4469ee30Pahalgam-googleインドとパキスタンなどが領有権を争うカシミール地方のインド支配地域Indian-controlled Kashmirで2025年4月22日午後2時半頃、武装集団が観光客らを銃撃し、地元民放NDTVによると外国人2人を含む少なくとも26人が死亡した。負傷者も10人以上に上っており、当局はテロとみて捜査を始めた。

Baisaran Valley, Pahalgam - 現場は、美しい渓谷などから「小さなスイス」と呼ばれる北部ジャム・カシミールの人気リゾート地パハルガムから約5km離れた山の上の草原バイサランBaisaran meadow, about three miles (5km) from Pahalgam.。
25 tourists massacred in Pahalgam - The TribuneNDTVは目撃者の話として、森に潜んでいた武装集団が無差別に発砲を始めたと報じた。犠牲者の大多数はインド人だとされる。在印日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。左は、夫が負傷し、救助を待つカップル。
イスラム教徒が多いジャム・カシミール Jammu ‣Kashmirはかつて州だったが、2019年に自治権を 剥奪 され、カシミール地方で武装集団が観中央政府の直轄領に組み込まれた。これに反発する過激派はインドからの独立などを求め、度々テロを起こしている。ナレンドラ・モディ首相India's Prime Minister Narendra Modiは22日、SNSで「この極悪な行為は裁きを受ける」と銃撃を強く非難した。写真右 は22日、パハルガムで観光客の護衛に当たるインド軍の兵士 参照記事 英文記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2019年8月インド:カシミール地域の状況:8月インド憲法370条 「自治権」廃止、カシミールで一体何が?
2025年4月25日:インドの警察は24日、攻撃に関与したとされる容疑者4人のうち3人の名前を公表。うち2人がパキスタン国民で、3人目が地元カシミールの出身だと発表した。パキスタン側は、自分たちが攻撃に関与したというインドの主張を否定している。インドが管理するカシミールの警察によると、名前が公表された3人の容疑者は、パキスタンに拠点を置く武装勢力「ラシュカレ・タイバ(Lashkar-e-Taiba:LeT)」のメンバーだという。容疑者はいずれも、疑惑について言及していない。

パキスタン国家安全保障委員会は、パハルガム攻撃をパキスタンと結びつけようとする主張を否定し、信頼できる捜査内容や検証可能な証拠がないと反論した。一方、インドのナレンドラ・モディ首相は、「インドはすべてのテロリストとその支援者を特定し、追跡し、罰する。そして地の果てまで追い詰める」と約束した。参照記事 、、、、当ブログにラシュカレ・タイバの名が登場したのは2008年である。 過去ブログ:2019年7月パキスタンは対米関係修復へ向かうか?:2015年4月追記:2008年ムンバイ虐殺のパキスタン人容疑者釈放:2008年11月ムンバイ(旧ボンベイ)の虐殺終結:11月インド ムンバイ テロリストとインターネット



nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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