Syria-control-map_December-8_2024 kkkju hhhgf hhgf政府の支援を受けるクルド人自治区の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」は2024年12月24日、シリア北部のトルコ国境付近の領土を奪還するため、トルコが支援するシリア国民軍(SNA)に対する反攻を開始したと明らかにした。

SDFは米の支援を受け、シリアにおけるイスラム国(ISIS)との戦いで主導的な役割を果たしてきた。その先頭に立つのはクルド人民防衛部隊(YPG)で、トルコはこれをテロ組織に指定しているクルド労働者党(PKK)の同盟組織とみなしている。

3f0e2376-s0ea23216-s今月初めに旧アサド政権が崩壊して以来、両陣営はトルコ国境付近の要衝マンビジとその周辺で衝突してきた。SNAは先週、SDFからマンビジ(Manbij;マンビジュ)を奪取。その後、米国の仲介により停戦協定が発効した。SDFはこの協定が期限切れを迎えたとして、SNAへの反撃を開始。現地メディアによると、協定発効後も各地で散発的な戦闘が確認されていたという。参照記事 過去ブログ:2024年12月エルドアン氏、米国へシリアのクルド人組織への支援停止求める:、、、下の図は過去2019年のブログから、シリア内の主なガス田、油田、パイプラインの分布状況。まだ資源の多くは長い紛争で未開発と言われている。その右図はマンビジの位置の拡大で、シリア北部の東西を結ぶM4ハイウェイが通る交通の要衝にあり、当時はシリア政府軍もトルコ支援民兵の南下に抵抗していた。 過去ブログ:2019年10月トルコの攻撃に対するクルド側の動きとイラン、米国の対応

e70ae74edc71ccab6beaae7fd6062a682024年12月26日オスマン帝国時代から続くトルコ人とクルド人の紛争は1980年代に本格化し、数万人が死亡したと考えられている。米政府の支援を受けるクルド人自治区の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」は今週、シリア北部のトルコ国境付近の領土を奪還するため、トルコ政府が支援する「シリア国民軍(SNA)」に対する反攻を開始した。

トルコのエルドアン大統領(Getty-Images)-2-1536x1024トルコのエルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は25日、シリアのクルド人自治区で活動するクルド系組織に武器を捨てるよう命じ、応じない場合は「滅ぼす」と警告した。

エルドアン氏は首都アンカラの国会で演説。「シリアのテロリストは武器を捨てるか、滅ぶか、選択することになる」またエルドアン氏は「クルド系組織を根絶やしにする」と強調した。と語った。参照記事 、、、こんなギャングまがいの発言にエルドアンの狂気が垣間見える。其の根はイスラエルのネタニヤフ、ロシアのプーチンと同じく、共存、協議より民族主義、敵視政策を優先し、武力行使を当然としている。21世紀はそんな時代になるのかもしれない。理想主義は侵略を見過ごしたウクライナ戦争で吹き飛んだ、、、。東西冷戦の雪どけに合わせ、まるで世界中で、マンモスや恐竜が生き返ったかのようだ。今世界は余りにも多くの紛争を抱えている。かろうじてまだ地域紛争では在るが、、。参考記事 



nappi11 at 00:01│Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2024年12月26日 06:00
確かに悪い方向に向かっている様な。アメリカが相当てこ入れしているのでしょう。
ダラダラ長期戦ですね・・・大魔神ならあっという間の撤収もある。

アラウィー派への嫌がらせが始まった感もある。新政権本流も未だ未だ流動的。
2. Posted by 甲東   2024年12月26日 16:33
口で言うほどトルコもしゃかりきでは無い。半分はアメリカへの牽制だろう。
アメリカの意図の方が怪しげ。
3. Posted by 甲東   2024年12月30日 06:13
トルコの親クルド政党の発表ではあるが、オジャランが折れそうな雰囲気。
新年早々、記者会見があるかな。早くやれ。

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