

ミャンマーで発生した大地震myanmar earthquakeについて、東京大学地震研究所の酒井慎一教授はプレートの内部にある内陸の活断層active faultがずれ動いたことで起きたとみられるとした上で、震源が10キロと浅いことから、日本の震度7に相当するような激しい揺れが起きていた可能性があると指摘している。




今回の地震による詳しい被害の状況は明らかになっていないが、外務省の海外邦人安全課は「日本時間の28日午後8時すぎの時点で日本人がけがをしたという情報は入っていない」とした。2023年10月の時点でミャンマーには日系企業の支店や現地法人などの拠点が434あり、ミャンマー在住の日本人は2024年10月時点で2161人だとしている。自動車産業が集積しているタイには、トヨタ自動車やホンダ、いすゞ自動車、三菱自動車工業などが生産拠点を設けている。
国連は28日、ミャンマーでの人命救助と復旧作業のために500万ドル、日本円にして7億5000万円余りの緊急支援金をあてることを決めた。米トランプ大統領は大地震が発生したミャンマーに速やかに支援を提供する意向を示した。ロシア非常事態省は28日、輸送機2機を使って、120人規模の救助隊や災害救助犬などをミャンマーに派遣したと発表、ロシアとミャンマーの間では、3月4日、タイ軍のトップがロシアを訪問してプーチン大統領と会談するなど、関係強化が進められていた。石破総理大臣は地震により被害が出ているタイのペートンタン首相に宛ててお見舞いのメッセージを出した。参照記事
2025年3月30日:ミャンマー中部で28日に発生したマグニチュード(M)7・7の地震で、国軍は29日夜、ミャンマー国内の死者数は1644人、3408人が負傷し、139人が行方不明になっている。また、在ミャンマー日本大使館によると、中部マンダレーで日本人2人が負傷した。建設中のビルが崩壊するなどしたタイの首都バンコクでは、これまでに計10人の死亡が確認され、バンコクで建設中の高層ビルが倒壊し、副首相によると、この倒壊で約100人の建設作業員が行方不明になっているという。参照記事 ニュース映像 記録映像 記録映像 映像記事:削除は秒速、崩壊も秒速 中国国企が手がけたバンコク高層ビル 地震で瓦礫に:ミャンマー大地震 約1700人javascript:void(0)死亡 「72時間」迫る :
2025年4月1日:ミャンマー中部で発生した大地震について、軍の報道官は先月31日、死者が2000人を超えたことを明らかにした。現地では、救助活動が進んでいない場所が数多く残されているとみられ、さらなる被害の拡大が懸念されている。参照記事 映像記事:Japanese construction technology 無傷だったバンコクのビルに見る日本の耐震構造とたい、ミャンマーでの今後の課題 :
2025年4月3日:ミャンマー中部を震源とする地震で、国軍は2日、死者が3003人、負傷者が4515人になったと発表した。 ミャンマーの最大都市ヤンゴンには同日、日本の緊急援助隊の医療チームが到着。今後、被災地で本格的な活動を始める。参照記事
コメント
1. Posted by 甲東 2025年03月30日 06:25
国軍の支配エリア。もっともらしい数値が次々出るが、そこまで管理できているのだろうか。数十年前のデータだったりして・・・今のミャンマーは国軍(もどき)も含めて分裂がほぼ固定化した。中国ギャングは動きが素早い。