

タス通信は、医療関係者の話としてアルメン・サルキシャン(サルキニャン)Armen Sargsya氏がモスクワの高

ウクライナ東部でドネツク人民共和国DPRのアルメニア人主体の民兵組織に所属していたサルキシャン氏は2022年、ウクライナ東部で活動する分離主義勢力「アルバート大隊:Arbat" battalion」を創設。ウクライナ国防省情報総局は、同氏を「悪名高い犯罪の首謀者」と表現していた。
ウクライナ国防省情報総局は、アルバート大隊の設立について、民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏のロシア民間軍事会社部門への影響力を相殺する試みだったと述べた。米戦争研究所(ISW)は以前、この大隊はウクライナで進行中の戦争でいくつかの重要な戦闘に参加したと述べていた。米国に拠点を置く紛争監視団体は2023年10月、アルバート大隊について「ほぼ完全に」ワグネルに所属していた要員で構成されていたと指摘している。
ウクライナ当局によると、サルキシャン氏はロシア寄りのヤヌコビッチ元ウクライナ大統領の盟友だった。ウクライナでは2004年にオレンジ革命が起こり、革命の結果成立した政権と政権与党の対立が激化し、2014年にウクライナで起きた抗議活動の後に、親ロ派だったウクライナ大統領ヤヌコビッチを追い出し、同氏はロシアに逃亡した。ウクライナで市民がデモを繰り返していた際、サルキシャン氏は、ヤヌコビッチ氏に対する抗議活動に過激な暴力で対抗し、ロシアへ亡命後、ウクライナから指名手配されていた。ロシアへ亡命後、ロシアから資金を得てアルバート大隊を創設、維持してきたと思われる。 参照記事 英文記事 過去ブログ:2017年12月「サハリン2」事件の流れと日本が持つ警戒感:
2014年にクリミア半島がロシアに実質占領され、その後ウクライナ東部のドンバス地域で、親ロ分離独立派がドネツク人民共和国DPR、ルハンスク人民共和国LPRの建国を主張し、2022年、プーチンが一方的に独立を承認してロシアへ編入、住民にロシアのパスポートを発行したが、今も国際的には承認されていない。
これ、人の弱みにつけ込んで、ですね。弱みを作った張本人の一人なんだが・・・やーさん。復興段階になったら、東半分をあげよう。100年くらいしたら戻ってくる可能性もゼロでは無いかも。