2025年1月16日_uFF0Fパレスチナ自治停戦合意 ceasefire agreement発表以来、イスラエル軍の砲撃によりガザ地区で数十人が死亡し、1日あたりの死者数はここ1週間で最高となった。イスラエル軍が現地2025年1月16日、停戦合意後もパレスチナ・ガザ地区への空爆を継続し、子供21人を含む少なくとも87人が死亡、200人近くが負傷し、行方不明者の捜索が続いている。ガザ当局が明らかにした。停戦は1月19日に発効。これは停戦の第1段階であり、42日間続く予定だ。イスラエルのメディアによると、ネタニヤフ内閣は17日に停戦協定の採決を行う予定だという。

反アラブ・反パレスチナを推進する超国家主義政党「ユダヤの家(英語: Bayit Yehudi,Jewish home) 」のベン・グヴィル(Itamar Ben Gvir)治安相は停戦協定が閣議決定された場合、辞任すると表明している。ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は16日、イスラム組織ハマスがいくつかの約束を反故にしたと主張。停戦協定に関する閣議採決を先送りした。ハマスはネタニヤフ氏の主張を否定している。ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は16日午前の時点で4万6788人、負傷者は11万453人となっている。

shutterstock_2387188945_gskaa9交渉の仲介を務めた米国、カタールの声明や両首脳の会見によると、停戦合意は3段階で進められる。生死不明も含めてガザには約100人(左は人質98人の写真)の人質がいるとみられ、第1段階の6週間で、ハマスは女性や高齢者、負傷者ら33人の人質を解放し、イスラエルも拘束している数百人のパレスチナ人を釈放する。この間、軍事行動を停止し、イスラエル軍はガザの人口密集地から撤退する。第2段階で残りの人質の解放と全てのイスラエル軍の撤退、第3段階で残る人質の遺体の引き渡しと、ガザの再建が予定されている。参照記事 英文記事 映像と英文記事 過去ブログ:2025年1月イスラム組織ハマス、ガザ停戦と捕虜交換を承認

2025年1月17日_uFF0Fヨルダン、首都アンマン、ガザ停戦を歓迎する人々(ロイター通信)2025年1月18日イスラエル軍は現地17日、パレスチナ・ガザ地区南部の難民キャンプなどを空爆し、少なくとも29人が死亡、数十人が負傷し、大勢の瓦礫の下敷きになった。ガザ当局が明らかにした。ネタニヤフ内閣は17日にイスラム組織ハマスとの停戦協定を閣議決定。それ以降のガザ地区の扱いなどについて協議している。参照記事 

400232651、、、写真は2025年1月17日/ヨルダン、首都アンマン、ガザ停戦を歓迎する人々(ロイター通信) 個人的だが、人質が解放され、彼らが受けた扱いによってはイスラエル人の市民感情が暴走し、パレスチナ人への報復リンチなどが起きるのではと懸念している。右の停戦歓迎の写真にパレスチナ国旗が多く見えるが、現時点でも、多くのイスラエル人にとって停戦は喜ばしい事ではないのだから、、。それがイスラエル国以外であれば、ネタニヤフ氏は「軍と関係ない」と言うだろうが、、。また、イスラエル国外へ逃亡したハマス残党が、反イスラエル感情を煽る可能性もある。同じ懸念がネタニヤフ氏に在れば、「ハマスは一人残らず、、。」と、彼は思っているだろう。

2025年1月19日:ネタニヤフ政権は17日、ガザ停戦協定を閣議承認したが、ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は18日、パレスチナ・ガザ地区でいつでも戦闘を再開する用意があり、米国の支持も得ていると主張した。停戦は1月19日の現地時間午前8時30分に発効。これは停戦の第1段階であり、42日間続く予定だ。



nappi11 at 00:03│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2025年01月18日 07:01
イスの右翼は、ガザへの入植(共存)でも納得せず、占領が目的。パレスチナ人を全て追い出す。どこへ。そんなことは知ったこっちゃ無い。
大昔のヨーロッパでも似た事をやっていたのだろう。だから追い出された・・・歴史は繰り返す。
2. Posted by 甲東   2025年01月18日 08:31
ロシアとイランが戦略パートナーシップ条約に調印したと。なるべくしてなっただけの事だが、正式発表に意味があるのだろう。
ネタも手を出しにくくなった。その分、ガザへ・・・

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