イスラエル軍が2025年1月2日、パレスチナ・ガザ地区中部ヌセイラトNuseiratの難民キャンプなどを爆撃し、過去24時間で少なくとも71人が死亡、100人以上が負傷し、大勢が瓦礫の下敷きになった。ガザ当局が明らかにした。アルジャジーラによると、ヌセイラトへの空爆では少なくとも1つの建物が全壊し、5人が死亡、ボランティアが行方不明者を捜索している。
パレスチナ通信(WAFA)はイスラエル軍が元旦から2日かけて市内各地を34回空爆したと報じた。南部ハンユニスkhan Younisでは1日、イスラエル軍が「安全地帯」に指定しているエリアが数回空爆を受け、少なくとも12人が死亡した。イスラエル軍はその後、北部ジャバリアjabaliaやガザ市Gaza Cityの複数の建物も空爆。100人を超える死傷者が出た。
パレスチナの人権団体アルハクは元旦の空爆を「狂気の沙汰」と非難。「、、ガザ地区ではこの世のものとは思えない大虐殺が繰り広げられている」と嘆き、イスラエル軍が安全地帯に指定したエリアを空爆していると非難。「安全地帯に指定することで市民を油断させ、人が集まったタイミングを見計らってミサイルを撃ちこんでいる」と主張した。
国連は2日、イスラエル軍が病院を標的にしていることを非難。医療施設への攻撃をやめ、医療従事者や患者以外の立ち入りを禁止する必要があると訴え、ガザ当局は1日、市内で7人目の乳児が低体温症により死亡したと報告。
これで低体温症による犠牲者は8人となった。数日にわたる大雨で多くのテントが水没している。記録映像
イスラエル軍は昨年末、北部ベイトラヒヤBeit Lahiyaのカマル・アドワン病院を制圧。酸素吸入や保育器を必要とする赤ん坊を含む400人近い患者が退避を余儀なくされた。ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は2日午後の時点で4万5581人、負傷者は10万8438人となっている。参照記事 英文記事 国連記事 英文記事 過去ブログ:2024年12月砲弾がかき消すジングルベル ガザ地区:
2025年1月5日:イスラエル軍が4日、パレスチナ・ガザ南部ハンユニスkhan Younisなどを空爆し、過去24時間で少なくとも59人が死亡、270人以上が負傷した。ハンユニスでは少なくとも3回大きな爆発が確認され、子供を含む少なくとも15人が死亡したとガザ当局が明らかにした。停戦協議はイスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相がハマス壊滅までガザでの活動を続けると宣言したため、何度も
停滞している。ハマスはイスラエル軍が離れた地域で再編成を続けている。参照記事 米国務省がイスラエルに80億ドル(約1兆2500億円)の武器売却を計画していると、現地メディアが4日に報じた。バイデン政権はすでに、2023年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエルに179億ドル(約2兆8100億円)の軍事支援を提供してきた。参照記事
コメント
大魔神は3回目が無いので、支持など関係無く好き放題だろう。ただ、戦争は好きでは無さそう・・・金が飛ぶ。
アメリカは相続税が無い。誰かがドカーンと当てると、子、孫は遊んで暮らせるし、それなりの地位ももらえる可能性大。犯罪を犯しても恩赦を受けられる場合すらある。よって、ポン多し。
日本でも政治団体などは似た様なことが出来るし、している。