2024年12月25日_uFF0Fウクライナ、首都キーウウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領は2024年12月25日、ロシア軍がクリスマスに合わせて大規模攻撃を行い、エネルギーインフラが被害を受けたと非難。弾道ミサイルを含む70発以上のミサイル、100機以上の攻撃ドローンが使われたと明らかにした。写真は、2024年12月25日/ウクライナ、首都キーウKyivの地下鉄駅構内(AP通信)ニュース映像:Russia targets Ukraine's energy infrastructure in 'massive' Christmas Day attack • FRANCE 24

現地メディアによると、首都キーウの一部を含む複数の都市で停電が発生しているという。ゼレンスキー氏はテレグラムへの投稿で、「ロシアはクリスマスに合わせてエネルギーインフラを狙い撃ちした」と書いた。

ウクライナ空軍は、ミサイルとドローン(無人機)を計184個探知したと発表。多くは撃墜されたか、標的を外れたとした。また、この攻撃で死傷者が出たとしたが、人数は明らかにしなかった。各地で停電が発生し、首都キーウでは住民らが地下鉄の駅に避難した:上。FireShot Capture 315 - クリスマスにウクラ第2の都市ハルキウKharkiv:右 では、50万人が厳しい寒さのなか、電気も暖房も水もない状況に置かれた。ウクライナ最大の民間電力会社DTEKによると、電力施設が大規模な攻撃を受けたのは今年13回目。ゼレンスキー氏は9月、国内の電力インフラの8割がロシアの爆撃で破壊されたと述べていた。

ロシア軍は声明で、「ウクライナの電力インフラや東部の都市を巡航ミサイルや弾道ミサイル、ドローンで攻撃した」と発表。「軍産複合体が運営するウクライナの施設に対し、長距離精密兵器とドローンによる攻撃を実施し、標的を全て破壊した」と主張した。

2375681cindexkkjウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は5カ月を超え、数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続き、ロシア軍はウクライナ北東部オスキル川Oskil river沿い、東部トレツクToretsk方面で反撃に出ているとみられるが、いづれも失敗していると報告されている。

ゼレンスキー氏は今週初め、クルスク州Kurskでロシア軍と共に戦っている北朝鮮軍兵士3000人以上が死傷しFireShot Capture 317 - ...It’s over! North Korたと明らかにした。映像:せん滅される北朝鮮兵士と露軍戦闘車ウクライナ無人機攻撃と戦場のクリスマスツリー:右は雪原の北朝鮮兵士。

北朝鮮は、ロシア向け武器弾薬、ミサイルの大量増産体制に入ったとの報告が在り、この事は、半島情勢の緊張にもつながる。 参照記事 参照記事  過去ブログ:2024年12月ウクライナの光ファイバーFPVドローンの効果と新兵器開発:12月ロシア国内の石油精製品の枯渇は時間の問題:参考映像:クルスクの戦略拠点の崩壊!北朝鮮傭兵部隊の全滅!ウクライナ北東部オスキル川Oskil riverで露軍の装甲車隊が全滅!モスクワも大規模爆発!

FireShot Capture 318 - まさかの誤射!?カザフでのロddc5f8c42024年12月26日ボクダン氏の映像記事に左の様な報告があるが、当ブログで使用の地図でルゴブLgovの場所に該当する地名はルホフLhovで、恐らく同じ場所だろう。精密砲撃が可能なハイマースHIMARSで多数のロシア軍将校らが犠牲になったとされる。

映像記事の 現地映像(クルスク、ロシア旅客機)FireShot Capture 319 - まさかの誤射!?カザフでのロシア旅客機は、カザフスタンの民間機が不時着し多数が死亡した内容もあるが、ロシア側がミサイルで誤射した可能性が高い。BBC記事では、アゼルバイジャンのバクーからロシア南西部チェチェン共和国に向かっていたアゼルバイジャン航空の旅客機が25日、カザフスタン西部で墜落した。

