日本の防衛省・自衛隊は2025年2月4日、ウクライナに対して発送済みの6台を含む自衛隊車両約30台を追加提供すると防衛省・自衛隊公式サイトで公表された。(いづれも装備入れ替えで放出された中古車)
発表には、「防衛省・自衛隊は、ウクライナ政府からの要請を踏まえ、2024年6月までに、同国に対し自衛隊車両(1/2tトラック、高機動車、資材運搬車)101台を提供した」と書かれている。その上で、防衛省・自衛隊は、「今後もウクライナに対してできる限りの支援を行っていく」と伝えた。過去ブログ:2024年6月日本提供の自衛隊車両がウクライナに到着:参照記事
2025年2月7日:フランスが供与を表明していた戦闘機「ミラージュ2000」:右 の最初の機体が、フランスで操縦訓練を受けたウクライナの操縦士と共に、ウクライナへ到着した。6日、ルコルニュ仏軍事相Sébastien Lecornu Ministre des ArméesがXで報告した。さらに同氏は、「フランスで数か月の操縦訓練を受けたウクライナの操縦士と共に、それらはウクライナの空の防衛に参加していく」と伝えた。参照記事 過去ブログ:2025年2月ウクライナとロシアの2月の戦況とプーチンの狙い:2022年8月フィンランドから2万足の手編み靴下ウクライナ兵士へ :
グリフィス・アジア研究所の軍事航空アナリスト、ピーター・レイトン氏は、ミラージュ戦闘機はおそらく防空任務に最適であり、すでにオランダから到着のF16戦闘機:左 を他の任務へ充てる余裕ができるとの見方を示した。ミラージュ戦闘機は、「SCALP」(別称ストームシャドー)などの長距離ミサイルをロシア領奥深くの目標へ発射する任務にも使用できる可能性がある他、フランス製のエグゾセ対艦ミサイルを搭載できることから、ウクライナによるロシア黒海艦隊への攻撃の新たなプラットフォームになる可能性があると言われている。参照記事 
