欧州連合(EU)のフォンデアライエン(Von der Leyen)欧州委員会委員長は2025年11月26日、ロシアは引き続き戦争終結に向けた真の行動を回避しているとしつつ、同時に交渉プロセスは進展しており、欧州には将来の平和的情勢解決及び大陸の安全保障の重要な保証人であり続ける準備があると発言した。
フォンデアライエン氏は、「ロシアのゲームのルールは変わっていない。最初から、ロシアはウクライナ、欧州、同国の全ての同盟国よりも長く『耐え抜ける』と信じていた。だからこそ、真の平和に繋がる可能性のある交渉において重大な進展が達成される度に、(編集注:ロシアによる)暴力とエスカレーションが始まるのだ。それは法則である」と述べ、「ここ数日、クレムリンから聞こえてくる声は、同国の真の意図について多くのことを物語っている。ロシアにとっては、いかなる和平合意であれ、それは絶え間ない地図の書き換えなのだ。それは『大国間関係』や『勢力圏』への回帰であるとした。過去ブログ:原子炉搭載、事実上無制限飛行ミサイルの試験成功に狂喜する独裁者:
同氏は、ウクライナの後もロシアの欧州への脅威は止まないとの憶測から、「ウクライナにとっても欧州にとっても、和平合意はどのようなものであれ、公正かつ永続的な平和の創出である。そしてそれは、強力な欧州、強力なNATO、強力な大西洋横断パートナーシップに基づいた、私たちの大陸のための強力で強靭な安全保障構造を確保することを意味するのだ」と強調した。同時に同氏は、EUは既に、合意締結後のウクライナのための安全の保証の確保、対露制裁、ウクライナ復興の資金拠出、ウクライナのEU単一市場への統合及びEU加盟への進展への取り組みに備えていると述べた。参照記事 過去ブログ:2025年3月スターマー英首相、「有志連合」でウクライナ和平を保証と表明:
、、、、今後何らかの停戦合意に至っても、敗北を受けいれないプーチンは、自国民へNATO,欧州連合を脅威だとの妄想を言い続け、侵略の矛先を他へも向けたり、近隣国に傀儡政権を樹立する可能性がある。過去ブログ:2025年11月プーチンの妄想の原点は?:誤算と失敗続きのプーチンには、これしか自分を正当化する手段が無いからだ。実際、フィンランド、バルト諸国、モルドバ、ポーランドなどは、この事に言及し、防衛体制を強化している。この様な状況で、欧州に求められるのは、より強固な結束と防衛力の強化だというのが、フォンデアライエン氏の発言主旨で、誰もロシアがウクライナと停戦しても、プーチンがそれを守る等とは思っていない。平時に侵略を犯した犯罪者を、信頼できる訳も無いのだ。それも、国際法で合法な「特別軍事作戦(演習)」だと嘘をついて侵攻し市民を虐殺した。
横暴な中国の覇権主義に直面しているアジアに於いても、同じロジック(”Logic”議論の筋道。論理。また、論法)が求められているのではないだろうか?
愚かな独裁者は、なぜ自分のロジックを愚かだと認めないのだろうか?恐らくは、他人のロジックを認めないのが、彼らのロジックであり美学(aestheticsエスセティクス)なのだろう。その結果で、どんな悲惨が予想できたとしても、、。これまで、カダフィ、フセイン、アサド等多くの独裁者をブログに記録してきた。共通なのは、彼らは軍事力に頼り、自分達だけが富の象徴になろうとし、そこに国民は常に不在だった。そして、彼らの終焉は悲惨だった。過去ブログ:2025年11月ウクライナで拘束の北朝鮮兵2人、韓国での生活を懇願と独裁国家の横暴;:2011年10月カダフィ死亡 リビア(32):2021年12月イラク、クウェートへの賠償6兆円の支払い完了 侵攻から30年:2024年12月エルドアン大統領、反政府軍はダマスカスを目指す>ダマスカス陥落:

