

小売店を苦しめる強盗や万引きは、個人の衝動に留まらず、組織犯罪として行われている例がある。街角でのサプライズ「フラッシュモブ(flash
mob)」になぞらえ、集団で店に押し入りいっせいに窃盗する行為は、「フラッシュロブ(flash rob)ニュース映像」とも呼ばれる。地元紙のサンフランシスコ・クロニクルは昨年9月、ティーンエイジャーたちを率い、フラッシュロブを何度も実施した女の事例を報じている。記事によるとサンフランシスコ警察は、組織的な万引き事件10件に関与した疑いで、24歳の女性を逮捕した。警察によれば、これらの事件で盗まれた商品の総額は約4万4000ドル(約670万円)にのぼる。女は8人ほどの共犯者とともに店内に入り、商品を盗み出したほか、63歳の男性に暴行を加え、重傷を負わせた疑いが持たれている。 参照記事 別映像

業界団体の全米小売業協会(NRF)が2020年に出した報告によれば、組織的な小売犯罪による損失は10億ドルの売上あたり約71万9548ドル(約1億円)を占めていた。英フィナンシャル・タイムズ紙はアメリカの例として、犯人たちが集団で雇われ、商品が再販目的で売りさばかれてゆくと報じている。米国での問題はこれだけでなく、この映像では、集団で店を破壊している。 日本でも「闇バイト」や外国人窃盗団による「計画的窃盗」が話題になっている。先手を打った監視や入国規制が必要だろう。立法府が「裏金騒ぎ」では期待はできないか?

コメント
2. Posted by 甲東 2024年11月02日 12:57
狭い国土に閉じこもっている日本人にはピンと来ないところもあるが、欧米人というのは自身(の近しい先祖)が移民、難民の経験者。ドンドン受け入れる素地があるのだろう。しかし、長らく平和な時代が続くと、既得権益の死守の方が強くなるのかな・・・自分達が追い出した民族には全く頭が上がらないか。平身低頭。それもなー、身勝手。
豊富な資源のお陰、各人好きにやりなはれ主義のお陰なんだろうなー。しかし、何事にも限度があるだろう。煽る奴がトップになりそうだし。