

米誌「コンシューマー・レポート」 Consumer ReportsCRによる最新調査によれば、2024年は電気自動車(EV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)の信頼性が大幅に伸び、ガソリン車との差が縮まったことがわかった。同調査では、EVはガソリン車よりも平均して42%多くの問題があったという。だが、2023年度の79%に比べ、大きな改善がみられ、コンシューマー・レポートで自動車テストのシニア・ディレクターを務めるジェイク・フィッシャーJake Fisherは、「EVとPHEVの技術は成熟しつつある」と米紙「ワシントン・ポスト」に語っている。

一方で、PHEVは燃費を良くするためにガソリン車から買い替える消費者が増えており、ガソリン車とほぼ同程度の信頼性があった。フィッシャーは、PHEVについて「PHEVはガソリン車よりも静かで、速く、運転しやすいです。先駆者であるトヨタを中心に20年以上の改良が続いています」と語っている。
2025年1月3日: 米国の2024年の新車販売台数が1600万台に迫り、19年以来の高水準になる可能性があることが、大手自動車メーカー各社が3日に公表した統計で分かった。販売奨励金の拡充やハイブリッド車(HV)への需要急増などが下支えになった。
メーカー別では、米ゼネラル・モーターズ(GM)が前年比4.3%増の270万台。23年に続き首位の座を維持した。トヨタ自動車は前年比3.7%増。「カムリ」やスポーツ多目的車(SUV)RAV4のほか、ハイブリッド車が増加した。米フォード・モーターは4.2%増。ハイブリッド車の販売台数が電気自動車(EV)の約2倍になった。一方、欧米自動車大手ステランティスは減少。米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)も減少した。参照記事