にとって極めて重要であり、米国の管理下に置く必要があると主張。米国が領有しなければ、ロシアか中国に領有されることになると訴え、買収または武力行使による取得に意欲を示している。
北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるデンマークは強く反発。グリーンランド自治政府のイェンスフレデリック・ニールセン首相は13日、米国領となるよりもデンマーク領にとどまる道を選ぶと述べた。欧州諸国もデンマークとグリーンランドへの支持を表明している。参照記事 デンマーク自治領グリーンランドの首都ヌークをはじめデンマーク各地では「Greenland is not for sale(グリーンランドは売り物ではない)」などのプラカードを掲げる群衆が集まり、自治権尊重を求める声を上げた。参照記事
コメント
グリーンランドの人口は6万程度で、その85%がイヌイット系という話がある。アメリカにも数万人いるが余り馴染んでいないとか。住む世界が違うということかな。


タコ爺の頭の中はこれだけですよ。あとはとって付けた話。アイスランドは火山噴火が多いので、少し後回しかな。