(JPEG Image, 233 × 216 pixels) hgFireShot Capture 323 - カザフスタンで旅客

同国当局によると、乗客乗員67人のうち38人の死亡と、数十人の生存が確認され、アゼルバイジャン航空J2-8243便は、カザフスタン西部アクタウ近郊に緊急着陸しようとしたが、FireShot Capture 322 - XユーザーのSpe墜落して炎上したと報じている。航空会社は、霧が発生したため進路を変更し、旅客機がアクタウから約3キロメートルの地点に「緊急着陸」したとし、ロシアメディアが報じた未確認情報では、旅客機は墜落前に鳥の群れと衝突した可能性があるとしている。しかし、映像記事で指摘しているように、旅客機の胴体には無数の弾痕が在り、損傷は2014年マレーシア航空MH17便撃墜を思い起こさせ、対空ミサイルが機体付近で爆発したと見でいいだろう:弾痕を写した映像。過去ブログ:2022年6月ウクライナ上空で撃墜のMH17便裁判審理終了オランダ:2016年9月MH17便撃墜はロシア製ミサイルだったと報告 オランダ:参考映像:「バードストライクではない」事故原因特定「パイロットの○○ミスの可能性」

th-13517544322024年12月27日:旅客機がウクライナの無人機の活動が報告されている地域を飛行していたため、アゼルバイジャン政府寄りのウェブサイト「Caliber」は匿名の同国当局者の話として、当局はロシアの移動式防空システム「パンツィリS:Pantsir-S」から発射されたミサイルが原因とみていると報じた。この見解は、米紙ニューヨーク・タイムズやユーロニュース、トルコの半国営アナトリア通信でも報じられた。参照記事 

FireShot Webpage Screenshot #1833 - 'Survivors of Azerbaijaアゼルバイジャン国籍の客室乗務員はABCニュースの取材に対し、「グロズヌイ(チェチェンの首都)上空を飛行中に下から突き上げられるような衝撃を感じた直後、3回、ドーンという大きな音を聞いた」と語った。乗務員はABCに、「機長は爆発後、近くの空港に着陸を要請をしたが、断られ、カザフに迂回し、その後、墜落した」と語った。生還した男性の乗客は27日、ロイター通信の取材に対し、「機体が大きく揺れた直後に外からバーンという大きな音が聞こえ、酸素マスクが落ちてきた」と語った。乗客乗員67人のうち38人が死亡、29人が病院に搬送された。参照記事  映像記事 日本語ニュース映像 

b9111bb42024年12月28日:38人が死亡した旅客機墜落について、ロシア航空当局は27日、本来の目的地である同国南部チェチェン共和国の空港周辺が、ウクライナによるドローン攻撃で着陸が「非常に困難」な状況だったと釈明し、墜落したカザフスタンKazakstan西部への行き先変更は「機長の判断」と主張しており、責任転嫁を図る姿勢がにじみ出ていた。機長も副機長も死亡している。声明は、航空会社があるアゼルバイジャン側が訴える「ロシア軍の防空システム誤射」には触れていない。不信感を示すように、アゼルバイジャンやイスラエルなどの航空会社はロシア便の運航停止を決めた。参照記事 



nappi11 at 00:02│Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2024年12月27日 05:59
大いにあり得そう。
しかし、アゼル機も随分な方向に回避した感じがする。辺り一帯全て見渡したかったかな・・・トルコの子分、イスとも仲良し。
2. Posted by 甲東   2024年12月27日 07:00
アゼル機墜落を受けて、イスが国営航空のモスクワ便をしばらく運休すると。
アゼル機は近く(?)を飛んでいたウのドローンの巻き添えになったという見方が出てきたが、ならば何故イスが急に・・・ドローンはずっーと飛んでいるが。
3. Posted by 甲東   2024年12月27日 10:55
ネタがいつイランに突っ込んでも不思議では無い状況。
ロシアがイラン北西部の防空を担うことになったとしたら・・・ありゃー、様子見しただけやのにきつい意思表示やんかー、旅客機も危ない。

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