イギリスが新しい移民政策を発表、イギリス政府は2025年5月12日、新しい移民白書を発表した。キア・スターマー首相Prime Minister Sir Keir Starmerは、新政策により、今後4年間で純移民数が「大幅に」減少すると約束した。スターマー首相は、海外からの介護職の採用禁止、熟練労働者ビザ(査証)の取得要件の厳格化、雇用主に対するコストの引き上げといった措置を発表し、過去最高水準に近い純移民数の抑制を目指すとした。

具体的な数値目標は示されなかったものの、英内務省は、「定量評価」が可能な主要政策8項目を分析し、2029年までに年間10万人の移民減少につながり得ると試算している。純移民数とは、イギリスに入国した人数から出国した人数を差し引いた数。歴代政権は、この純移民数を減らそうと取り組んだが、いずれも成果を上げることはできなかった。2023年6月には、純移民数が過去最高の90万6000人に達し、昨年も72万8000人と高水準を維持した。

スターマー首相は、新政策を通じて移民制度を「再びコントロールする」と主張。新方針はイギリスへの合法的な移民に対応するためのもので、「選別的」で「公正な」制度を通じて「誰がこの国に来るかを我々が決める」と述べた。参照記事 英文記事 

、、、、日本でも起きている事だろうが、規制を強化した位で問題は解決しない。一部の不法滞在者は観光ビザで入国し、その後は不法滞在で捕まるのを覚悟で姿を隠してしまうからだ。闇で働き先を得たのは運がよく、それも出来ない一部は困窮し犯罪を重ねる可能性がある。筆者は若い頃、いろんな国でそんな実態を見聞きしてきた。どんな対策が可能なのかは分からないが、インバウンドに浮かれて、人道的配慮がおろそかになるのは避けてもらいたい一方、日本のだらだら行政では問題は複雑化するばかりだ。 映像:日本の国会では、、:

17470588180001ドイツ、不法移民入国拒否へ 難民に寛容な措置、撤回:5月6日に発足したドイツのメルツ新政権は7日、メルケル元首相欧州難民危機の際に打ち出した難民の入国を拒まないとする措置を撤回した。難民申請希望者も含め、不法移民の入国を国境で原則拒否する。寛容な措置で多くの難民を受け入れてきたドイツの転換に、周辺国からは懸念の声も出ている。  新政権は移民政策の厳格化を最優先事項としている。移民排斥を掲げて台頭する極右、ドイツのための選択肢(AfD)の支持層を取り込み、AfDの弱体化を狙う。 新政権のドブリント内相は7日「不法移民が多過ぎる」とし、国境で検問に当たる警察に不法移民の入国を拒否するよう命じたと発表した。参照記事 :



nappi11 at 00:01│Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2025年05月15日 08:21
大魔神がシリアへの制裁を解除したので、シリアに戻る人が増えていくかな。
2. Posted by 甲東   2025年05月15日 13:45
メルツ君は、独軍を欧州最強にするぞ、と吠えている。ユダヤ万歳とも言っている。
長くないな。
3. Posted by 甲東   2025年05月15日 14:55
大魔神はシリアに対し、イスと国交正常化するよう求めたと。
次は、ある人が描いたシナリオ。
シリアが、イスがパレスチナを認めれば正常化する、とサウジと共に言う=>サウジが他のいくつかの国も誘う=>皆で、親方、パレスチナ国家ができて、皆がイスと国交正常化すれば、ノーベル平和賞ものでっせ!、とヨイショする=>これに大魔神が乗せられ、よっしゃ、いっちょやったる!とイスに妥協するようプレッシャーをかける。
アハハー、面白い。メルツがイスに防衛軍を派遣したりして。

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