434a8cf12025年3月24日:ウクライナの戦況は日々変化している。クラスノダールKrasnodarの精油所が連日のウクライナの無人機攻撃で延焼が止まず、この結果、ロシアのクリミア半島の維持や、国内経済がかなりの影響を受けると言われている。日本時間の3月18~19日にかけて行われたプーチン7ec1c135hhh‣トランプ電話会談は失敗と言われ、その会談から数時間も経たないうちにロシアはウクライナへの空爆を行い、トランプの提案へ砂を掛けた形になった。予想通りではあるが、、、。無理やりにでも外交成功の報告を予定していたトランプ氏は、さすがに立腹したか、会談後の記者会見をキャンセルした。
其の後ウクライナは、連日ロシアへの施設攻撃を行い、連日大きな戦果を挙げている。特にクリミア半島では、ロシア軍のミサイルシステム、レーダー基地などが大量に壊滅的損害を受け、ロシアのこの地域の防空体制は壊滅状態と言われる。 映像記事:ウクライナとロシアの戦争が再び「爆発」した。クラスノダールの戦略的石油備蓄破壊される::
90b66104c4767555そもそもウクライナ側は2025年3月16日、「更なる領土割譲拒否」「ロシアに連行されたロシア市民の安全な帰還」「国際的安全保障」「ロシア占領地のロシア領認定拒否」を絶対譲れない条件として公表しており、これを無視した電話会談が成功に終わる訳が無く、すべては予想された事で、コケにされたトランプ氏の出方が注目される。今後米国がウクライナ支援を引き締めても、欧州連合、欧州委員会はウクライナ支援で結束しており、2030年までにはウクライナのEU加盟実現に向かっている。これには、親ロとも言われるEU加盟国のハンガリー、スロバキアも、組織の運営システム上、反対はできないと欧州委員会のフォンデアライエン委員長が述べている。
また、英、仏、カナダ、トルコ、オーストラリアなどが、何らかの形での、約3万人の部隊派遣を検討していると言われている。
762661051857bce1ゼレンスキー大統領は2025年3月17日、射程距離3000kmに及ぶドローン開発に成功したと公表し、独自の攻撃力が飛躍的に進化している事を明かしている。つまり、幾ら欧米の兵器で使用制限を受けても、自前でロシアの奥深くまで攻撃できると言う事だ。またウクライナは、射程1000kmの巡航ミサイル開発にも成功したと述べている。これらの兵器開発については、2024年4月の記事で公表されていた。上の図の最大円周が3000kmライン 英文記事 
左の参考写真を見れば、トルコが技術協力しているのではと思うのは、筆者だけではないだろう。欧州は軍事的ウクライナ支援に並行して、独自の衛星ネットワークにも乗り出しており、ロシアにとっては、ウクライナの超長距離用無人機、ミサイルと合わせ大いに脅威となるだろう。その衛星ネットの一部は、2025年にはEU加盟国間で実用化される予定だ。
ウクライナが形勢逆転!クリミアが陥落、黒海が燃える!パーンツィリ-S1が爆発…黒海艦隊は海の底に沈む。。。 - YouTube現状でもロシアは、原油生産は継続できても、精製や製品加工の能力が激減しており、原油のまま安く売るしかなく、ディーゼル油などはベラルーシから購入しているが、そのベラルーシへもウクライナは攻撃を掛け、成功していると言われる。現状でロシアは、ガソリンや航空機燃料にも不足しつつあるとされ、この事は、ロシア軍の人的損失が、更に増加することを意味している。映像記事 映像記事 から抜粋 
GKJKtBgXIAA-Z4xウクライナは2025年1月11日、左の1000km射程圏地図のタタールスタン共和国(Tatarstan)ニジネカムスクにあるタネコ製油所(Taneco oil refinery)を攻撃した。
ftcms6af7746c-43b9-4bc2-a577-39dこの施設は「(ロシア国内で)最大規模かつ最新の製油所」の1つで、生産能力は年間1600万トンを超える。ウクライナは2024年4月にも同製油所を攻撃し、主要な精製ユニットに損害を与えたと、ウクライナの「偽情報対策センター」のコバレンコ所長は指摘し、タネコ製油所について、「ロシア軍に燃料を供給する上で重要な役割を果たしている。製油所や石油備蓄所を破壊することは、ロシアが本格的な戦争を遂行する能力に直接影響を与える」と述べた。同施設はウクライナに広がる戦線から約1100~1200キロ離れている。参照記事 英文記事 英文記事 右下図内のマークは、2024年4月時点で、国境から1000km以内のウクライナが攻撃した石油関連施設(赤)や、攻撃目標(黒)の石油施設を示している。

