トランプ氏、ロシアが停戦合意で「時間稼ぎ」の可能性ドナルド・トランプ米大統領は、ウクライナ戦争の早期終結に向けた自身の取り組みが思うように進んでいないことを認めた。その上で、ロシアが西側諸国からさらなる譲歩を引き出そうと、米国が仲介する停戦交渉を意図的に遅らせているように見受けられると指摘した。

トランプ氏のコメントは、ホワイトハウスが2025年3月25日に黒海での停戦合意を取り付けたと発表した数時間後に出された。ホワイトハウスが合意を発表すると、ロシアは直ちに、停戦条件として西側諸国からの一段の制裁緩和を要求した。トランプ氏は、ロシア政府が合意の履行を先延ばしにしていることを問われると、ロシア政府は「時間稼ぎをしている」可能性があると述べた。

不動産交渉における自身の過去の戦術になぞらえ、トランプ氏はインタビューで、「私が長年やってきたことだ。契約書に署名したくない、ゲームにとどまりたい気持ちもあるが、そこまで乗り気ではない心境かもしれない」と語った。ロシア政府にコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。参照記事

トランプ氏、ロシアが停戦合意で「時間稼ぎ」の可能性、、、、当ブログで「プーチンの時間稼ぎ」は幾度も書いてきた事だが、問題は狙いが何か?で、プーチンの本音はウクライナの全土制圧と言われており、とにかくウクライナが音をあげる事に血眼になっているようだ。其の為なら、徴収兵で在ろうが、刑務所の犯罪者であろうが、金目当ての外国人であろうが、とにかく最前線へ送り込むのを止めないようだ。戦死者など気にもしていない。過去の独ソ戦では、勝利までに1200万人以上が亡くなり、数百万人がシベリアへ送られたと言われている。彼はすでに戦争犯罪人に指定されており。国際法も気にしていないから、することが、どこまで残虐になるか予想もつかない。国連では、空(むな)しい非難の応酬が続いている。ロシアを非難する方も命がけだ。過去ブログ:2025年3月欧州のロシアの凍結資産差し押さえ、運用は可能?と全会一致の原則

まるで映画、欧州で露見した「ロシアの手先」ブルガリア人スパイネットワーク、標的は「プーチンの闇」暴く記者の命まるで映画、欧州で露見した「ロシアの手先」ブルガリア人スパイネットワーク、標的は「プーチンの闇」暴く記者の命ロシアの手先として欧州でスパイ活動をしていた英国在住ブルガリア人ネットワークの全容が、ロンドン警視庁の捜査と英BBC放送の調査報道であぶり出された。ウラジーミル・プーチン露大統領の標的になっているのはロシアの謀略を次々と暴いたジャーナリストたちだ。ロシアに焦点を当てた独立系の調査報道メディア「ザ・インサイダー(The Insider)」に所属し狙われたのは、衛星画像、通話記録、YouTubeの動画、デジタル情報など公に手に入るあらゆるデータを駆使してプーチンを追い詰めてきた記者で“21世紀のシャーロック・ホームズ”と言われるクリスト・グロゼフ氏:左の左 と、ロマン・ドブロホトフ氏:左の右 ら。

ブルガリア人のグロゼフ氏は3月9日、BBCラジオ4の番組に出演し「ロシア工作員が2022年にウィーンの私のアパートに侵入した。もし自分の部屋でコンピューターゲームをしていた息子が気付いて部屋から出ていたらどうなっていたかと考えるだけでもゾッとする」と語った。右二人は、すでに逮捕されたロシアに雇われていたブルガリア人のスパイ。

まるで映画、欧州で露見した「ロシアの手先」ブルガリア人スパイネットワーク、標的は「プーチンの闇」暴く記者の命まるで映画、欧州で露見した「ロシアの手先」ブル ブルガリア人スパイが自分の暗殺方法を想像したリストを入手したグロゼフ氏は「まるでフィルム・ノワール(犯罪映画)のような感じ」と表現する。彼らが空想した方法の一つは過激派組織ISの自爆テロ犯を雇い、通りを歩くグロゼフ氏の隣で自爆させるというものだった。ロシア包囲網が築かれるにつれ、プーチンは目立たない工作員を使う必要に迫られた。ロシアは作戦への関与を偽装する方法の一つとして現地のフリーランサーや素人スパイに外部委託するようになり、現地の犯罪集団、極右、ネオナチ、フーリガンへの外部委託はますます増えている。「私はプーチンにとって厄介な存在」というグロゼフ氏はこれまでに300人のスパイを特定したが、さらに5000人の名前を把握している。

