K10014792481_2504291411_0429142136_01_022期目のトランプ政権(共和党)の発足から2025年4月29日で100日となった。トランプ大統領の支持率の平均値は40%台半ばで推移しているが、その政策に反発する人たちの声は日に日に強まりつつある。
3月中旬、南部ノースカロライナ州アッシュビルで地元選出の共和党のエドワーズ下院議員がタウンホールミーティングを開いたところ、トランプ大統領の政策に反発する市民らが議員に詰め寄り、警察が収拾にあたる事態になった。
このとき、警察に会場から強制的に退去させられた、ジェイ・キャリーさん(54歳);写真右 は、実業家のイーロン・マスク Elon Reeve Musk, 1971年6月28日 -氏が主導するDOGE “Department of Government Efficiency”=“政府効率化省”が、政府機関を解体したり、政府予算を削減したりしていることに憤りと不安を募らせている。キャリーさんは、20年あまり陸軍で兵士を務め、イラクやアフガニスタンなどでの数々の作戦に従事。戦闘によるストレスとケガから、障害者認定を受け、現在は退役軍人省傘下の病院で治療を受けながら年金に頼って生活している。

アメリカ トランプ大統領 就任100日彼が懸念しているのが、マスク氏らが、退役軍人省が管轄する病院などで働く職員8万人を削減することを計画し、自分たち退役軍人の生活が脅かされつつある事だ。彼は「マスク氏らは、全米で8万6000人以上の退役軍人省に関係する職員を解雇しようとしている。、、患者のケアで極めて大事な役割を担う職員らが解雇されているのだ。、、、私の同僚には戦闘で命を落とした者もいる。今やっていることは彼らへの侮辱行為だ」と批判した。最近、キャリーさんは退役軍人らの権利を守るためのNPOを立ち上げ、そうすれば政府も私たちを無視できなくなると述べ、トランプ政権に対して声をあげ、支持を広げていきたいと強調した。ハーバード大学と民間の調査会社が行った世論調査で、大統領選挙直前の去年10月に47%あった民主党の支持率は、2025年3月には37%と10ポイント下落した。野党民主党は、トランプ政権が権威主義だとして各地で反トランプ抗議集会を繰り返している。そう言えなくもないが、不動産屋が、国の利回りを重視しているだけだろうが、何もしない、どこかの首相よりはずっとましだ。 参照記事 過去ブログ:2025年4月“マスク氏 政権から身を引く” と、米政治専門サイト「ポリティコ」が報じる:2月マスク氏、米政府の社会保障データのとんでもない不正を指摘:2月トランプ氏の独断には彼のあせりと怒りを感じる:2024年11月トランプ氏、マスク氏を「政府効率化省」トップに

nappi11 at 09:25│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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