Map_of_Weinan_in_China_540x420screenshot(71)中国北西部の陝西省(せんせいしょう)・渭南市蒲城(いなん-し‣ほじょう)で2025年1月2日、17歳の少年が学校の寮で遺体で見つかり、転落死したと発表された。直後、当局が真実を隠そうとしたとの主張がソーシャルメディアで広がり、暴力的な抗議デモが発生した。少年は「ダンDang」という姓で、蒲城職業教育センターの3年生だった。Xには今月6日、動画では、デモ参加者(多くは若者)が建物に押し寄せ、「真実を明かせ」と叫びながら警官らと衝突しているように見える。ニュース映像

FireShot Capture 347 - TheFireShot Capture 344声明によると、少年は寮で夜、寝ていたところ、他の学生らの話し声で目が覚めた。男子学生1人と口論になり、学校関係者がその場を収めた。同夜、寮の建物そばの地面で、他の学生が少年の遺体を発見した。声明は「生徒が学校の高所から転落した事故」と説明。警察が捜査と検視をしたとし、「現時点では刑事事件としては扱わない」と付け加えた。中国語ニュース映像

一方、インターネットでは、この話には裏があり、学校と当局が真実を隠しているとの言説が何日間にもわたって飛び交っている。少年について、以前けんかした男子生徒にいじめられて自殺したと、証拠を示さずに主張する人もいる。また、少年の遺体の傷は当局の説明と矛盾しており、遺体を調べることは長期間認められなかったとする、遺族の未検証発言も出回っている。この疑惑が蒲城の多くの住民らの怒りを呼び、少なくとも数百人による抗議デモにつながったとみられる。

FireShot Capture 345 - VOA Mandarin強まるデモへの警戒:抗議デモは数日間続いたとみられる。ソーシャルメディアに投稿された映像には、デモ参加者らが警FireShot Capture 348 - China_ Vi官に物を投げたり、警官に殴られ血を流したりする様子が映っている。

今週に入り、抗議デモは抑え込まれたとみられる。中国ではデモは珍しいことではない。ただ、新型コロナウイルスへの対策をめぐって中国共産党と習近平国家主席を批判した「白紙」デモが2022年に起きて以降、当局はデモへの警戒感を一段と強めている。右は、1月6日投稿のビデオからの学校前の様子 英文記事

国営メディアは蒲城のデモを報じていない。中国で当局が要注意とみなした事件の多くがそうだが、今回の事件でも、ソーシャルメディアに投稿された映像やコメントはほとんどが検閲され、見られなくなっている。

いじめが議論に:中国では近年、いじめが非常に難しい話題となっている。これまでも、生徒が死亡した事案が抗議デモを引き起こしている。中国の裁判所は先月、同級生を殺害した10代の若者2人に長期刑を言い渡した。今回のデモ後、何が起きたかの情報はほとんどない。ソーシャルメディアの投稿では、蒲城で見られる警官の人数がここ数日、大幅に増えているとされる。当局は、「うわさを立てたり、信じたり、広めたり」しないよう呼びかけている。(英語記事 Violent protests in China after student falls to his death)、、、一党独裁で警察国家中国に対し、日本はより慎重になるべきではないのか? 過去ブログ:2022年12月世界に拡散する中国の秘密警察と鈍い日本の対応:参考映像:ユニクロ会長が269工場閉鎖を発表!社員の家族も帰国!ユニクロがC国で終了・・



nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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