紹介する最近の映像では、北朝鮮兵より以前に、金銭目当てと「ウクライナのファシスト（独裁主義）打倒」という勘違いな正義心からロシア軍に参加した中国人義勇兵が紹介されている。プラットフォーム X への「海外リーク」アカウントからの投稿では、ロシアで傭兵として働いている中国人が自分たちの決定を後悔しているとされ、ある義勇兵によると、当初の志願兵421名のうち残っているのは6名のみで、そのうち4名は安徽省出身、2名は河南省出身であるという。
映像は、これまでロシアの北朝鮮兵を紹介したとされる映像も混じっていて雑な編集だが、映像の初めに出てくる中国人男性は、この中国人義勇兵のまとめ役の様だ。戦場での余りの悲惨さと、水も食料も不足し、ロシア軍に弾除けに利用される現状や、ロシア内の中国大使館へ泣きつき中国政府の補償を求めたが、「個人的な問題」としてまったく取り合ってくれなかった嘆いている。最前線の塹壕に送り込まれた中国人義勇兵は、余りの被害に逃げ出しても、1年の契約だとして、また前線に送り返され、冒頭の男性は体調不良でさっさとロシアから逃げ出し、今になってロシアの誘いに乗るなと訴えている。
