ロシア・ウクライナ 被害の大きさ 物語る死傷ロシア・ウクライナ 被害の大きさ 物語る死傷者数(辻󠄀’s Aウクライナ侵攻が始まってから、すでに3年を過ぎ、長期化する侵攻の被害を物語るのが、死傷者数。2025年6月、アメリカのシンクタンク、CSIS=戦略国際問題研究所が最新の推計を発表した。ロシア側の死傷者は、計95万人以上。このうち死者は最大で25万人だとしています。ロシア・ウクライナの両政府は、死者数をほとんど発表していないため、数字はあくまで推計で、イギリス国防省の公表データなどに基づいている。
一方、人口を比べると、ロシアは1億4,000万人。ウクライナの侵攻前の人口は、3分の1以下の4,100万人。人口から見た死傷者数1万人あたりでは、ロシアが68人、ウクライナが98人となり、ウクライナの方が犠牲は多いと言える。

ロシア・ウクライナ 被害の大きさ 物語る死傷者数(辻󠄀’s ANGLE) - 国際報道 2025 -左は、第2次世界大戦後の、ロシアの紛争における死者数のグラフ。今回のウクライナ侵攻では、20~25万人が死亡したとされ、 過去の紛争や侵攻と比べると、10年続いたアフガニスタン侵攻でも最大で1万6,000人ほど。チェチェンでも1万2,000~2万5,000人と、文字通り「桁が違う」のが分かる。しかし、戦死者についてロシア国内で報道されることがほとんど無いため、ロシア国民に緊迫感は無く、またロシア政府もほとんど公式発表せず、メディアもこの話題をタブー視して沈黙している。

ロシアの戦死者での特徴は、こうした兵士の死者が地方の出身者に多く、左は人口1万人あたりに対する戦死者の割合を地域ごとに表した地図で、青色が濃ければ濃いほど、死者数が多いことを示している。

ロシア・ウク男性1万人あたりの死者数を自治体別で見ると、モスクワが3人、サンクトペテルブルクは5人なのに対し、ブリャート共和国は77人、トゥバ共和国は104人。モスクワなどの大都市は色が薄く、地方は色がより濃くなっている。ロシアは今、兵士を確保する際、高額の報酬と引き換えに大量の志願兵を集めている。貧しい地域ほど、高額の報酬で兵士が集まりやすいという現実を表は示している。また最近は、北朝鮮だけでなく、ネパールや中国、ラオス、中近東、アフリカからの傭兵も、ロシア軍への参加が確認されている。参照記事 

2025年7月の記事によれば、ロシアは、2022年2月のウクライナ侵攻開始後に戦死したロシア兵のうち、12万343人の名前を独自調査で確認したと報じた。平均年齢は39歳。地域別では中部バシコルトスタン共和国の5806人が最多だった。人口は約400万人なので、筆者の計算では、バシコルトスタン共和国1万人当たりの死者は、約15人となる。

ここ数カ月間に死亡した相当数の兵士の遺体が戦地に残されているもようで、実際の死者はさらに多いとみられる。ロシアが占領するドネツク、ルハンスク両州の民兵も合わせ、ロシア側の死者は最大約29万人に上る可能性があると推計されている。ロシア側公表の戦死者は遺体確認からの物で、相当数の行方不明者はカウントされていないと言われ、ロシアはこれまで、累計死傷者数を公表していない。

44cabd8c一説では、2025年7月半ばで、ロシアの死傷者は、少なくても累計100万人を超えたと言われており、最近のロシア軍は1日最大1500人の死傷者を出し、軍用車両の不足や、第2次大戦並に、軽装備で突撃を命じる指揮官の無能力や兵器、訓練不足、さらには通信手段が脆弱で、有効な作戦が打てない状況が原因とされている。

ロシア軍は7月23日までに東部のリマンLyman方面、トレツクTretsk方面、ポクロウシクPokrovsk方面へ前進し、戦闘は現在、特にクルスク州南部国境からスーミSumy方面付近、東部ポクロフスクPokrovsk周辺に集中している。停戦に向けての具体的工程は何も策定されない中、ロシアは連日ウクライナへのミサイル、無人機攻撃を繰り返し、対するウクライナはロシアvolgograd-sochi領内のインフラ施設、軍事関連施設への攻撃を行い、ロシアの経済的、軍事的弱体化を戦略的に行っている。プーチンは、東部の占領地拡大と、スーミSumy州のロシア国境沿いに緩衝地帯を確保する事を諦めていない。ロシア軍による破壊により、東部ロシア占領地に住むロシア人は深刻な水や電気の不足に直面し、ロシア軍への不満が高まっていると言う。下の映像記事では、ヴォルゴグラドVolgogradの鉄道基地へのウクライナの無人機攻撃が報告されている。 映像:露の装甲車209台全滅!スムィ州集落を完全奪還!ドネツク100万都市が水源枯渇!露軍自滅的インフラ破壊!:ボグダンBOGDAN映像:2025年7月29日The Ukrainian military cuts the Volgograd Railway 現地映像The Ukrainian army finally launches a counter-offensive in the north! Russian bases are destroyed...別映像:2025年7月30日映像記事:ロシア11州同時攻撃!S-300自爆で自滅!クリミア制空権完全失墜!チェチェン部隊クルスクで全滅!




nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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