
過去ブログ:2025年9月頻発するロシア内の鉄道を狙った破壊工作とロシアの末期症状、東アジア:でロシアのガソリン不足、価格高騰を記録した。右は、これまでに破壊、または攻撃された精油所とガソリン不足が深刻な地域地図。参照記事 英文記事 ロシアのガソリン不足は、国内石油精製所へのウクライナのドローン攻撃によって引き起こされたが、燃料価格が記録的な高値に達したため、不足地域が拡大しているとモスクワタイムズが2025年9月17日に報じた。「燃料危機はすでに、チュコトカChukotkaとサハリンSakhalinからリアザンRyazanとサマラSamaraの地域まで、少なくとも20のロシアの州を巻き込んでいます」とメディアは述べた。
「すでに、小規模な民間ガソリンスタンドのネットワークはガソリンの販売を停止していて、販売は石油会社の直営スタンドで継続しているが、特定の種類の燃料不足で、石油会社の地元でさへ混乱が発生しています。」と報じ、9月17日に、サンクトペテルブルク国際マーカンタイル交換のAI-92ガソリンの価格は、1トンあたり73,144ルーブルの歴史的な高値に達し、年初から43%上昇した。「ガソリンの状況は非常に悪く、悪化し続けています」とあるトレーダーはロイターに語った。「8月には、少なくとも5つのロシアの製油所がドローン攻撃のために生産を停止することを余儀なくされ、合計で石油産業は精製能力の17%を失いました」と述べ、「9月には、さらに4つ
の精製所がドローンの襲撃を受けました。リアザンRyazan、サラトフSalatov、ウファUFAのノボイルNOiL(?)、レニングラードオブラストのキネフKinef (Kirishi ) oil refinery。後者は、年間2,000万トンのロシアのトップ3の1つであり、主要な石油洗練ユニットを閉鎖することを余儀なくされた。以前の4分の3までの供給が復活の予定」と言われているが、大口ユーザーは、配達の遅れに直面しているという。メディアは「独自のガソリンスタンドを維持しようとする石油元売り会社は、ガソリンの卸売を大幅に削減した」と述べ、この事で価格が更に上昇する結果となっている。右図は、2024年12月から2025年2月に攻撃を受けたロシア領内の石油精製所、施設(デポ)など。9月16日、ウクライナの特殊作戦部隊ユニットは、他の組織と連携して、サラトフ製油所Saratov refineryを攻撃した。また、9月14日の夜、ウクライナ人のドローンはキリシ製油所 Kirishi refinery, に衝突し、火災を引き起こした。その翌日、ロイターは、レニングラード・オブラストのキリシの精製所 refinery in Kirishi, Leningrad Oblastがドローン攻撃を受け、重要な技術ユニットを閉鎖したと報じた。 これだけでプラントの総精製能力のほぼ40%を占め、年間約2,000万トンの石油、つまり1日400,000バレル分を消化していた。
ロイター筋によると、ロシアの石油パイプラインモノポリートランスネフト Russian oil pipeline monopoly Transneft は、主要な輸出ポートと製油所でのドローン攻撃の後、石油生産量を削減する必要があると述べたとされる。参照記事 、、、ロシアのガソリン不足が、軍優先とは言え極東にまで及んでいるのは意外で、影響はロシア全土に拡大している。この記事には無いが、恐らく物流トラックや漁船に影響が出て、全ての産業が停滞している可能性があり、近隣国からガソリン等を購入する事態になっているのでは、、。また、最近のウクライナドローンは改良型で、以前より大きな爆弾を搭載しており、ロシア側に甚大な被害を与えているようだ。言われているロシアの戦死者は17万~25万人、死傷者は70万人から100万人で、この結果、国内産業は深刻な労働力不足だとも言われている。背景には、大量な技術者の国外脱出も関係している。政治的にも経済的にも得るものの無い侵略戦争を、プーチンはいつまで、、、。 ウクライナの攻撃映像 ウクライナの攻撃映像長編

