GUkrX5GWIAATCAHウクライナ軍がロシア領のブリャンスク、クルスク、ベルゴロド州Russia's Kursk, Bryansk, and Belgorod regionsへ精密攻撃を連続して行い、いづれもロシア軍に致命的打撃を与えているようだ。
In Bryansk, the Kremniy plant, which proすでに無人機攻撃で操業を停止していたブリャンスク州カラシェフkarachevのクレムニプラントKremniy plantは2025年4月30日の無人機攻撃で爆発、炎上した。
ここではロシア軍の核心武器、パーンツィリ防空ミサイルとイスカンデル短距離弾道ミサイルの製造に使用されるチップ等の精密電子部品、兵器などを製造していた。2024年10月と2025年1月にもウクライナ保安局とウクライナ軍特殊作戦部隊が送ったドローン攻撃を受けていた。赤い点は、各州の州都を示す。 英文記事 参照記事 英文記事
 
screenshot(132)その他、映像記事から拾い出すと、5月4日、
ブリャンスク州の、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ国境に近い位置にある精密レーダーと電子システムを製造するストレラ軍需工場Strela Factory,Suzemka, Bryansk region:右 が攻撃されて炎上し、完全に破壊された。ウクライナ軍のHIMARSミサイルと無人機の複合攻撃だった。英文記事 英文記事 また、1000キロ以上離れた極東でも不明な火災が起き、ロシア全土で続発する火災は抵抗組織の犯行とも言われている。 
5月10日、ウクライナ特殊部隊が
ベルゴロド州 Belgorod regionsの防衛線を突破して深部まで侵入し、ロシアの地上部隊を攻撃した。別な部隊がロシア兵を捕虜にするなどが、ロシア兵の士気に大きく影響していると言われる。
【ウクライナ戦況】ブリャンスク軍工場が炎上消滅象徴的なのは、5月9日のロシア戦勝記念日に、
ベルゴロド州 州政府庁舎が、厳重な防衛網を突破されて無人機攻撃を受けた事だ。この攻撃で、副州長と国民警衛隊将校が負傷した。またクルスク地域では、ウクライナ空軍のMiG-29戦闘機が精密誘導弾を投下し、ロシアの無人機操縦者や設備に大打撃を与え、ロシアの防空網の脆弱性が露呈した。さらにウクライナの無人機部隊は、ロシアの最新鋭RS-43MAVA自走砲を破壊した。
ベルゴロド州ヴァルイキvaluiki駅では、武器庫が爆破され、鉄道ハブが破壊されたが、空爆の痕跡が無く、パルチザンによる破壊工作、または事故とも言われ詳細は不明だが、ロシア軍の兵站に大きな影響の出ているのは間違いない。
また同記事は、デンマークが8億3千万ユーロ(09a3fb3d約1340億円)の支援を決定したと報じている。今回の原資は同国内のロシアの凍結資産ではあるが、デンマークはこれまでも2022年以降、約90億ドル(1.35兆円:GDP比欧州2位)を支援し、それらはウクライナの武器製造費用に充てられている。デンマークはまた、F-16戦闘機も供与している。米国の現在、最新型パトリオットなどの対空ミサイルを積極的に供与している。過去の独ソ戦で過去最大の戦車戦(
プロホロフカの戦い:Battle of Prokhorovka)の在ったプロホロフカにロシア部隊が集結しているとの情報もある。
65998ddb[No ceasefire] Russian officers r2025年5月13日:ウクライナ領内で、勝手にドネツク人民共和国を主張する民兵組織の有力者が、ロシアが停戦や武装解除に応じれば、ドネツク人民共和国DPRは其れに従わず、クレムリンに銃を向けるかもしれないと激怒している。ロシアのせいでドネツク地域は荒廃し、住民は貧困に喘(あえ)ぎ、水道から水もでないと不満を述べている。彼らは、ウクライナからの分離独立を求めて立ち上がった元軍人、民族主義者の集まりで、一度はロシアによる独立国家の誕生を夢見たが、今彼らはロシアとの内戦も辞さないと発言している。映像記事 過去ブログ:2025年2月ウクライナ東部の親ロ分離主義武装組織リーダー、モスクワで爆死:2023年11月ルハンスク人民共和国軍の軍トップ暗殺されるプーチン氏を「臆病者」と罵ったロシアの右翼指導者逮捕:2023年5月焦土作戦を繰り返すロシア軍、病院も標的に:映像:ウクライナ女性兵士の活躍とEUの断固とした経済制裁発動対ロシア無人機攻撃

nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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