
ウクライナ空軍によると ウスティメンコ中佐は標的7つを撃墜した後、米国製F-16の機体に損傷を受けた。ウクライナの人口密集地の上空から機体を離脱させた後、自身も脱出を試みたが、成功しなかったという。ウクライナのゼレンスキー大統領は2025年6月29日、ウスティメンコ中佐 31歳Lieutenant Colonel Maksym Ustimenko,が同国最高の操縦士の一人だったとし、遺族らに哀悼の意を表明。同中佐に国家英雄の称号を授与した。映像
露軍は29日日曜日未明、ミサイル60発と477機のドローンでウクライナ全土を攻撃。大半はウクライナ空軍が撃墜したが、一部が着弾し、子供を含む民間人少なくとも約10人が負傷した。写真は、ロシアの攻撃を受け集合住宅から避難した ウクライナ中部Smila, Cherkasy regionの住民。
ロシアの全面侵攻後、最近になってやっとウクライナは欧州諸国からF-16を段階的に供与され、NATOのメンバーは、80機を超えるF-16をウクライナに提供することを約束しており、モスクワの絶え間ない爆撃を防ぐための重要な武器となっている。近々では、ポーランドからの供与が言われている。現在の保有数は軍事機密として公表していないが、これまでに少なくとも十数機を受領したとみられる。ウクライナは昨年8月と今年4月、防空任務や戦闘任務の最中にF16や操縦士を喪失したことを公表していた。参照記事 英文記事 英文記事 
