アメリカで自動運転タクシーが、駐車場内で同じ通路をぐるぐる回り出し、乗客の男性が7分間車内に閉じ込められた。男性はその様子を自分のスマートフォンで撮影し、ソーシャルメディアに投稿した。記録映像
マイク・ジョンズ(Mike Johns)氏は昨年末2024年12月9日、アリゾナ州スコッツデールの空港に行くため、米アルファベット傘下ウェイモ(Waymo)が運営する自動運転タクシーを利用した。しかし、そのタクシーは駐車場内の同じ道を繰り返し走行し始めた。ジョンズ氏は車内から出ることも、車を停めることもできず、ウェイモに連絡。その様子を撮影し、飛行機に乗り遅れるところだったと、のちに語った。参照記事
AIコンサルタントであり、ブランド戦略会社であるデジタル・マインド・ステイト(Digital Mind State)の創業者兼CEOであるジョンズは、この出来事とカスタマーサービスとの通話を自身の携帯電話に記録していた。そして、リンクトイン(LinkedIn)にその体験について投稿し、「ウェイモの体験は最悪だった」と書き込んでいる。
「4周目に入った時点で、これはいたずらではないと確信した。車が小さい円形に敷地の回りを走り続けていたので、私は吐き気やめまいを感じ始めた」とジョンズは話した。「本当に不快だった。その時点で、『一体何が起きているのか』と考え始めたんだ」ジョンズの旅行を5分余り遅延させることになったこのグルグルと車が回る事象は、定期的に行われるソフトウェアアップデートによって解決されたとウェイモの広報担当者はBusiness
Insiderに説明している。ただしアップデートがいつ実施されたのかについては不明だ。同社の広報担当者は、このような不具合が報告される頻度や、乗客に影響が及ぶ前に問題を特定して修正するウェイモの手順についての質問には答えなかった。 参照記事 参照記事 、、、自動運転タクシーを嫌う人も居るようで、そんな事件も起きている。参考:ニクイ、ロボットニクイ。群衆がロボタクシーを破壊し放火する事件が勃発:その内車ごと盗まれて、金を要求する事件でも起きるかもしれない。