2025年04月29日  犯罪 メキシコ 中南米
aac55949f960x540-726878_8009メキシコの組織犯罪と関連する恐るべき「絶滅キャンプ “extermination camp”」の実態を暴露した活動家の母子2人が、同国ハリスコ州Jaliscoで殺害されたと、メキシコ当局と母子の関係していた活動団体が明らかにした。被害者はマリア・デル・カルメン・モラレスさん(43)と息子のハイメ・ダニエル・ラミレス・モラレスさん(26) María del Carmen Morales, 43, and her son Jaime Daniel Ramírez Morales, 26。2人ともメキシコ国内の行方不明者の権利を擁護する活動に従事していた。

犯罪組織の「絶滅キャンプ」、2025年年3月、当該の活動団体は人間の遺体を秘密裏に火葬にし、埋めていたとされる牧場施設を発見したと発表した。その施設は犯罪組織の活動の中心拠点だったとみられている。活動団体はその牧場施設を「絶滅キャンプ」と形容。犯罪組織が構成員にしようとする人々を誘い込み、彼らの意に反して施設内で拘束していたとした。

ハリスコ州Jaliscoの検察局は、今回の殺人と母子の活動との関連を示す証拠は現時点で確認していないとしつつも、あらゆる経路を通じて捜査を行う意向を表明した。加害者はオートバイに乗った男2人で、4月23日の午後11時半前後、息子の方を狙ったという。息子をかばおうとした母親も負傷し、最終的に母子はどちらも命を落としたと述べた。

Asesinan a María del Carmen Morales, m前出の活動団体によると、モラレスさんのもう一人の息子、エルネスト・フリアン・ラミレス・モラレスErnesto Julián Ramírez Moralesさん:左 は2024年2月24日にハリスコ州で消息を絶っていた。

メキシコのシェインバウム大統領President Claudia Sheinbaumは4月25日午前の会見で、被害者の遺族への支援と事件の徹底捜査を約束。現時点では被害者の活動を事件と無関係とするような結論は下せないとした。

captura-de-pantalla-2025-04-03-行方不明者の正義を求める活動に従事する人々がハリスコ州で殺害されるのは、この1カ月足らずで2件目となる。4月2日には、その6日前に銃撃を受けたテレサ・ゴンサレスTeresa Gonzálezさんが病院で死亡した。ハリスコ州の行方不明者のために活動する別の団体によると、ゴンサレスさんは誘拐未遂に遭う中、銃器で攻撃された。同団体は犯罪組織の拠点とされる上記の牧場施設の調査に加わっていた。ゴンサレスさんは、行方不明の兄弟を探していた。兄弟は昨年2月、メキシコ第2の都市グアダラハラGuadalajaraで消息を絶っていた。同市は近年のメキシコ国内で最も行方不明者の数が多い地域の一つ。参照記事 英文記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2024年11月メキシコ南部で麻薬組織の抗争激化。西部で寿司チェーンが襲撃される。

jjjindex bbbvf、、、、国家権力よりも、組織犯罪の方が優(まさ)ってしまった国が幾つかあり、その最たるのがメキシコだ。最近イタリーでも中国人夫婦が銃殺されたが、この夫婦は中国の犯罪組織三合会に関係しており、イタリーでの衣料製造に関係するいざこざで殺害されたと言われている。参照記事:中国人夫婦、ローマで射殺 中国マフィアの抗争に関係か イタリア:もうすでに中国マフィアは日本に根を張っているが、日本で今後の入国審査などに充分な手を打っているとも思えない。そんな事への具体的対策も公表しないまま、岩屋外務大臣が中国人優遇策を言う国である。彼らの犯罪は決して麻薬だけではないのだ。相手は、どんな書類でも偽札でも偽造する組織である。まさか対策を聞かれて「書類審査を充分に、、」等とは言わないとは思うが、、。 過去ブログ:2023年10月麻薬犯罪のかなめ中国に米国怒り中国系企業に制裁



nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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