2018年には英南西部ソールズベリーで、ソ連で開発された神経剤ノビチョクNovichokを使ったロシア人元二重スパイとその娘の毒殺未遂事件が発生。現場に急行した捜査員が現場で意識不明、ノビチョク入り香水瓶を拾った男性も重体になり、香水と思って手首につけたパートナーの3児の母親は死亡した。この件でグロゼフ氏は計50人のスパイを探り出した。2019年にベルリンで起きたチェチェン系グルジア人亡命者射殺犯はプーチンに近い情報機関上級幹部と突き止め9dbf2eb0、2020年のロシア反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイAlexei Navalny氏毒殺未遂では数年にわたり彼を付け狙っていた8人を割り出し、以後、グロゼフ氏はロシア内務省によって指名手配リストに加えられた。過去ブログ:2025年2月2025年2月プーチンとの交渉は無駄と、獄死したナワリヌイ氏の妻発言とトランプの醜い策謀:2023年12月北極圏にまで飛ばされたロシアの反体制派指導者>死亡:2022年プーチンのなりふり構わぬ政権への固執:3月英国へ亡命中の元ロシア人石油王が語るプーチンの被害妄想:2021年1月毒物暗殺未遂から回復の露の野党活動家帰国、即拘束される:2018年3月英国でロシア人の不審死や暗殺未遂相次ぐ>ノビチョク使用も 2017年3月ウクライナで大規模な爆発、ロシアの破壊工作?暗殺も 2010年11月ロシア 裏切り者へ暗殺指令!

まるで映画、欧州で露見した「ロシアの手先」ブルガリア人スパイネットワーク、標的は「プーチンの闇」暴く記者の命英国における「リングマスター(スパイ実行者)」を遠隔操作していたのが「スパイマスター(スパイ指令者)」のオーストリア人実業家ヤン・マルサレクJan Marsalek容疑者だ:写真左。マルサレク容疑者は20億ユーロ近い不正会計で経営破綻したドイツの決済会社ワイヤーカードの最高執行責任者(COO)で、2020年にロシアに逃亡している。

マルサレク容疑者は英国のリングマスターと7万8747件ものメッセージを交わし、少なくとも6つの作戦を企てた。英ノーフォーク州の海岸沿いにある隠れ家から221台の携帯電話、55台の監視カメラ、盗聴器、55人分の偽造パスポートや身分証明書などが押収された。機材だけで3400万円相当だ。軍用盗聴装置を使い独シュトゥットガルトの米軍基地でミサイル防衛システム「パトリオット」の訓練を受けるウクライナ軍兵士の携帯電話番号を盗む作戦もあった。ウクライナ和平を巡る米露交渉が進むが「プーチンの戦争」はすでに欧州全域に広がっている。参照記事 



nappi11 at 00:01│Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2025年03月28日 06:09
対ロシアの窓口にウィトコフ特使を選んだことも影響しているかな。彼の父方の祖父母はロシア帝国出身のユダヤと。未だ親戚がいるかも。当時のロシアはユダヤを毛嫌いしていた。19世紀末から大量のユダヤがアメリカに逃げた。
2. Posted by 甲東   2025年03月28日 12:49
ウの国営放送が、英仏主体の有志連合軍について一杯記事を載せ始めた。今、プと大魔神とで丁々発止の議題になっているのかな。
マクロンは国連も巻き込みたい様な話しをしている。コンゴ民主が紛争解決を取引材料にして派兵したりして。10万程度集まらないかな・・・
3. Posted by 甲東   2025年03月28日 16:33
大魔神はレアアースだけでなく、ウで将来発生する投資プロジェクトの優先交渉権も寄越せと言い出したと。事故物件vs.火事場泥棒の構図か。
でも悪くないのでは。半分アメリカの物の様になれば、プも手を出せないし、汚職もしづらいだろう。大魔神も数年後にはいなくなり、協定の改定もあり得るはず。

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