d2f0f84bアゼルバイジャンとアルアゼルバイジャンとアルメニアAzerbaijan and Armeniaの両大統領は2025年8月8日、米ホワイトハウスで、ドナルド・トランプ米大統領の仲介のもと、数十年にわたる紛争を終わらせるための、和平に関する合意文書に署名した。「歴史的」な出来事だと、トランプ氏は述べた。トランプ氏は、「やっとこの時が来た」と述べた。

e00ea644この合意により、アゼルバイジャンとアルメニア間の主要な輸送路の一部が再開され、同地域におけるアメリカの影響力が増すことになる。「35年間戦ってきた両国が、今や友人となり、今後も長く友人であり続けるだろう」とトランプ氏は述べ、トランプ氏は、エネルギーと技術をめぐる貿易の拡大を目的とした2国間協定を、それぞれの国と結んだとも述べた。参照記事 

ホワイトハウスによると、合意の一環として、アメリカは「国際平和と繁栄のためのトランプ・ルートTrump Route for Good news about treaty b (2)International Peace and Prosperity」という名の主要な交通回廊の建設を支援するという。このルートは、アルメニア領によって分断されているアゼルバイジャン本土とアゼルバイジャンの飛び地領ナヒチェヴァン自治共和国Nakhchivanを結ぶ。左図の、赤い部分が、今後鉄道開発プロジェクトの必要部分。本来なら、下の図で分かる様に、開発に中国が真っ先に名乗りを上げそうなプロジェクトだが、米国が仲介ではプーチンの力も及ばず、アルメニアが反露に転じた今となっては、おとなしくしているしかないか?因(ちな)みに、トルコはNATO加盟国だ。右は現状の鉄道網と計画路線を併記した図 参照記事 。

Good news about treaty bアゼルバイジャンとアルメニアの紛争をめぐっては、主要な仲介役として最近まで動いていたのがロシアのウラジーミル・プーチン大統領だった。アリエフ氏とパシニャン氏が署名した直近の合意文書は、プーチン氏が作成した。しかし今回、トランプ氏が両国をまとめたことで、プーチン氏はほぼ、わきに追いやられてしまった。 上記時地図 

0dbe3a6e-sロシア政府は和平交渉に自国の利益を組み込もうとしてきたが、アゼルバイジャンもアルメニアもそうした提案を退け、アメリカが提案した解決策を選んだ参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2025年8月トルコがアゼルバイジャンの天然ガスをシリアへ供給する背景:2020年11月アゼルバイジャン軍 ナゴルノカラバフ中心に侵攻>4度目の停戦?

FireShot Capture 121 - ロシアのエアゼルバイジャンはロシアと友好関係を続けてきたが、2024年12月のアゼルバイジャン航空機の墜落を巡りロシア軍の誤射が原因と主張し、関係が険悪化。アリエフ大統領:左 はロシアのウクライナ侵攻に批判的な立場をとり、ウクライナへの接近姿勢を示している。アルメニアのギュムリGyumriにはロシア軍約3000人の駐留基地が在るとされが、今後撤退する事に成るのでは、あるいは、すでに撤退したか。ウクライナ南部のオデーサOdesaには、アゼルの国営石油企業SOCARの石油備蓄基地、ガス施設が在るが、2025年8月、ロシアの無人機攻撃を受け大きな被害を出している。参照記事 

、、、、この両国の紛争は、地理的、宗教的紛争と見られがちだが、民族問題も存在する。アゼルバイジャンが最も近い味方として頼りにするのはトルコで、アゼルバイジャン人Azerbaijanis,Azərbaycanlılarの主要民族であるアゼリ人(アゼリー人Azeris ,Azeriはトルコ系(テュルク系)caf2dbeb民族で、イスラム教シーア派が多数派を占める。また、アゼルバイジャンは親日国としても知られている。上記の地域の安定は、将来的に東西の物流を大きく改善することにもなるだろう。

また、歴史的・地理的にもテュルク系民族・語族として親和性があり、すでに中央アジア諸国とも「テュルク諸国機構 Organization of Turkic States (OTS)参照記事 トルクメニスタンに関する参照記事」を形成しているトルコが、95915cad今後に新たな発展機会を求めて影響力を東進させる可能性は否定できず、中央アジアでのロシア、中国、トルコの動向が注目されている。またトルコは、一貫してウクライナ支援国である。過去ブログ:2023年6月G7の評価と、それに反発する中露の行動と中央アジアを抑えたい中国:2023年2月何の実績も信用も無い中国が仲介? ウクライナ情勢悪化?:1月プーチン後の人物は? ある考察



nappi11 at 00:01│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2025年08月13日 04:50
とりあえず良かった良かった。
回廊をアメリカ企業が租借する件はビックリ。タコ爺にすれば、ウから鉱物資源をかすめ取るのと同じ発想だろう。アルメニアにすれば、何とかアメリカ・ゲット、だろう。他にくれてやる物が無い。どれだけ経済に貢献してくれるかは未定。
これからどうなるか。何せ大国大好きタコ爺だもんな・・・政治利用の余地が一杯ありそう。経済的にロシアへの依存度が高いアルメニアは苦難が続く。
2. Posted by 甲東   2025年08月13日 05:57
第1次大戦時、孤軍奮闘のアルメニアはやむなくソ連を引き入れた。そうしていなければ、恐らく国として消滅していた。未だ結構記憶に残っているだろう。
今のプには付いて行けないが・・・という感じかな。
欧米に結構な金持ち達がいる。この人達が動くか動かないか。数千年の歴史的にはかなりバラバラ感が強い。平野のクルド。

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