FireShot Capture 187 - リビアアフリカ北部・リビアLybiaの首都トリポリToripoli西部の海岸で61人の移民の遺体が収容された。現地メディアが2025年10月11日に報じた。それによると、地元住民や警察などが過去2週間で多くの遺体を発見し、保健省は声明で、「遺体はチュニジアTunisia国境近くの海岸など、広い範囲で発見・収容され、計61人の死亡を確認した」と明らかにした。地図は移民ルート:Migration routes

国連の専門機関である国際移住機関(IOM)は先月中旬、リビア東部トブルクTobruk沖で移民を乗せた船が沈没し、19人が死亡、40人余りが行方不明になっていると報告していた。トブルク沖では同じ時期に別の移民船が炎上・沈没し、50人の死亡が確認されていた。

FireShot Capture 188 - Libyリビアは2011年の革命以来、欧州への亡命を希望するアフリカ・中東・アジアの亡命希望者の中継地になっている。同国で活動する人身売買組織は不安定な情勢を利用して利益を上げているとみられ、エジプト、アルジェリア、スーダンなど、少なくとも6カ国から移民を北部の海岸に移送。ゴムボートや木造船に乗せ、地中海に送り出している。

IOMによると、今年2025年1月から7月末の間に、リビア沖で少なくとも434人の移民が死亡、611人が行方不明となり、1万4100人以上が沿岸警備隊に拿捕され、収容施設に送られたり、本国に送還されたという。IOMは地中海ルート Mediterranean Sea routesで2014年以降、3万人以上の移民・難民が死亡または行方不明になったと報告している。参照記事 過去ブログ:2025年6月英国への不法移民、記録的増加 米国は12カ国からの入国自体を制限:2023年7月チュニジアとEU、移民に関する協定を締結:2021年6月地中海での難民、移民の死亡事故急増でリビア外相EUへ支援求める:1月絶えないアフリカからの欧州への密航者と海難事故:Short 映像:AI分析 日本人は動かない、移住率2%!



nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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