米国の戦争研究所(ISW)は、ロシア軍が中距離弾道ミサイル「オレシニク:オレシュニクOreshnik‣IRBM (Intermediate-range ballistic missile)」によりウクライナを攻撃したのは、戦争終結後に同盟国がウクライナへ部隊を展開することを阻止するための威嚇の試みだろうと推測していると2026年1月9日付報告書に書かいている。
ISWは、クレムリンは「欧州及び米国による安全の保証の提供を阻止するため」、あえて「ウクライナの最も西側に位置する地域」をミサイル「オレシニク」の標的にした可能性が高いと指摘し、報告書で、「ミサイル『オレシニク』による攻撃は、おそらくロシアによる核の恫喝の一環であり、和平合意の枠組みにおける(「有志連合」による)部隊展開を含め、西側諸国がウクライナへの軍事支援を提供することを恐れることを目的としていたのだろう」と指摘されている。
ロシア国防省はこの攻撃について、12月28日から29日の夜間にウクライナの無人機がロシア領ヴァルダイにあるプーチンの邸宅Putin’s residence in Valdai, Novgorod Oblast on the night of December 28 to 29を攻撃したことへの報復であると正当化しようとしていた。しかし、ISWの評価と同様に、米国の中央情報局(CIA)は、プーチン邸宅への攻撃の試みは存在しなかったことを明らかにしている。参照記事 過去ブログ:2026年1月露軍がウクライナへ8~9日に大規模攻撃 再び中距離弾道ミサイルも使用:

