Postnord_danmark._pngデンマークの郵便事業を請け負う「ポストノルド」は2025年3月6日、2025年末で同国内での手紙の配達を廃止すると明らかにした。ポストに手紙を投函する人が激減したことが理由。約1500の郵便ポストも6月から撤去を開始する。英BBC放送によると、400年続いた手紙配達サービスの歴史が終わる。

images hhgfimages hhg デンマークは世界で最もデジタル化が進んだ国の一つ。公的書類もデジタル化が定着し、ポストノルドによると、手紙の取り扱いは2000年の14億5千万通から、24年には1億1千万通へと90%以上減少した。郵便サービスの採算が取れず、欧州各地の郵便事業各社は対策を迫られている。BBCなどによると、物流大手DHLを傘下に持つドイツポストは6日、従業員8千人を削減すると発表した。

 ポストノルドは今後、デンマーク国内では小包配達サービスの向上に重点を置くとしているが、従業員約4600人のうち約1500人が失業の危機に直面するという。ポストノルドはデンマークとスウェーデンの郵便会社が合併して設立された。参照記事 、、、今後、送られてきた郵便物は、インターネットで案内を受けて受取人が取りに行くのだろうか?その辺が不明だが、何とも寂しい話だ。



nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメントする

名前
メール
URL
絵文字