6e3e8130-s hhgf hhgfウクライナ参謀本部のデータと米国戦争研究所ISWの調査では、2025年1月から4月の間で、ロシアが損失した兵士は48000人とされている。特に最近数か月のロシアの損失が大きく、まとめて書こうと思っていると映像記事:史上前例なし!ロシア兵4.8万人、戦車千、装甲車二千、ドローン多数喪失!プーチンは愚策で兵士を殺す!!!:が在り、そこで最近のデータやその原因、今後の流れまで細かく語られているので掲載する。
ロシアの損失の大きさの原因として記事は、ロシア軍中枢の古臭くて融通の効かない指揮系統にあると指摘している。ヒット&ランを繰り返すウクライナに反して、やたらと撃ちまくるロシア軍の大砲と無謀な突撃は、ウクライナ無人機の攻撃目標の目印となっている。
202211-Stalin-Putin-960x1280ロシア指揮官の命令はひたすら突撃で、それを命じるプーチンの頑固さはヒトラーやスターリンに似ている。人命の損失など全く気にかけなかったスターリンは、ヒトラーと同じく督戦隊を配備し、前線から逃げ帰ってきた味方兵士を容赦なく射殺したが、プーチンもまた、同じことをウクライナで行っている。プーチンもスターリンも、実戦経験が全くなく、親近者にも非常に猜疑心が強く、恐怖で人を支配する事でも似た者同士だ。
633f4834 hhgf右の様な浅知恵と盲信で侵略を始めたプーチンが、本格的な軍隊も、近代兵器も持っていなかったウクライナを、4~5日もあれば制圧できると思ったのも無理はないことかもしれない。当然、そんな事を進言したのは取り巻きのクレムリンの軍人らだが、彼らとて大した実戦経験は無く、その数年前のアフガン戦争では、何の戦果も挙げれずに撤退した。
史上前例なし!ロシア、兵4.8万そうこうしている内に、無人機の登場で戦場での戦い方、戦略の立て方が歴史的変換を遂げ、その影響は今、日本を含む世界中の軍隊に及んでいる。
プーチンは、兵器増産と体制立て直しに時間稼ぎをしていると、筆者は書いてきたが、ウクライナの攻撃力の進化、充実の速さの方が優(まさ)っているようだ。最新ウクライナ無人機攻撃映像
プーチンは無人機、ミサイルの増産に躍起になっていると言われているが、悲しいかな元スパイには、それ以上に重要な、ロシア軍の通信機能が、すでに壊滅的な状態だと言う事が見えていないようだ。また、相次ぐ現場指揮官の更迭、処刑、逃亡で、ロシア軍の士気はこれまでになく下がっていると言う。戦場ではとっくに、人海戦術では無く、電子戦が勝敗を決めつつある。現在のウクライナは、米国からの情報が無くても、フランスなどの衛星情報で充分に戦えると言われている。また個人的には、北欧、特にスウェーデン、デンマークのウクライナ支援が、相当に強力で迅速な事に注目している。過去ブログ:2025年5月NATOのロシアへ対する共通認識と今後の対露、バルト海戦略:5月ドンバスで露軍大量全滅、メリトポリ指揮所が完全消滅と露呈した露軍の鉱物略奪: 2025/5/17戦況映像:映像記事は、ロシア軍が各地で攻撃に出るも、事前察知したウクライナ軍に撃破されていると述べている。 
Syria_in_maps_Who停戦に応じない理由についてロシア側は「ロシアは十分な軍事資産を持っており、今後も2022年の軍事演習を継続する」と、演習に終わりはないと言う、実におかしな発言を繰り返している。
しかしその影響は世界に拡大しており、シリアでは、シリア政府がタルトゥース港tartus(tartous:ロシア海軍の唯一の地中海の海軍基地)からロシア海軍を追い出しているとされる。詳しい状況は不明だが、フメイミン(フメイミム:Hmeimim)航空基地Hmeimin air baseは、ロシア軍機がアフリカへ飛行する際の重要な補給基地である。すでに資材をリビアへ移送しているとも言われて、シリア新政権から攻撃を受けているとも言われている。参照記事:過去ブログ:2025年5月まだ何かが起きるだろうシリアの今:、、シリア暫定政府と米国の和解が進展すれば、この空軍基地のロシア使用も問題化するだろうが、すでにロシア軍の地中海、中東における影響力、軍事力は激減したと見ていいだろう。

After_Putin_call,_Trump_says_Russia,_2025年5月20日:アメリカのドナルド・トランプ大統領は19日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と2時間にわたり電話で協議し、その終了後、ロシアとウクライナが戦争の停止と終結に向けて「直ちに」交渉を開始すると述べた。トランプ氏は、話し合いは「非常にうまくいった」と説明すると同時に、和平の条件は当事者同士で交渉する必要があるとした。、、トランプ氏は電話の後、自分のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に、「ロシアとウクライナは停戦、そしてもっと重要な、戦争の終結に向け、直ちに交渉を開始する」と投稿。このことは、他国の指導者らも交えた2回目の電話で、ゼレンスキー氏に伝えたとした。トランプ氏はまた、「そのための条件は、両方の当事者同士が交渉する。それ以外の方法はない。両者は他の誰も知らない、交渉の詳細を知っているからだ」と書いた。European_Political_Community.svgウクライナではロシアによる攻撃が続いており、ウクライナによると、ここ数日間で少なくとも10人が殺害された。 参照記事 英語記事 Russia and Ukraine to 'immediately' start ceasefire talks, says Trump
トランプ氏 仲介役を撤退?、、、間は取り持った、後は両者でうまくやれ、と言う事か。この紛争は、ロシアと、ウクライナ支援のEU加盟国と周辺国が設立した「ヨーロッパ政治共同体(EPC:European Political Community)」との問題でもあり、そんな簡単に落ち着くとも思えないのだが、、。 過去ブログ:2025年5月NATOのロシアへ対する共通認識と今後の対露、バルト海戦略:参考映像:トランプ氏 仲介役を撤退?「私は手を引く」発言も プーチン氏「停戦」の条件は
Putin_half_in_tears_after_being_confron2025年5月21日2025/5/21ボグダン映像:映像記事からは、トランプとの電話会談後のプーチンは、かなり動揺しているようだったと言われている。個人的には、トランプ陣営としてロシアへの協力は止めると釘を刺し、以後はNATOをけん引する米国の軍事的立場を強調したのではないだろうか?と思っている。全てのNATO加盟国は第5条の保護下にあり、どこかの加盟国が攻撃を受ければ、全加盟国がその国を武力支援できる。米国がウクライナの加盟を認めれば、、。


nappi11 at 00:02│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2025年05月19日 06:08
ネタの虐殺は続く。これがプの仕業なら、西側は連日連夜大騒ぎなんだが・・・

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