
イランで続く反体制の抗議行動が2026年1月8日で12日目に入り、その規模を拡大している。ソーシャルメディアに投稿された動画には、首都テヘランTehranや複数の都市で大群衆が行進する様子や、建物が燃える様子が映っている。BBCペルシア語が検証した映像には、テヘランにあるモスクが燃えている様子が映っている。イランの通貨下落を機にした経済危機への不満を発端にした抗議が、各地に広がっている。複数の人権団体によると、イランの31州すべての100以上の都市や町でデモが起きているという。ニュース映像 ニュース映像 映像記事は、12月以降、すでに45人の市民が殺害されたと述べている。
アメリカのドナルド・トランプ大統領US President Donald Trumpは8日、ポッドキャスト「ヒュー・ヒューイット・ショー」で、イラン当局が抗議者を殺害した場合は、「私たちが(イランを)徹底的にたたく」"I have let them know that if they start killing people,、、 if they do it, we are going to hit them very hard," と発言。軍事介入の脅しを繰り返した。
イランのマスード・ペゼシキアン大統領Iranian President Masoud Pezeshkianは:左 は、これに先立ち、治安部隊に対し、平和的な抗議行動に対処する際には「最大限の自制」を行うよう呼び掛けた。声明では「いかなる暴力的または強制的な行為も避けるべきだ」としている。
米国は2025年6月、イランの核ミサイル開発とイスラエルへの攻撃止めさせるために空爆を開始し:右図 その後空爆地域を拡大した経緯が在り、イラン上層部や軍には相当根強い反米意識があるとされ、反政府デモに対しても過酷な手段にでる可能性が高い。 記事と映像 参照記事 インスタグラム映像 過去ブログ:2025年6月イスラエルのイラン空爆開始とイランの報復::
、、、暴動のきっかけは、商人らのイランの通貨暴落や物価高騰に対する怒りに端を発しているが、原因の根底には、長い聖職者による独裁と恐怖政治による抑圧が在るのでは?この国で死刑は公開処刑だ。
参加者らは、最高指導者アリ・ハメネイ師Iran's Supreme Leader Ayatollah Ali Khamenei の失脚と、1979年のイスラム革命で追放された(the exiled :亡命した)かつての国王の息子で、現在はアメリカで暮らすレザ・パーレヴィ氏(65)Reza Pahlavi, the exiled son of the late former shahの帰国を求めて声を上げている。同皇太子はこの少し前、支持者らに対し、「街頭に出て、一致団結し、要求を叫ぼう」と呼びかけているが、現在彼は、これまで通り王政復活の意思は否定し、イランが民主主義体制へ移行する過程で象徴的役割を果たしたいとの立場を維持している。
アメリカを拠点とする「人権活動家通信(HRANA)」は、これまでに抗議行動に参加した少なくとも34人(うち5人は子ども)が殺害され、2270人が逮捕されたと発表した。また、治安当局の8人も死亡したとしている。ノルウェー拠点の人権団体「イラン・ヒューマン・ライツ(IHR)」は、子ども8人を含む少なくとも45人が、これまでに抗議現場で治安部隊に殺害されたと発表した。BBCペルシャ語は、22人について死亡と身元を確認している。イラン当局は治安当局の6人が死亡したと報告している。英文記事 参照記事 過去ブログ:2025年6月イランは死刑と言う名の報復断行 米国は制裁解除を中止 再爆撃も検討:6月米国が超大型地中貫通弾でイランの核施設空爆公表と中露>停戦?:
抗議行動は規模を拡大し、イスラム共和国(現イラン‣ホメイニ体制)の打倒を求める声も高まっている。一方、トランプ氏はイランへの再爆撃をほのめかし、イスラエルによる新たな軍事攻撃の脅威もイランに重くのしかかっている。
憂慮すべきことに、抗議者の中には、1979年のイスラム革命(ホメイニの登場)によって追放されたイランのシャー Shāh(国王)の息子、レザ・パーレヴィを支持する者もいる。
シャーShah(パーレビ元国王:Mohammad Rezā Shāh Pahlavi)は、1953年にモハンマド・モサデク進歩政権が米国と英国の諜報機関によるクーデターで打倒された後に、イラン国王の地位に就いた。しかし彼の残虐な政権は、そもそも1979年の革命につながった大衆の幻滅に拍車をかけ、後に1979年1月に彼は米国へ亡命し、サダト大統領に招かれたエジプトのカイロで1980年7月病死した。
現在、その息子で元皇太子のレザ・パーレヴィ(パフラヴィー)は居住する米国から、支持者に街頭へ出るよう声高に要求している。もし彼が権力を握れば、一つの独裁体制が別の独裁体制に取って代わられることになる。それは親米政権となり、イランの複雑な民族・宗教・政治的分断を考慮すれば、大規模な流血や内戦さえも現実味を帯びた脅威となるだろう。
一方、現在イラン最大の左派政党はトゥデー党The biggest left-wing party is Tudeh、すなわちイラン共産党であり、1980年代にイスラム共和国のホメイニ政権によって暴力的に弾圧された。
2026年12月30日に発表された彼らトゥデー党の最初の声明は、次のように題されている。「広範な民衆抗議は、宗教的・資本主義的専制政治への挑戦と、祖国を貧困、腐敗、そしてイスラム共和国の反人民的支配から解放するための新たな始まりである!」
声明は「外貨と金貨の価格急騰」に駆り立てられた民衆蜂起について言及し、「独裁者に死を」というスローガンを称賛。これが「支配的な専制体制の基盤を揺るがした」と主張し、賃金未払いを理由にカンガン石油精製所の従業員らが抗議行動やストライキを組織したこと、また「混乱した経済状況、市場への圧力増大、運転手の深刻な生活状況」に対する「深刻な懸念」を表明したイラントラック協会・運転手連合の活動にも言及している。、、、、果してこの左派の扇動が国民の声の主流になるのか?国民をうまく操って親米国王が米傀儡政権として王政復古で舞い戻るのか?それともホメイニ聖職者一派が「神の軍団」の武力で巻き返すのか?いづれにしても、多くの血が流れそうな気がするが、、。参照記事
コメント
パーレビの名前が出てくること自体、変な奴らが関わっている証拠。
ウのヤヌコビッチもこんな感じでかなりの圧を受けたのだろう。出て行った。