6e3e8130-s hhgf最近の地上戦闘はkursk,Luhansk,Siversk,Lyman,Bakhmut,Toretsk,Pokrovskh方面などで確認され、Pokrovsk,Bakhmutでロシア軍は大きな損失を出すと同時に、多くのロシア兵が投降したとされる。Bakhmutでは5人の将校と、ロシア兵1500人が投降したとの映像記事がある。いづれも、ウクライナ側が無人機での偵察後、無人機と砲撃でロシア軍を事前に攻撃し、その後地上部隊が出撃すると言うもので、“We were used for meat to reveal yourただ突撃だけを命じられたロシア兵には反撃する術(すべ)が無く、死ぬか投降するかないとロシアの投降兵が語っている。ロシア軍の指揮官は、どこにウクライナ兵が居るのかを知る為だけに、歩兵にひたすら前進を命じている。それが分かったロシア兵は「自分たちは、単なる肉の塊として扱われている」と述べた。残る選択肢は、自決か投降しかない。 参照記事 映像 映像:Lunsk州、東部でのウクライナの戦術的攻撃ドネツク州での3月20日前後のウクライナの攻撃:参考:過去の独ソ戦末期:過去の独ソ戦でのウクライナ、クルスクKursk地域は激戦地で、クルスク地域のプロホロフカ Prokhorovka戦車戦は史上最大の戦車戦となり、ドイツ軍は300から400の戦車、ソ連軍は600から900程度の戦車が戦闘に参加したとされる。結果は、ドイツ軍の圧勝で、ソ連軍はこの戦いで多数の戦車を失った。最近の戦況を見ると、どうしても独ソ戦末期とダブって見える。当時のスターリングラードStalingradは、現在のボルゴグラドVolgograd. 過去ブログ:2025年3月4年目に入ったウクライナ戦争の戦死者数とプーチンの言う祖国防衛

nappi11 at 00:03│Comments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2025年03月24日 05:19
ウィトコフ特使(大魔神の不動産屋仲間、ユダヤ)が、ゼはNATOに加盟できないことを納得した、と言っている。何のメリットがあるのだろう。プーさん、俺をいじめないでね、頑張ってるよ、ということかな。

プとやりあえるのはアメリカだけと思っているが、ポンではどうしようもないという当たり前のことが起こっていそう。プは、適当にあしらっておけという感じだろうな。
大魔神がデンマークに臆面も無く卵頂戴と恥ずかしいことを言っているそうだが、それどころでは無い赤っ恥をかきそう。
2. Posted by 甲東   2025年03月25日 08:21
サウジでの米ウ、米露協議がなかなか終わらない。二の次三の次の話ばかりしているのか。本来の意味の停戦は全く見えない。
ウから譲歩をちょろちょろ引き出し、それをプに提示して次の指示を仰ぐの図。
ウが、もう譲歩する物はない、と言えば、ウが停戦を拒否した、と騒ぐ算段。
でも、無限の戦争が待っているだけ・・・前世に一体何をしたのだろう。
現在、大魔神が従前通りの軍事支援をしているのなら、ウもプに負けずにチンタラ行こうぜ作戦。ヨイショは忘れずに。知らんけど。
3. Posted by 甲東   2025年03月25日 13:46
領土が正式に話題になっていると。やっと前哨戦に入ったか。未だNATO加盟、PKO部隊(又は、停戦監視方法)は残っているはず。
4. Posted by 甲東   2025年03月26日 05:08
大魔神と2国との協議内容が文章で発表されている様な。これだけでも前進。
アメリカは、ロシアが農産物、肥料の輸出を普通に出来る様に支援することになったと。ゼはブツブツ言っているが、ちゃぶ台はひっくり返していない。西側が率先して買うかは別次元の話し。
PKO部隊派遣、停戦監視方法も未だ文章にはなっていないが、多少話しが動き始めた様な。それ行けドンドン。

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