FireShot Webpage Screenshot #1850 - 'パリで異常事態発生!FireShot Webpage Screenshot #1851 - 'パリで異常事態ネットには多くの映像記事でEVの敗北、日本車の優秀さを述べた物が多いが、冷静な分析をした物は少ない。個人的に、アニメ声で早口の面白半分の映像記事には嫌悪感すら感じるのでじっくり見る事は少ないが、紹介する映像記事「パリで異常事態発生!パリのタクシー業界で誰も自国車を買わず85%がトヨタ車に、、」の映像記事は、よく分析されていて分かりやすく、音声解説の声質も好感が持てる。できれば、トヨタがHVの基本特許を無償公開している事も記述してもらいたかった。20230520053759またトヨタは、フランスの水素供給業者と組んでMIRAIのタクシー整備を進めており、現在では1500台のMIRAIタクシー:写真右 がパリを走っているという。左は、プリimg_ebf6bcc8bf4b71f85687ad537ea2c7301990148ウスHVのタクシー、カムリHVも多いと言う。

ところで、ハイブリッドより環境に良いとされ、ガソリンで走ることもできるPHEVの普及がなぜ進まないのかと疑問を感じる方もいるだろう。PHEVにも致命的な欠点がある。PHEVは「プラグイン」というだけあって充電しなければその環境性能を十分発揮することができないのだ。もちろんハイブリッドモードで走ることはできるが、重いバッテリーを搭載しているためハイブリッドモードでは通常のハイブリッド車より燃費が悪化してしまうのである。

乗り心地や安全性、メンテナンス、燃費、耐久性を無視して飛びついた中国、韓国企業のトップは、想像できないほど大脳皮質が薄っぺらいと言うしかない。
現在、トヨタやホンダのハイブリッドに対抗できる性能のハイブリッド技術を市販化できている欧州メーカーはルノーだけで、他社は簡易的な48Vマイルドハイブリッドに留まっている(そのため欧州製PHEVの車種は多いが、ハイブリッドモードの燃費は通常のガソリン車と大差ないものが多い。トヨタHV車は「高電圧フルハイブリッド」と分類される)。パリモーターショーでは今までBEV(EV)一本槍だった中国メーカーも日本メーカーに近いレベルのフルハイブリッド技術を搭載したPHEVを展示していた。これから欧州メーカーがどれだけ巻き返せるか、注目である。参考:豊田章男会長の戦略は正しかった…

nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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