ロシア、ウクライナに事実上ウクライナ侵攻を続けるロシアが、2025年6月2日にトルコのイスタンブールで行われた覚書案交換の直接協議で、領土割譲や軍備制限など高い要求をしていることが明らかになった。
ロシアの国営タス通信が、同日、提出された和平条件などを記した覚書案の内容で、ロシアは事実上の降伏を求めており、ウクライナが求める停戦にロシアは応じず、ウクライナにとって受け入れられない状況になっている。
ロシアは覚書案で、最終解決の条件として、一方的に併合を宣言したウクライナの東部・南部4州から同国軍が完全に撤退するよう要求。この4州や、ロシアが占領するクリミア半島がロシアに帰属することの国際的な承認も求めた。
フィンランド加盟、NATO―ロシアの国境は倍増26そのほか、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)などの軍事同盟に参加したり、他国軍を自国領で活動させたりすることも禁じ、ウクライナ軍の軍備も制限するとしている。 ウクライナが求めてきた30日間の停戦の条件も盛り込んでいるが、それにはウクライナ軍の4州からの完全撤退などが必要だとしている。一方、ロシア代表団を率いるメジンスキー大統領補佐官は2日の協議後、記者団に対し、重傷や重病、25歳以下の捕虜を新たに1千人以上ずつ交換することでウクライナ側と合意したと語った。また、ロシアがウクライナ兵6千人の遺体を来週ウクライナ側に引き渡すことも明らかにした。参照記事 

British_PM_Starmer_unveils_defenc戦争準備体制を強化する英国:英国のスターマー首相Prime Minister Keir Starmerは6月2日、核抑止力の拡大など、英国軍の大規模な改革の概要を発表した。ただ、国防費に国内総生産(GDP)の3%を充てる目標の達成時期については、明らかにしなかったが、世界的な脅威の高まりと不安定さの拡大に対応するため、英国は「戦争準備態勢」に移行すると述べた。核弾頭プログラムに150億ポンド(約2兆9000億円)を投じるほか、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の一環として、最大12隻の潜水艦を建造する考えを示した。(JPEG_Image,_259_×_194_pixels)_2025-06-03_11-02-01同氏は、2日の英BBCラジオで「紛争を阻止したいなら、その最善の方法は紛争に備えることだ。世界は変化した。我々は準備を整えなければならない」と呼びかけた。英政府は国防費がGDPに占める割合を、現在の約2.3%から、2027年までに2.5%に引き上げる方針だ。映像:Starmer resets UK`s deffence doctrine‣国防政策を見直すスターマー:


nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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