
勝山名物のヤギ1頭が当たる抽選会で末吉さんは抽選権を11枚買ったが、抽選では外れてしまった。しかし当選者が権利をオークションに出し、2万円まで競った3人のじゃんけん勝負に。見事、末吉さんが権利を勝ち取った。
末吉さんは「じゃんけんに勝った瞬間、鳥肌が立ちよった。もちろん食べません。ひ孫たちと遊ばせる」と満面の笑み。荷台にひ孫の「新しい友達」を乗せ、意気揚々と引き揚げたまではよかったのだが、、
しかし、運営する「すえよし花園」の敷地内にロープでつないでいたヤギが、翌朝見るといなくなっていた。まだひ孫に会わせる前。
探しても見つからず、落胆しているところに名護署から電話があり、10日午後6時ごろ、花園から2キロ以上離れた同市川上の路上を歩くヤギを見つけた人が110番通報し、駆け付けた警察官に保護されていた。景品の印としてヤギに付けられていた紅白のリボンから判明した。

