ウクライナも兵員不足が深刻だ。長期にわたって兵役に就いてきた兵士の復員には、後任のための適切な条件整備が必要である。現在、このプロセスを安全に実施するための調査が行われ、メカニズムが開発されていると、パブロ・パリサ大統領府副長官がBIHUS Infoのインタビューに答えている。「長い間任務に就いている動員兵について、私は彼らを完全に理解している。人々は肉体的にも精神的にも疲弊している。そして、私は兵士が今日から最後まで勤務することに賛成しているわけではない。しかし、復員問題を実行可能なものとして議題にするためには、条件を整えなければならない」とパリサは説明した。参照記事 最新映像：ウクライナの兵士救出や攻撃： 、、、間違いなくプーチンは時間稼ぎの中、弾道ミサイルや各地での前線への突撃でウクライナの疲弊を狙っている。東部戦線では、しばらく膠着状態が続いているが、各地でウクライナの無人機攻撃は大きな戦果を挙げている。過去ブログ：2025年4月ロシア、ウクライナ、双方がドローン攻撃続行 欧州連合は部隊派遣を準備：2024年8月ウクライナの新兵器、固定翼ドローン「SHARK 」と「パリャニツャ」：
ウクライナ人が運営する情報分析グループ＝DEEP STATEは2025年4月9日「ロシア軍がリマンLyman方面で大きく前進した」「ロシア軍がトレツクToretsk方面で前進した」「ウクライナ軍がポクロウシクPokrovsk方面でロシア軍を押し戻した」
と報告し、久々に前線の大きな変化が複数方面で観測された。参照記事 過去ブログ：2025年4月ゼレンスキー氏、初めてベルゴロド州での作戦認める：その他、北部国境沿いのクルスク州、ベルゴロド州Kursk,Belgorod regionで戦闘が継続しているが、ロシア軍の機動力は明らかに弱体化しているようだ。映像：ウクライナ軍、クルスク、ベルゴロで進撃継続Ukraine did not lose battle for Kursk, operation in Belgorod of Russia is continuing：過去ブログ：2025年4月ウクライナが東部で中国人兵士2人を捕虜に 中国人傭兵は150人以上？：
ロシアとの国境に近いウクライナ北東部の都市スムイ（スーミSumy)で現地2025年4月13日朝10時15分ごろ、ロシアによるミサイル攻撃があり、子ども2人を含む少なくとも34人が死亡、子ども15人を含む117人が負傷した。1回の攻撃による犠牲者としてはここ数か月で最多となり、欧米から非難の声が上がった。ニュース映像 ボグダン映像：A second Buchya has occurred in Ukraine! A massacre of Sumy：ウクライナ当局は、弾道ミサイル「イスカンデル」の派生型2発がスムイ中心部を直撃し、ゼレンスキー大統領は、この攻撃がキリスト教の重要な祝日である「枝の主日Palm Sunday」に行われたことを強調し、「大学に加えてアパート5棟、カフェ、店舗、地区裁判所が損傷した。計20の建物が被害を受けた」と述べた。
トランプ米政権のケロッグ特使（ロシア・ウクライナ担当）は、ロシアによる民間人を標的とする攻撃について「いかなる良識の線も越えている」と非難し、ルビオ米国務長官は、「スムイへの恐ろしいロシアのミサイル攻撃」の犠牲者に哀悼の意を表し、
「トランプ大統領と米政権がこの戦争を終わらせ、永続的な平和を達成するために多くの時間と労力を費やしている理由を悲劇的な形で想起させるものだ」と述べた。欧州各国首脳も、枝の主日に行われた攻撃を一斉に非難した。
フランスのマクロン大統領は、今回の攻撃は「人命、国際法、トランプ大統領の外交努力を（ロシアが）露骨に無視」していることを示していると断じた。参照記事 参照記事 、、、結果的にトランプは、プーチンの時間稼ぎに手を貸しているだけで、その間に一旦は枯渇した弾道ミサイルが急造され発射されている。日本の早朝時点で死者は20人程だったが、負傷者の多さから、死者は34人より更に増えるだろう、、。 過去ブログ：2025年4月ウィトコフ米特使がプーチン側と3回目の会談終える。東部４州譲渡が話された？：
