国際刑事裁判所(ICC)のカーン(Karim Khan)主任検察官:左 がアフガニスタン・タリバン暫定政権の幹部2人の逮捕状を請求した。
カーン氏は2025年1月23日の声明で、タリバンの最高指導者アクンザダ(Hibatullah Akhundzada)師と武装組織ハッカニ・ネットワークの幹部である最高裁長官ハッカニ(Abdul Hakim Haqqani)氏の逮捕状を請求したと明らかにした。
カーン氏は2人が女性の権利を奪っているとして、「人道に対する罪」で告発するとし、またカーン氏は「ジェンダーに基づく迫害は人道に対する罪に相当する」とした。LGBTQ+(性的少数者)に対する迫害が人道に対する罪と見なされたのは史上初である。
タリバンは2021年に政権を奪取して以来、シャリア(イスラム法)の解釈に基づき、小学6年生以上の女子教育を禁じ、女性の就労機会を奪い、ブルカ(全身を覆うイスラム教のヴェール)の着用を義務付け、屋外での活動を厳しく制限してきた。人権団体はタリバン指導部に対するICCの決定を称賛した。
カーン氏は声明の中で、「タリバン政権下のアフガンでは真正かつ効果的な調査が行われる見込みがなくなったため、調査を再開したい」と述べた。
カーン氏の前任であるベンソーダ(Fatou Bensouda)前主任検察官;左 はアフガン政府軍、タリバン、米軍、米国の対外情報工作員による過去の犯罪の調査を開始する承認を2020年に得た。しかし、トランプ前政権は米国人を調査対象とするICCの決定に激怒し、ペンソーダ氏らを制裁リストに追加し、2025年、トランプ氏による2期目の政権もLGBTQ+(性的少数者)に対する配慮は無く、男女の性しか認めないとの態度表明をした。参照記事
、、、タリバンのイスラム原理主義の確信犯に再考を求めたとて、する訳も無いが、形式上で在れ意義ある決定だと思う。一方で、民主主義政治のリーダー的米国のトランプ氏の決定の方が問題であり、米国の現憲法にも違反していると思うのだが、、。筆者は海外生活中に、仕事場で同性愛者と一緒に仕事をした経験も在り、理解するまで多少時間はかかったが、社会は容認するべきだと言う立場であり、宗教的排他主義、男尊女卑でしかないタリバンの言い分など、実害あって益なしと言うしかないと思う。但し、徴兵制の在る国で、性的少数者だけ特別に扱えと言うのは無理があるようにも想う。


ところで、最高指導者アクンザダは本当に存在するのだろうか・・・ハッカニー一派だな。夫婦別姓反対と大差ない気もするが、思い込んだが100年目。