
イタリアの最高裁判所は2025年11月19日、2022年9月に3カ所のノルドストリームガスパイプラインNord Stream 1,2 gas pipelinesに対する「攻撃」を調整した疑いで逮捕されたウクライナ国籍の男Serhii Kuznietsov(49歳)のドイツへの身柄引き渡しを承認した。地元メディアによると、最高裁は弁護団の訴えを退けたという。これにより、男は数日中にドイツ側に引き渡されることとなった。
ノルドストリームはロシアからドイツへバルト海Baltic seaの海底を通って天然ガスを輸送するパイプラインである。ドイツは当時、ノルドストリームからのガス供給に大きく依存していた。しかし、2022年9月26日、ノルドストリーム1とノルドストリーム2で大規模なガス漏れが発生し、破壊工作Sabotageの可能性が指摘された。
この事件は欧州のエネルギー供給に大きな影響を与え、地政学的な緊張を高める要因となった。指名手配中だった男は2025年8月21日北イタリア‣リミニRiminiで逮捕され、ドイツが身柄の引き渡しを求めていた。ドイツ当局はこの男が2022年9月26日の爆発に関与したと主張。男は関与を否定し、爆発当時はウクライナで陸軍大尉として勤務していたと主張している。参照記事 英文記事 参照記事 過去ブログ:2023年6月海底ガスパイプ破壊はウクライナ工作員?米は事前に情報得ていた?:2022年11月スウェーデン保安局がガスパイプの爆発は破壊工作と断定:10月露が海底パイプライン爆破は英国が関与と発言と戦況:

