パキスタン軍は2025年2月1日、バロチスタン（バロキスタン）州region of Balochistanの北西部族地域で、道路に障害物を設置した分離独立を主張する組織の攻撃をうけ、近年最も残虐な攻撃で18人の準軍事治安部隊員や兵士が死亡し、治安部隊は23人の反乱軍を殺害したと、現地2月2日当局者が述べた。場所は、アフガニスタンに隣接するカラットで、主要な高速道路on a key highway in Kalat, bordering Afghanistan沿線にある。
治安部隊の作戦はまだ進行中で、さらに11人を殺害し、作戦は、反乱軍が排除されるまでバロチスタン州Balochistan で継続されるとした。映像記事によれば、非武装の準軍事要員らの乗ったバスや車両が、約70人のテロリストから計画的な待ち伏せ攻撃を受けたようだ。 映像ニュース 映像ニュース バロチスタン国軍分離組織 Baloch National Army separatist group（バルチスタン解放軍 BLA：Balochistan Liberation Army）は、犯行声明を出し、声明の中で、BLAは戦闘部隊がKalatの攻撃で大きな戦果を遂げ、目標を達成したと述べた。
また、BLAは地区の軍従事者を攻撃したと主張した。2025年に入り、1月4日には、トゥルバット市Turbatで道路脇に仕掛けられたIED（即席爆発装置）が爆発し、1人が死亡、35人が負傷する事件が起きたばかりで、各地で爆弾テロや自爆を含む攻撃が多発している。英文記事 過去ブログ：2025年1月パキスタンの分離独立主義ＢＬＡ、同国最大テロ組織に拡大：BLAはまた、Tehreek-e-Taliban Pakistan：TTPとして知られている反政府組織・パキスタンタリバン Pakistani Talibanの支援を得ており、この組織は、アフガニスタンのタリバンと同盟を結んでいる。当局は、2021年にアフガニスタンのタリバンが隣国の政権を握った後、BLAとTTPは、アフガンから得た武器を使用していると述べた。パキスタンには他にも、反政府的イスラム主義組織が存在している。
2025年2月6日：パキスタンのザルダリ（Asif Ali Zardari）大統領が2月5日、中国・北京を訪問し、習近平（Xi Jinping）国家主席と会談した。ザルダリ氏は会談前、記者団に対し「中国との友好関係は浮き沈みを経てきたが、イスラム過激派の攻撃によって崩れることはない」と
語った。パキスタンでは、何千人もの中国人労働者が同国で中国の大経済圏構想「一帯一路」に基づく道路やその他インフラ・プロジェクトに従事している。近年、中国人労働者が標的になっており、昨年は2度の襲撃で7人が死亡した。ザルダリ氏は会談前、記者団に対し「中国との友好関係は浮き沈みを経てきたが、イスラム過激派の攻撃によって崩れることはない」と語った。また習主席は「中国とパキスタンは永続的な友好関係にあり、中国・パキスタン経済回廊の建設や各分野での協力を進めることで、両国関係のモデルを築いてきた」と強調した。
